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第9窟は北周(557〜581)の時代に造られ、宋代、明代清代に修復されています。形態は大型の崖閣式の建築で、 前に桟閣があり、奥には七つの龕(ずし・がん)があり、「中七仏閣」とも称されているようです。4窟の七仏閣は「上七仏閣」と称されます。 七仏とは過去七仏と云われる毘婆尸仏(びばしぶつ)、尸棄仏(しきぶつ)、毘舎浮仏(びしゃふぶつ)、拘留孫仏(くるそんぶつ)、 拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)、迦葉仏(かしょうぶつ)と釈迦牟尼仏のことだそうですが、どの仏様がどの龕の仏様かは 判りませんでした。いずれにせよ、夫々の龕の中は一仏二弟子または二菩薩塑像があります。 1982年にコンクリート工事で補修保存されています。「龕」とは仏像を納めるため,岩壁を掘りくぼめた場所のことです。 |
以下の写真は各龕に安置されている 仏像群ですが、それぞれの仏像の 説明も受けたと思いますが、記録に 残っておらず、詳細は不明です。 画面にポインターを置くと 天井部分の壁画をご覧いただけます。 |
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彩色跡の残る仏像群です。 |
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顔胸に彩色のある仏とふくよかな 表情のお弟子です。 |
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壁画が奇麗に残っている龕のなかの 仏像です。 |
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