七彩丹霞
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七彩丹霞は氷溝丹霞より少し北寄りに戻ったところにあり、氷溝丹霞より広い範囲に延びる地層です。
通称・七彩山は、2002年に発見され、2008年に一般公開されました。
名前のごとく、地層は色々な色に染められており、まさに七彩です。丹霞はヒマラヤ山脈の造山運動の際に地層が上下し、割れ目を作り、
褶曲を生み出し、特に、七彩丹霞の地質は多くの物質を含んでいたことから、このような色彩の地層が生み出されたのだそうです。
我々は北門からの入場となります。

シャトルバスで先ずは@の七彩仙縁台へ
向かいました。

@からAの七彩雲海台へは徒歩です。
展望台が途中に幾つかあり、それを巡り、
元の@へ戻り、シャトルバスでBの
七彩虹霞台へと向かいます。

これら三か所以外にも展望個所が
ありますが、今回はスキップとなりました。

それでも七彩丹霞の景観を十分堪能
することができました。

惜しむらくは、曇天で夕陽の見られなかった
ことでしょう。
北門の様子です。
おそらく、ここが一番大きな入口に
なっていると思われます。
建物の中には券売所があり、ここからの
入場となります。

建物内には七彩丹霞の模型が置いてあり、
全体を鳥瞰できるようになっています。
ただ、出発前では何がどこにあるか
まるでわかりません。

模型の様子は画面にポインターを置くと
ご覧いただけます。
北門から入ってシャトルバスで地図の@
「七彩仙縁台」まで出ます。

展望台からの眺めです。

ここの丹霞は鉄分を含んだ層が
他の色々な物質と化合して発色している
そうです。

赤は酸化鉄、黄色は硫化鉄、青は銅分、
白は水酸化物などだそうです。
それにしてもそうした層が重なり合い、褶曲
しているさまはまさに自然の作り出す、
芸術と感じます。
層の流れが色々な方向に流れています。
こんな場所もあります。
見事な彩です。

晴天ならもっと色がきれいに見えるのではと
おもいますが、ガイドさんは曇った時のほうが
光の反射がないので、むしろ奇麗だ、と
慰めて?くれます。
ヘリコプターでの観光も行われています。
料金は一人600元(約1万円)と書いて
あったように記憶しますが、
定かではありません。

結構中国人の観光客が利用しています。
仙縁台から雲海台へは徒歩で向かいます。

途中には幾つかの展望台があります。
画面左端の山頂も展望台です。
場所ごとに変化する地層に歩く辛さも
さほど気になりません。人間て勝手やなぁ、
と感じます。
 「七彩雲海台」です。自然の造形です。
山並みの途中に洞穴があります。
地層によって地中に空洞が
出来るのでしょう。
左手の層は黄色を帯びています。
硫化鉄の層だそうです。
正面奥に展望台が見えます。
「七彩雲海台」の展望台です。

この展望台は残念ながらスキップ
しました。
展望台の下の道からも景色は
見られます。
展望台の下の道からの眺望です。

黄色い層が長く連なっています。
展望台の下を先に進むとこんな景観に
出会います。

右手にはホタテ貝のような地層が
続いています。

「大扇貝(大ホタテ貝)」と呼ばれる
地層です。
上図から連なる「大扇貝」地層です。

紅色、灰白、灰黄の砂岩から形成されて
います。
大扇貝地層を見た後は、元の場所へと
戻る道(左側)を歩きます。
七彩飛霞と名付けられた風景です。

左手は大扇貝が続いています。
上図の七彩飛霞の右方向です。
最初に停まった七彩仙縁台の駐車場
のある広場です。

ここからシャトルバスでBの七彩虹霞台
へと向かいます。
「七彩虹霞台」の駐車場広場です。

ここから桟道と階段を上って虹霞台の
展望台へ向かいます。
「七彩虹霞台」の景観です。

今までとはちょっと異なる地層です。
「糸綢天路(シルクロード)」と
名付けられています。
 複雑な形状の景観です。
展望台への途中に見られる水平に
走る地層です。

「神龍戯火(竜神の火遊び)」と
名付けられています。
恰も火の上を龍が走るがごとき
景観です。
まさに虹のかかった様な景観です。

この様な桟道が繋がっています。

後ろの山は後出の「神亀問天」です。
桟道の途中で眺める地層です。
ホントにカラフルです。七彩の意味が
よく分かります。
この丘陵に夕日が落ちるときは
素晴らしい景観になるのが理解できます。
広場への出口近くにある岩山です。
「神亀問天」と名付けられています。
桟道は人で一杯です。
出発点の北門の全景です。

@、A、Bを回って戻ってきます。
Bの広場にはこのような「祈福亭」が
造られており、多くの風鈴に願い事を
したためてぶら下げています。

画面にポインターを置くと
風鈴の様子をご覧いただけます。
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