シュエダゴン・パゴダ
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2600年前に建てられたシュエタゴンパゴダは、仏陀の聖髪が安置されていると言われています。言い伝えによると
商人である兄弟タポゥタとパッリカがインドで仏陀より聖髪をもらい受け、ヤンゴン(当時オッカラパ王国)へ戻って来ました。
オッカラパ王が彼らから聖髪を受け取り、聖なるシングッダヤの丘の上に安置してシュエダゴンパゴダを寄進しました。
その後、歴代の王と権力者達がパゴダの増築を進め、15世紀中期にモン族の女王シンソープによって今現在近くの高さにまでなりました。
時代が移ってもミャンマーの人々は仏陀への感謝の気持ちを込めて様々な高価な物を寄付してきました。
パゴダの一番上には8万個以上の様々な宝石で装飾した傘が差してあります。
シュエダゴン・パゴダの全景図です。
東西南北に入り口が有ります。
一般観光客は駐車場のある南から入るようです。
案内書では東西南北すべての入り口にエレベーターが
設置されており、その乗り場がパゴダの入場券売り場にも
なっているようです。

中心のパゴダの大きさは 高さが326f(約100m)、
丘の高さが190f、広さは46ha、パゴダの周囲のテラスの広さは
6haあります。

塔頂の飾りは傘と呼ばれています。
このパゴダの傘の一番上にはダイヤモンドの球と呼ばれる
飾が有り、嵌められているダイヤの数は4,351個、
総カラット数が1,800カラット、一番上のダイヤの大きさは
76カラットあります。
これらは全て信者からの寄進によるものだそうです。
シュエダゴン・パゴダは60mくらいの
丘の上にありますので、徒歩で登れる
道もありますが、エレベーターで上がります。
我々は南のエレベーターで上がりました。
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上がった場所にこのような長い参道の
橋が有ります。
この橋から眺めるシュエダゴン・パゴダ
の南にあるマハウィザラ・パゴダです。

このパゴダの奥の方が英国統治時代の
建物のある地域です。
南口エレベーター乗り場の西側に並ぶ
寺院建物です。
形も大きさも少しずつ違います。
何に使われているのかは判りません。
A南口のすぐ傍に有る菩提樹です。
1926年にインドのブッダガヤから
持ち込まれたものだそうです。
南口から眺めたパゴダの状態です。

修理中で塔頂部以外は竹や蓆で
蔽われていました。
南正面からのパゴダの姿です。
上の真向かいにあるお堂では
信者さんが礼拝を行っていました。

仏像の数が色々沢山あります。
日本のお寺の本堂とは少し様相が
異なっています。
Dヒスイ製の仏陀です。
白い塔の中に仏像が安置され
一つ一つ異なる仏像です。
パゴダの西口付近の景観です。
左の建物が西の出入り口です。
西から眺めるパゴダです。
西の入り口近辺の景観です。
これは比較的大きな仏像です。
こうした仏像もミヤンマーの金持ちの
寄進だそうです。
寝釈迦と屋内周囲には釈迦の
修行の過程の描かれた絵が
掛けられています。
この絵は背景にゴールデンロックが
描かれており、上部に1926年の
木札があります。、
北西のコーナーにある
仏像群です。
四角い塔の壁面には72枚の絵が
描かれています。
釈迦の物語のようです。
Fパゴダの北口前にはこのような
礼拝広場があります。
大勢の信者が集まって礼拝を
行っていました。
左はCの場所にあるキングサラヤワディの
鐘です。重さは42トン、高さが2.6m、
直径は3.34mあります。

右はGの場所にある写真館に有った
ダイアモンド球(Diamond Orb)の
写真です。本物は境内にある博物館に
所蔵されています。

ナウンダウジ―・パゴダです。
高さは46mあります。
聖髪は到来当時このパゴダに納められ、
その後シュエダゴン・パゴダが作られて
ここに納められました。

そのため、ナウンダウジ―・パゴダは
お兄さんパゴダと呼ばれているそうです。

シュエダゴン・パゴダでは毎日ライトアップ
されています。
暑い地域だけに、夜間の涼しい時に
お参りに来る人が多いようです。
夜でも多くの信者がお参りに来ています。

仏陀の安置されている場所は照明がされ、
明るくなっています。
光背は電飾で回っています。

日本の人は「なんだこれ」と言った
印象のようです。
夜の方が仏像がハッキリ見え、
ありがたみも増すようです。
南口前にあるお堂も昼夜に関わらず、
大勢の信者やがお参りしています。
大人だけではなく、子供連れも多いです。
子供もちゃんと礼拝の仕方を学んでいます。
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