ロベン島

ロベン島はケープタウンの沖合12km程のテーブル湾にある
小さい島です。ここは世界遺産に登録されています。
この島は元々ハンセン病患者の隔離に利用されていたそうですが、
17世紀の終わりころから刑務所として利用され、1959年以降は
政治犯の収容所となったそうです。
アパルトヘイト政策の時期にはマンデラをはじめ、多くのアパルトヘイトに
反対する人たちが収容されていました。
1996年に刑務所が閉鎖され、1997年からは博物館として公開されると
ともに1999年には世界遺産に登録されました。

ロベン島へは
ケープタウンの
専用桟橋から
このフェリーで
渡ります。
毎日午前1回
午後2回往復
しています。
ロベン島での
観光の間
この船は待機
しており、
観光終了後
同じ船で
ケープタウンへ
戻ります。
ロベン島の
船着き場です。
このバスで島内を
廻ります。
島内のガイドは
元囚人ではありません。
我々のバスは
女性のガイド
でした。
島内の刑務所です。
国旗の立っている
所が正門に
なっています。
この刑務所は
黒人の囚人のみ
収容され
白人の場合は
プレトリアの
刑務所に収容
されていました。
刑務所の横にある
墓地です。
島内で亡くなった
人たちが此処に
葬られます。
囚人が石灰石を
切りだしていた
現場です。
マンデラもここで
労働をしていました。
掘削場には洞穴があり
トイレになっています。
ここには監視員が
入ってこないので
囚人の息抜き場、
囚人同士の
歓談場になって
いたそうです。
また、高等教育を
受けた囚人が多く、
無学の囚人に
ここで色々教育も
行ったそうです。
この石積は
マンデラが出所の後
1995年2月に
ここを訪れた際、
1個の石を積んだら、
集まった元囚人も
一人ひとりと石を
積み上げた結果だ
そうです。
石積みの教会です。
1895年の建設。
ハンセン氏病
隔離施設の中で
唯一現存する
建物です。
管轄が教会のため
残ったそうです。
他の建物は伝染を
恐れ全て壊された
そうです。
ロベン島で
最も古い建物の
教会です。
1841年の建設。
現在の建物は
改修されたもので、
結婚式などに使われて
いるそうです。

*裏画面は
  教会に貼られて
  いたプレート
  です。
刑務所の職員が
住んでいた住宅です。
現在も利用されて
います。
島の小学校です。
1894年の設立。
両翼は1990年ころに
増築されています。
島の北端から見た
テーブルマウンテン
です。
ここからの眺めが
一番美しいと
言われています。
イスラム聖人廟
です。
1969年の建立です。
刑務所の入口にある
国旗掲揚台です。
右手が入口になります。
囚人の労働場所で
内庭になっています。
独房棟です。
マンデラも
ここに収容されて
いました。

*マンデラの収容
  されていた部屋の
  内部です。
  当時に与えられた
  道具と同じものだ
  そうです。
集団房棟です。
集団房棟内での
説明です。
説明員は元囚人で
当時の状況を説明
してくれますが、
説明は訛りのある
英語で、ツアーの
添乗員が通訳
してくれましたが、
十分な理解には
至りませんでした。
集団房の一部です。
ここには60名位
収容されていた
そうです。
寝具は当初上の写真
のマットが与えられた
だけだそうで、その後
ベッドが使えるように
なったそうです。
正面のキリストの絵は
囚人が当時描いた
物だそうです。
ロベン島の船着き場
の壁に埋め込まれて
いる写真です。
当時の囚人の様子が
写されていました。
船上から見た
ロベン島北端部と
テーブルマウンテンです。
テーブルマウンテンから
望遠で撮った
ロベン島の全景です。
ちょっと見難いですが…
刑務所は右端の
部分になります。