白搭山公園 
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蘭州市の白搭公園は市の中心より黄河を渡った北寄りにある小高い丘の上の公園です。公園域は広くて、
ロープウェイでも登れるようになっています。ロープウェイ駅から白搭寺までは結構距離がありそうです。
我々は中山橋の前から階段で山頂まで登りました。頂上からは蘭州市が一望でき、園内には白搭寺や法雨寺などもあります。
頂上付近にはスライダーなどもあり、市民の憩いの場所といえるのでしょう。
徒歩で登るルートの階段です。

右手に見えるモスクは
「蘭州水上清真寺」です。
階段途中からの蘭州市街の
眺望です。
崖の上に建物があります。
法雨寺の一部のようです。
階段を上りきると「風林香裊」の
掲額のある牌坊があります。

この門は1780年(乾隆45)に
建てられたもので、掲額の意味は
寺院の香煙が風林を取り巻き、
流れているの意味です。


牌坊を潜り抜けると左手に
「法雨寺」があります。

法雨寺は元は「羅漢堂」と称し、
清の乾隆年間の創建で、光緒時代に
修復されたそうです。

法雨寺の内部は下記ボタンから
お入り頂けます。

 法雨寺内部
お寺を抜けてさらに階段を上ります。

この辺りから白搭寺の搭が見えて
来ます。
白搭寺への最後の登りの前に、
東屋があります。

ここからの眺めは蘭州市内を
一望し、滔々と流れる黄河を見下ろし、
中山橋の鉄橋を眼下にします。

黄河jはこの時期は黄土高原の
黄土を流し込み、黄土色ですが、
雨の少ない冬場は、黄河も青い色を
しているそうです。
反対側の山の頂上にも建物が
あるのが見えます。
標高は2130mあります。
蘭州市が標高1500mありますので、
山そのものはそれほど高く感じません。

蘭山森林公園です。

電波塔も建てられています。
最後の登りです。

前の建物は休憩所になっています。
その奥に白搭寺があります。
  白搭寺です。

左は白搭です。7層8面の搭で
高さは17mあります。チベット仏教と
中原仏教の融合した搭になっています。

右上は本堂です。

右下は地蔵殿です。明代の造営で
内部には石の地蔵菩薩像が祀られて
います。

白搭寺は1448年(明代)に劉永城の
跡地に建てられたそうです。
 
本堂から白搭を眺めています。

両側には食事処や土産物屋が
並んでいます。
白搭寺の裏側にはこのような池も
造られています。
水は抜かれていました。
蘭州市の北方向の眺めです。
黄河は下流方向になります。
  山を下る途中で散歩中のワンちゃんに
出会いました。
動物にとっても格好の散歩道なのでしょう。
東屋を逆光で捉えてみました。

階段の途中にある扇面壁です。

画面にポインターを置くと
扇面の窓の様子をご覧いただけます。
山を下り切ったところにある小庭です。

壁面は鶴が舞っています。
公園入口近くにある回廊です。

多くの人が一休みしています。
こちらが公園の正門でしょう。
帰り道でこの門から出ました。

画面にポインターを置くと門の
拡大画面をご覧いただけます。

掲額は「九曲安瀾」になっています。
おそらく、曲がりくねった黄河の流れが
穏やかであるようにとの意味合いでしょう。
公園への登り口にある石板です。

色々な彫り物がされています。

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