沈従文故居
 元のページへ戻る
沈従文は中国では有名な作家で1902年鳳凰庁の生まれ、母親は土家族でした。
小説や散文を書いていましたが、新中国成立後は作品の発表は行わず、もっぱら古代文物の研究を行っていました。
1988年にはノーベル文学賞の候補となっていましたが、同年に死去したため授賞できなかったと言われています。
作品は中国で映画化もされています。
沈従文の旧居は1886年(清朝同治5)
に建てられています。
四合院の典型的な建て方で、
ここは正面になります。
四合院の内庭部分です。
内庭から正面右手を眺めています。
室内は沈従文に関する
展示室となっています。
彼が編纂した中国古代服装研究の
書籍です。

ノーベル文学賞の対象になった
材料の一つのようです。
沈従文別集として作品が
展示されています。
テーマ別に集められたものでしょう。
散文集かと思われます。

上段、下段とも同じケースです。
説明文が表に立っています。

沈従文が幼少のころに過ごした家で、
木造平屋の四合院は南部の住宅の
典型であると記されています。

2006年に全国重点文物保護単位に
指定され、この住宅の四方30mは
保護され、四方70mの範囲には
新規建造物の規制がされるとも
記されています。
 元のページへ戻る