東門城楼
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鳳凰古城の東門は古城にある6つの門(南華門、北門、阜城門、南門、東関門と東門)の中で最も東に立っています。
赤レンガの土台に石造りの楼門が乗っかっている形になっています。元、明の時代には土造りの城楼だったそうですが、
1556年(明朝嘉靖35)に煉瓦造りに改修され、1715年(清朝康熙54)に現在の石造りに改修されたとの事です。
東、南、西、北門には夫々旧名があります。東:升恒門、南:静闊門、西:阜城門、北:璧輝門です。
東門のみは城楼の中に展示品が置かれています。
こんな狭い通りの先に門があります。
門の高さは11mあります。
こちら側から見える楼閣は2層を貫く
柱で構成される木造で、鳳凰古城の
中でも重要な歴史建造物です。


こちらは反対側から見た門の様子です。
北門などと同様に後ろは完全な石造りで
沱江から攻めてこられた際の防備上の
作りになっているのでしょう。

門の旧名は「升恒門」となっています。
城楼の中に大砲の展示がありました、
昔の武器なのでしょうか。
鎧も展示されています。
城楼から眺める南側の街の家はこのように
鳳凰が羽を広げたような飾り瓦が
付けられています。
火災時の防壁にもなっているのでしょう。
比較的新しい家のようです。
商店街の方の屋根は瓦葺で
所々にやはり防火壁が作られています。

煉瓦造りがメインですが、このように
木造家屋も多々あります。
上の写真の更に右側の風景です。

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