タール寺(塔爾寺) 
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タール寺は600年以上の歴史があり、その建物は壮大で、貴重な品々も豊富にあり、西寧では最も人気のある観光目的地の
一つと言えます。寺院全体の形が独特で創像性に富んでいるだけではなく、細部の装飾も非常に高い芸術レベルにあると言えます。
寺院全体は蓮花山の山裾に広がり、山へ向けて色々な建物が立ち並び、とても、短時間ではすべてを見ることは不可能です。
今回は代表的な場所をいくつか見るだけで終始しました。
入場門の手前から眺める
仏塔です。
「普逝八塔」です。

これは仏の八大功徳を
示している仏塔です。

画面にポインターを置くと
左に見える黒い石板の様子を
ご覧いただけます。

五体投地をしている人がいます。

この方は、お参りはせず、この場で
五体投地を繰り返しているので、
恐らく、観光客にそのスタイルを
見せるのが目的なのでしょう。

五体投地は五体すなわち両手・
両膝・額を地面に投げ伏して、仏や
高僧などを礼拝することです。
  入口を入ったあたりから眺める
蓮花山に延びる寺院の建物です。
タール寺の建物は概ねこの様な
建て方になっているのが多いです。
この仏塔は「時輪大塔」と称し、
パンチェン・ラマ10世が文革期に
14年間投獄されてから解放され、
その折に建てられた「平和の塔」
だそうです。
「護法殿」です。

1692年の創建です。

中ほどの門は出口となります。

内部が狭いため一方通行となって
おり、内部の撮影は禁止されています。

タール寺全体に内部撮影は駄目です。

画面にポインターを置くと
入口もご覧頂けます。
「祈祷殿」です。

こちらは出口になります。

「祈祷殿」の入口です。

1717年の創建です。
ダライ・ラマ7世の長寿を祈念して、
僧侶たちにより建立されています。
クラシックな構造で宮殿式建築物に
なっています。

屋根は瑠璃瓦で壁には河州煉瓦彫り
が施されています。
「僧房」だろうと思われます。
門からの進入禁止となっています。

画面にポインターを置くと、
門の中の様子をご覧いただけます。
「大経堂」です。
入口の門には色々な飾りが
付いています。

画面にポインターを置くと
拡大画面がご覧いただけます。
「依怙殿」です。
1594年(明万暦22)の創建です。

堂内には金剛や大黒天などが
祀られ、大衆を護る役割を
担っている護法神殿だそうです。

依怙は頼るの意味で
大衆の立場に立つことから
この名前が付いたそうです。

依怙贔屓(えこひいき)などの
日本語があり、依怙には
片方だけ贔屓にする意味もあります。

画面にポインターを置くと
ラマ教独特のマ二車が並んで
いるのをご覧いただけます。
  奥の建物は依怙殿に続く、
「弥勒仏殿」です。
表や殿内には壁画が描かれています。

1557年(明万暦5)の創建です。
大金瓦殿の横にある建物です。

名称など詳細は未確認です。
「大金瓦殿」です。
タール寺の中心にある主要建造物に
なっています。

大金瓦殿の正面入り口です。

掲額には「護国保民」とあります。

画面にポインターを置くと
礼拝する人々をご覧頂けます。
こちらでも多くの人たちが
礼拝をおこなっています。
夫々が敷物を持参しての参拝です。
大経殿の中庭から眺める風景です。

色々な建物が混然と立ち並びますが、
大寺院の風格を醸しています。

マニ車のお堂です。
周囲をマニ車が取り巻き、
堂内には鮮やかな色のマニ車が
ぶら下がっています。

このマニ車には経典が収められていて、
一回りするだけで願いが叶うそうです。
大経殿の中庭です。
主な建物だけを見て出口へと
向かいます。

まだまだ見るべき場所があるようですが、
我々のスケジュールではこれだけ
見るのが精一杯です。
普逝八塔の正面です。

画面にポインターを置くと
仏塔の台座のデザインを
ご覧いただけます。
仏塔の奥にタルチョが見えます。

信者たちがそれぞれの旗を
飾り付けていくのでしょう。
たっぷりと旗のあるタルチョです。
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