2018年の桜
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2018年の桜の開花は全国的に早くて、東京では今年は3月17日に開花後、7日で満開を迎えました。
東京の満開は1953年の統計開始以来、2002年の3月21日、2013年の3月22日に次ぐ三番目の早さだったようです。
昨年は東京の開花が早い割にはほかの各地ではほぼ平年並みか遅れ気味でしたが、今年は各地ともに早い開花で、
我が家でも3月20日に開花しました。
今年の花見は東北へと向かいました。みちのく三大桜見物を決めた後、開花が早いとの事で、別に福島県の三春の滝桜の
観桜ツアーに参加しました。何れも、グッドタイミングで、ほぼ満開の桜を堪能できました。
逆に、地元での花見は満開前と満開後の時期外れとなってしまいました。
夫々の地域ごとに掲載済みですが、未掲載写真を主体に2018年の各地の桜の状況を並べてみました。
東北地方の桜
4月10日に福島県福島市の花見山公園、三春町の三春の滝桜、4月26日〜28日に
みちのく三大桜(北上、弘前、角館)を見に行きました。その時の様子です。
福島・花見山公園
福島市渡利にある阿部家の所有する山林で、花卉園芸農家の阿部家が大正時代より
花木を植え続け、1959年(昭和34)に一般開放された公園です。
福島へ向かう東北自動車道の
栃木県宇都宮「上河内SA」の桜です。
手前の桜はほぼ葉桜状態ですが、
奥の方の桜はまだ花が見られました。
画面にポインターを置くと奥の桜も
ご覧いただけます。
バス駐車場から公園入口までの
途中の道で咲いている桜です。
バスの駐車場から公園入口までは
約800mあり15分程かかります。

その途中で眺められる風景です。
阿部家の山が花木を植えたことで、
周辺の山にも種々の花木が植えられる
様になったそうです。

地域全体が花見山になっている
感じがします。

「花見山公園」の入口です。

個人の持ち物とは思えない規模と
内容の公園です。

花木の種類も多く、桜のみならず、
ウメ、レンギョウ、ボケ、サンシュユ、
モクレン、ハナモモなどの色々な花を
楽しめるようになっています。

入場料は無料ですが、自家用車では
入場できません。臨時駐車場から公園
入口までのシャトルバスの乗車賃として
一人500円の協力金を納めます。
観光バスは1台当たりの駐車料1万円が
協力金となっています。
公園に入ってすぐの所に有る
枝垂れ桜です。
花見山の中腹から眺める
里村の風景です。

桜が満開です。
桜の間から安達太良山系を
望むことが出来ます。
雪を冠った山頂と桜の色が
良くマッチしています。
福島・三春滝桜
福島県三春町にある日本三大桜に数えられる滝桜は、樹齢1千年以上と推定され、
1922年(大正11)に、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定されたる名木です。
三春の滝桜です。

4月10日でこの状態で、まさに
満開です。
例年は4月中旬に満開になるようです。
昨年はこの時期に蕾が膨らむ程度で、
満開は19日だったそうです。
一昨年(2016年)は開花が早くて
今年同様に10日頃には満開に
なったようです。

旅行社や観光バス会社は観桜時期の
設定に苦労することでしょう。
4月10日は通常ならまだ開花するか
どうかの時期で、観光客も極僅かです。

通常の満開時には普通に歩けない
状態になるそうです。

丁度、菜の花も満開状態です。
瀧桜の奥にはソメイヨシノが並んでいます。
これらの桜も満開でした。

高台に登ると吾妻連峰が眺められます。
菜の花と滝桜のコラボレーションです。
衣を着た巨人が駆け出そうとしているが
如き樹形です。
滝桜の全景です。
早目に来たことで、ゆっくりと
桜を楽しめました。
駐車場近くのソメイヨシノもまさに
満開状態でした。
東京都の桜
今年は桜の時期に都内へ出る機会が少なく、満開の桜見物とはなりませんでした。
3月27日に都内へ出る機会があり、高速バスの車中から一部都内の桜を鑑賞できました。
ほぼ満開の桜でした。
佐倉から都内への高速バスが渋滞の為、
従来の高速道の途中から一般道へ降り、
都内を走りました。

その折に、相生橋付近から見た豊洲運河
堰堤の桜の一部です。

運河沿いに石川島公園の桜並木が
見られましたが、相生橋の上からは
橋が邪魔で写真にはなりませんでした。
渡った後ではこの角度が精一杯でした。

左手方向に公園が延びています。
約束の11時には30分以上の余裕で
到着予定の高速バスが、渋滞の為、
一般道走行で、ほぼ、1時間遅れの到着。

日本橋の桜通りでゆっくりと花見の予定が、
外堀通りから眺めるだけで終わりました。

満開の桜通りの桜並木です。
佐倉近辺の桜
2018年の佐倉の桜は例年より2週間近い早い開花で、満開も3月末でした。従来の感覚で、
4月に予定していた花見会は遅咲きの八重桜のあるところではまだ花も見られましたが、一般的に
散り終わりの花筵見物になりました。

例年4月に入っての開花だった我が家の
桜も、この年は3月20日に3輪の開花で
桃よりも早い開花でした。
3月24日には樹の下部分が全体に開花
しており、4分咲き位になりました。
今年は早そうだと言うことで、
佐倉でも桜で有名な小林牧場へ行って見ました。

3月24日ではさすがにまだ3〜4分咲きで
人出で埋まる桜並木も閑散としていました。
ただ、奥の桜1本は8分咲き程度まで
開花が進んでいました。
小林牧場からやはり佐倉でも桜で
有名な「印旛沼公園」に回ってみましたが、
やはりここでも2〜3分咲きでした。

それでも、家族連れが咲きかけの花を
楽しんでいました。

画面にポインターを置くと
一部咲いている桜をご覧頂けます。
3月31日には佐倉城址公園では
既に、さくらまつりが始まっており、
満開の桜を楽しむ人たちが訪れて
いました。

それでも、例年より早い満開に
花見客も追いつかなかったのか、
人出もそこそこと言う感じです。
同じく3月31日の歴史民俗博物館前の
馬出の堀の桜です。
こちらは4月3日の我家の墓のある
霊園の枝垂れ桜です。

娘の命日が18日の為、墓参りでは
桜の咲く状況を見ることはできず、
2018年に初めて満開の枝垂れ桜を
見ました。
4月3日には我が家の桜も満開で、
桃の花も開花しました。

我家のさくらは根が張らないようにと、
毎年枝を落とすため、樹勢は余り
良くないけれど、毎年花を付けます。
4月6日に佐倉城址公園で町内の
人達と花見会です。

ソメイヨシノは完全に葉桜状態ですが、
八重桜が満開になっていました。
城址公園には約50種、1100本の
桜があり、満開の時期も夫々異なる
ことから、結構長い期間花見を
楽しむことが出来ます。
佐倉城址公園の八重桜の下で
花見会をやっている人たちの周辺は、
ソメイヨシノの花の絨毯になっています。
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