ターフゥア村
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村の名前になっているターフゥア(The Heua)とは船着場という意味らしいです。
ナムグム湖(Nam Nguam Lake)に面しているからでしょう。湖は灌漑用の人工ダムですが、魚類の養殖が
行われているようです。ナムグム湖は琵琶湖に匹敵する広さがありますが、乾季と雨季の湖水面差はかなりあるとの事です。
道路沿いに湖で獲れた魚の干物や燻製が大量に並んでいます。湖の魚はここでしか買えないのだそうです。
通り(国道13号)の両側にずらりと
干物屋さんが並んでいます。

車の排気ガスや、砂埃が多いですが、
売り子さんたちはいっこうに気にもせず、
また、売らんかなのしつこい客引きもなく、
粛々と仕事をしています。
ずらりの並ぶ各種の干物や魚醤が
デザインされたように店先を
飾っています。
乾燥中兼販売中の干物です。

大小あり、魚の名前は不明です。
出汁にすれば美味しいだろうと思われる
小魚の干物も並んでいます。
見ているだけでも楽しくなるような
干物達です。
これは乾燥させた水牛の皮です。
やはり食べ物です。
柔らかくなるまで煮込むのだそうです。
ラオス料理の一つです。
ラオス独自の調味料であるパーデーク
(魚醤)だったと思います。
佃煮になった小魚とレモングラスで、
日本人の口にも合う味でした。
ラオスにおける地域モデルによる
一村一品推進プロジェクトである、
ODOP(One District One Procuct)
を看板にも標榜したこの村の
特産品は湖の魚の干物です。

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