2017年の桜
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今年の日本の桜は、東京都で3月21日には開花、3月中に満開となりましたが、ほかの地方では例年より遅れ気味で、
関東では4月初旬の開花、中旬に入って満開を迎えるところが多かったようです。都内の桜は4月初めには満開でした。
関西では例年4月初旬に開放される大阪造幣局の桜の通り抜けも、2017年は4月11日〜17日と1週間遅くなりました。
例年何処かへ花見に行くのが、今年は遠出は出来ず、中学の同期会の開催を機に、大阪、京都で少し桜を楽しみました。
我が家の桜も今年は4月に入ってやっと開花しましたが、例年大幅に枝落しをするために、樹形が貧素になり、花付も
多くありません。庭に根を張るのを避ける為ですが、少しは伸ばしてやろうかと思っています。
今年の桜を以下に纏めてみました。ゴルフ場の桜が結構立派なのですが、カメラ持参せずに、残念ながら画像が残っていません。
大阪造幣局通り抜けの桜
4月14日に通り抜けてきました。
造幣局には130種、350本の桜が植えられています。
満開状態で、なかなか立派でした。
大阪造幣局へ向かうため、
京阪電鉄天満橋駅で下車しました。

この駅は大学への通学の際に利用していた
駅ですが、すっかり変わっていました。

川は淀川の支流・大川です。
左奥は中之島になり、
その先では安治川となります。
両岸には桜並木が続きます。

川にはクルーズ船が往来しています。
桜の期間は特にお客が多いそうです。
駅から造幣局へ向かう天満橋は
行列が続きます。
造幣局南門です。

桜の通り抜け期間は南口から北口への
一方通行となり、後戻りが出来ません。
ここから出口までひたすら前進あるのみです。

2017年の通り抜けは4月11日から17日
までの看板が出ています。

この期間は園内の造幣博物館は
休館となります。
北口入ってすぐの眺めです。
メイン通路は右側で、左側からも
合流できるようになっています。

正面の桜は「水晶(すいしょう)」です。
「花は白色で小さいが気品がある」と
説明されています。
今年の花に指定されている「鬱金(うこん)」
です。

花は淡黄色で、うこんの根の色に
似ていることから名付けられているそうです。
局内の桜は130種あるとされており、
一部は後出の「色々な種類の桜」の
ボタンからお入り頂くページで説明しています。 
金曜日と言う平日の午後にも拘らず、
大勢の見物客で溢れています。

通りの両側には種類の異なる桜が
ほぼ満開状態で続きます。

所々に投句場所があり、投句して
選ばれると、桜の木に短冊をぶら下げて
貰えます。
この日、最も多くの人を集め、
スマートフォンでの撮影者を最も多く
集めていた「雨情枝垂」です。

満開の枝垂れ桜はなかなか見ごたえが
あります。
青い空に白、淡い桃色、鮮やかな紅色の
桜が映えています。

立ち止まると人がぶつかってくるので、
皆さん、シャッターチャンスをとらえるのに
苦労しています。


「夕暮(ゆうぐれ)」と名付けられた
桜です。

花は大輪の淡桃色、夕暮れに美しいと
言われています。花弁数10枚を有する
里桜で芳香がある、と説明されて
います。

通り抜けの桜の種類は多いですが、
その一部を下記ボタンから入れる
ページに纏めて掲載しています。

色々な種類の桜
造幣局北門です。
北門の前の通りを挟んで向かい側は
桜の宮公園となっており、
園内に「泉布観(せんぷかん)」と言う、
1871年(明治4)に建てられた造幣寮の
応接所跡があります。
国の重要文化財に指定されています。

