喜望峰とケープポイント

ケープ半島の突端にある喜望峰は1488年にポルトガル人の
B.ディアスが「嵐の岬」と命名。その後、ポルトガル王がインド航路の
発見を期待する意味で喜望峰と改名、1497年にバスコ・ダ・ガマがこの岬を
通ってインドに到着しています。
喜望峰はアフリカ大陸の南端と思われるケースが多いですが、実際は
南西端で南端は喜望峰より東寄りにあるアガラス岬になります。

喜望峰は南端ではなく    
アガラス岬がアフリカ大陸
の南端になります。
喜望峰の標識にはアフリカ大陸
最南西端と表記されていました。
観光客の誘致のためでしょうか、
現地ツアー会社から
こんな証書をもらいました。
訪問記念にはなるでしょう。
この証書には
Southern tip of Africaと
なっています。
まあ、良いんでしょうねぇ。
喜望峰自然保護区から
フォルス湾の
眺めです。
保護区の台地です。
白色、黄色などは
全て花です。
植物保護区に含まれて
います。
花ではなくブッシュの
広がっている場所も
あります。
見える海はフォルス湾
で、インド洋に
繋がっています。
まずは喜望峰へと
向いました。
この崖が喜望峰です。
この海岸はまだ
大西洋側です。
大きな海藻が
打ち上げられていました。
現地アフリカン表記の
「Cape of Good
 Hoop」です。
下には
アフリカ大陸の
最南西端と
記載されています。
喜望峰の1kmほど
南寄りに
ケープポイントが
あります。
ここへはケーブルカー
で登ります。
ケーブルカーの
終点には1860年に
作られた灯台と
旧灯台要員の
宿舎があります。
灯台はしばしば霧で
光が見えなくなるため
現在は使われず、
ケープポイントの
下の方に新しく
作られています。
宿舎跡は売店として
利用されています。

*説明板です。
ケープポイントです。
ここで大西洋と
インド洋が出合います。

*ケープポイントの
 表示板です。
ケープポイントから
眺めた喜望峰(左端)
です。
ケープポイントからの
ケープ半島の眺め
です。
左は大西洋、
右はフォルス湾(インド洋)
です。
ケープポイントから
シドニーまで1.16万キロ
リオまで6千キロ、
北京まで1.3万キロ
ニューヨークまで
1. 25万キロ
ニューデリーまで9.3千キロ

*パリまで9.3千キロ
 ベルリンまで9.6千キロ
 エルサレムまで7.5千キロ

残念ながら東京の
表記は有りません。
 灯台からバスの駐車場まで帰りは徒歩で下りました。その間に
 保護区の花々も色々見られました。全てこの地の固有種です。
 下記は花シリーズです。