武威文廟
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聖廟あるいは孔子廟とも呼ばれる武威文廟は、武威市の南東部にある皇室宮殿を模した壮大な建築群です。
文廟は1939年に建てられ、後に増築が繰り返され、そのたびに規模が大きくなって行ったようです。
「隴右学宫之冠」として知られている文廟は南に向き、歴代の文人墨客がここで修学した所で、孔子が祭られている所です。
文廟は三つの建築群からなり、東は「万世文宗」の文昌帝君を祭る文昌宮を中心とし、中央は文廟、西は涼州府儒学院です。
  武威市の文廟の案内図です。

右下の山門から入場し、東の過殿、戯楼を抜けて、文昌宮に入ります。

その後、中央部・文廟にでて、大成殿、孔子像から状元橋へと抜けます。

あまり時間もなく、ざっと見で、夫々の展示塑像や石碑の鑑賞は
ほとんど出来ずじまいでした。
儒学院のほうへは立ち寄らずでした。
  山門です。
武威市の博物館になっています。
   
山門を入るとすぐ右手に槐の木が
あります。外来の槐と区別して、
国槐と書くそうです。

下図は槐に掛けられた名札です。

   
「過殿」です。

手前の樹木の名札は「国柏」に
なっています。

中国では松柏に次いで、槐が樹木では
好まれる樹種のようです。


  過殿から眺める「戯楼」です。
   「戯楼」は舞台の一つのようです。

この戯楼の1階は博物館の一部として
展示品が並べられています。
   戯楼1階の展示場と展示品です。
   石印です。それぞれに説明の石碑が
付いていますが、内容まではチェック
出来ませんでした。

三種とも唐時代の物で、公主の墓に
埋蔵されていたものです。
  説明を聞いたような気がしますが、
失念しました。
  「文昌宮」の桂籍殿です。

科挙の試験に通った人が掲額を
奉納したのだそうです。
立派な掲額が数多く掛かっています。

画面にポインターを置くと
左手天井の様子もご覧いただけます。
  殿内の孔子像です。

周辺には石碑が数多く並んでいます。
  石碑の列です。
  大成殿(文廟)の入口にある碑坊です。

   大成殿内の孔子像です。
  大成殿の門の上の天井部分です。

龍と鳳凰の彩色画が掛けられています。
  大成殿から南方向にある
「孔子像」です。

香港孔教学院からの寄贈です。
  「欞星門」と「状元橋」です。
  上図の反対側からの景観です。

この橋は科挙試験に合格した者以外は
渡れない橋なのだそうです。
  「状元橋」と「泮池」です。

画面にポインターを置くと
橋の傍にある橋名碑が
ご覧いただけます。
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