ベランダコロニアル様式で高温多湿に
合せた建築様式となっています。

明治天皇が1872年(明治5)に行幸の折
この建物を宿舎とされ、その折に、
「泉布観」の命名されたそうです。

泉布とは貨幣の意、観は立派な館を
意味するのだそうです。
造幣局から天満橋駅へ向かう
大川沿いの道をたどる折に
対岸に眺められる大阪城と桜並木です。

対岸は桜の宮公園になっています。
鉄橋の向こうから流れ込む川は寝屋川です。
京都・六角堂の桜
京都市中京区にある「六角堂」は正式名を紫雲山頂法寺と称し、聖徳太子により
創建されています。親鸞がここで参籠し浄土真宗開宗の根源となった場所でもあります。
子供のころには「六角さん」と呼んで、遊び場になっていました。
「六角堂御幸桜(ろっかくどうみゆきざくら)」
です。
残念ながらチラホラで満開の眺めとは
なりませんでした。

996年(長徳2)に花山法皇の御幸により
西国三十三所観音巡礼が始まり、
花山院前内大臣が六角堂の桜を見て
「世をいのる 春の始めの法なれば 
君が御幸の あとはありけり」と詠んだ歌に
因んで名付けられとの事です。

最初に白い花を咲かせ、次第にピンク色に
色付いてゆく、散り際の美しい枝垂れ桜
だそうです。
六角堂境内に咲く枝垂れ桜です。



京都市内の六角堂の近くにある
「御射山公園」の桜です。


公園で外国人家族が休憩していました。
観光の途中でしょうか。
都内の桜
4月12日に都内での会合の前に、日本橋、皇居近辺を散策し、遅めの桜見物をしてきました。
散り始めてはいましたが、まだまだ花を残していました。
4月2日に小石川後楽園の近くへ行ったので、桜でも見ようかと立ち寄ったら長蛇の列で、諦めて帰りました。
八重洲の桜通りです。
日本橋茅場町近くの桜通りです。
昭和通りより東側の桜通りの桜です。

画面にポインターを置くと街中の歩道に
広がる花筵をご覧頂けます。
桜通りの桜です。
大手町・和田倉濠の前に建つ
日本生命ビルの前に並ぶ桜です。
蛤濠の石垣に咲く桜です。

右手が桔梗門、左手が坂下門になります。
坂下門の濠を挟んだ東側の
石垣に咲く桜です。
坂下門の前の広場に咲く桜です。
皇宮警察本部前の石垣と濠を背に咲く
桜です。
二重橋濠の傍に立つ桜です。
佐倉市内の桜
4月6日に市民カレッジ仲間で佐倉市の上座公園で花見会をやりました。例年より遅い開花で
花は十分ではありませんでした。
4月8日に都内へ出た帰りに、バス待ちの時間を利用して臼井駅近くの御伊勢公園寄ってみました。
佐倉市ユーカリにある上座公園の桜です。

4月4日に市民カレッジの仲間と花見に
行きました。
この木はほぼ満開近くまで咲いていましたが、
殆どの木は3〜5分咲きでまだまだの
状態でした。
公園内の桜のトンネルもほとんど花が
付いていません。

2013年4月4日の咲き具合は
ポインターを画面に置くとご覧頂けます。
この年は既に散り始めていました。
2014年と2016年は雨で中止、2015年は
佐倉市城址公園で花見会を実施しました。
開花の進んだ木の下は花見客に
占領されています。

下は上座公園の周囲を囲う桜です。
満開になるとあたかも龍が舞うが如き
状態になります。
佐倉市臼井地区の御伊勢公園の
桜です。

4月12日に都内からの戻りの際に
立ち寄ってみました。まだ7分程度の
咲き方です。


下は御伊勢公園の全体図です。
お花見の客もほとんどいません。
我が家の近くの運動公園の桜です。

4月12日の帰宅途中で立ち寄りました。
何とか咲きそろいつつあります。

普段の火曜日、金曜日はここで
グランドゴルフをしています。
運動場の東側から眺めています。
ほぼ満開の1本です。
公園の東口の前に立っています。
我が家の桜です。
根が張らないようにと、毎年枝を
切り落とすので、この様な貧素な樹に
成ってしまいましたが、それでも健気に
花を付けています。

画面にポインターを置くと
夕方の月と桜のコラボレーションを
ご覧いただけます。
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