シュエターリャウン・パゴダ
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シュエターリャウン・パゴダの寝釈迦は
長さが55m、高さ16m、顔の大きさ6.86m、
耳の長さ4.57m、目の幅1.14m、
鼻の長さ2.29m、首の長さ2.29m、
掌の長さ6.71m、足裏の長さ7.77mあります。
ヤンゴンのチャーウット・ジ―・パゴダが
1966年に再建されるまではこの寝釈迦像が
ミヤンマーで最大でした。




寝釈迦像の台座の裏側には下の写真の
ように、10枚の絵が嵌めこまれています。
どのようにしてここの寝釈迦像が出来たかの
説明を絵物語にしています。
左は@の絵:ミガディバ王が異教の神の貢物に
        する獲物を狩りに息子を森へ
        行かせます。
        
右はAの絵:王子が森へ従者とともに
        出かけます。
左はBの絵:王子は森へ行く途中で
         高貴な女性に出会います。
         彼女は仏陀の信者です。

C、Dは王子が彼女を城に連れて戻る経緯が
描かれています。
Dでは彼女が異教の像への礼拝をしないため
法廷へ出されます。

右はEの絵:法廷の状況です。異教の神への
        貢物として彼女と彼女の付き人を
        殺すように王が指示します。
左はFの絵:異教の神像の前で彼女が
        祈りをささげると、像は粉々に
        なりました。

右はGの絵:これを見た王様は自らの宗教の
        非を認め、王子と彼女を自由に
        するとともに仏陀の像の制作を
        指示しました。

Hの絵は寝釈迦像の制作の経緯を
描いています。
Iの絵:ミガディバ王は今や仏陀の
     信奉者となり994年に寝釈迦像が
     完成し、その像がシュエターリャウン・
     パゴダの像そのものであるとの事です。
寝釈迦像の頭部の枕絵です。
ここにも物語が絵にしてあります。
ここの物語については詳細を
聞き漏らしました。
寝釈迦像の足裏には千輻輪相が彫られて
います。
仏足の傍を尼さんが通っていました。
ミヤンマーの尼さんの袈裟はピンクです。

右手に張られている紙には
写真やビデオを撮る場合の料金が
表示されています。
携帯やカメラは300チャット(約40円)です。

足の組み方が右足の裏が上を向いており
なかなか難しい組み方になっています。

足元に従者の像が置かれています。
下に正面から見た従者の像が有ります。
寝釈迦の台座の下には寄付をした人の
名前が貼られています。
右下は日本人の寄付です。
他の場所にも同じようなプレートが貼られて
いて、結構日本人も寄付しています。
足元の従者の像です。
かわいい坊やもお参りに来ています。
ミヤンマーのどの寺院、パゴダでも
家族連れが目に付きます。
小さいころから宗教心を育てているのでしょう。
本堂の上から下を見ると
色々なお店も出ていて、
これは美容室のようです。
左手にあるのはタナカの木で、
これを擦って粉にして水で溶いて
顔に塗っています。
タナカの木のほかにも
左端のオレンジっぽいのは子豚の丸焼き。
その右は鶏の丸焼き、右手の小さい椅子の
上は鶏の切り身の焼いたもの、その右は
鶏の半身や手羽先の焼いたものなどを
売っています。これらは多分喜捨用に
使われるのではと思います。
こちらは大根や芋なのどの野菜系です。
右端は化粧品のようですので、
美容室なのでしょう。
ここでは魚の干物を売っていました。
ナマズだそうです。
入口は土産物や、礼拝用品などが
売られていました。
左のご婦人の衣装はミヤンマーの正装の
ような気がします。
その向こうには尼さんがいました。
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