小田原    神奈川トップ  

小田原は戦国時代に北条早雲の居城となった小田原城を中心に
鎌倉時代から豊臣秀吉の小田原城攻めまでの間、関東の中心と
して栄えた街です。
現在は箱根への入り口として、また蒲鉾の産地として有名です。
「ういろう」は名古屋のお菓子として有名ですが、元はと言えば、
小田原の外郎(ういろう)家が作っていた薬で、その後作った菓子が
有名になり、菓子のういろうのほうが名が通るようになりました。
明治時代に名古屋で青柳ういろうが作られるようになり、いつしか
こちらの方が本流のようになったようです。


南側入り口の御茶壺橋(小峰橋)

橋の横のお濠は蓮池になってる

残念ながら蓮の花には早かった
 小田原城は小田原駅のそばにありますが、
 意外に行った方は少ないのではないで
 しょうか。
 元の城は元禄16年の大地震ですべて焼失
 崩壊し、その後再建されたものの、明治維新
 後転売解体され、昭和35年に復興された
 ものです。従い、天守閣をはじめ、建造物の
 ほとんどは復元のものですが、北条氏を偲ぶ
 縁とはなるでしょう。国指定の史跡です。 

御茶壺橋を渡ってすぐ右手に
御茶壺曲輪(左)があります。
住吉橋(上)を渡ると銅門(あか
がねもん)に出ます。
 銅門(あかがねもん)は二の丸の正門となります。平成9年の復元です。

左は常磐木門への入口の濠に
架かる常磐木橋です。上は橋の右手
本丸東堀跡に植栽されたアジサイ群。
堀の幅は20mあったそうです。
常磐木門(左)は小田原城本丸
の正門にあたり、最も大きく堅固に
作られていたようです。
周囲の多門櫓と渡櫓を配した枡形門の
構造をもっています。昭和46年に復元
されました。(銅門も同じ枡形門です)
 
下は天守閣で江戸時代の図面に基づき
昭和35年に復元されています。
3重4階の天守に付櫓、渡櫓を配して
います。内部には小田原の歴史を
伝える資料が展示されています。
高さは鯱鉾まで約40mあります。

天守閣から眺めた小田原駅(正面)。
左は台湾からの観光客が貸衣装を
纏って記念撮影していました。
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