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上海を代表する観光地点の外灘は黄浦江西岸を走る中山東一路沿い、全長1.1kmほどの地域を指します。 黄浦江沿いに租界時代に建てられたレトロ建築がそのまま残り、異国情緒を漂わせています。昔は単なる川べりの 道路でしたが、現在は色々な設備も整えられ、上海有数の観光地となっています。特に、夜景を求めて訪れる人が多く、 対岸の浦東のビル街は東方明珠テレビ塔を軸に高層ビルが林立していて、独特の夜景を提供しています。 この辺りは共同租界の中でも英国租界的要素の多い場所です。日本の銀行や保険会社もこの地区にありました。 |
外灘の傍を通る中山東二路の 眺めです。 右手前は和平飯店南楼、その横は 旧チャータード銀行、その隣は ノースチャイナデーリー、奥の方で 時計塔の有るのは税関ビルです。 |
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南京路から中山東二路を渡ると 「陳毅公園」と陳毅の銅像があります。 陳毅は中国の軍人で、1949年に上海を 解放して上海市長となり、中華人民共和国 の成立後は国務院副総理を務め、 外交部長も担当、だが、文革では批判され、 1972年に亡くなっています。 |
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堤防の遊歩道の手前にこの様な 飾り付けがなされています。 昔はなかったものです。 |
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外灘から眺める浦東ビル街です。 少し右寄りのビルの上に素通しの 壁があるビルは森ビルの「上海環球中心」で492mあります。2008年竣工です。 その横に2017年に完成した「上海中心」 632mがあります。 このビルが現在中国で最も高いビルです。 東方明珠搭は1994年完成で高さが 467.9mあります。 浦東地区の建物はこれより高いものは 建築が許可されないと聞いていましたが、 上海市も世界トップクラスのビルの建造に 踏み切ったのでしょう。 |
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黄浦江の上流方向の眺めです。 右手に港があります。 両岸ともに高層ビルの行列です。 |
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こちらは黄浦江下流方向の眺めで、 楊浦区の方向になります。 見違えるばかりの風景です。 左端にコンクリート製の三角の 柱がありますが、上海市人民英雄 記念塔です。ガーデンブリッジの傍に あります。 今回はこの地点のみで、外白渡橋 (ガーデンブリッジ)辺りまでは 行きませんでした。 この周辺の変貌も見てくるべきでした。 |
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外灘から眺める中山東一路の 風景です。 外灘は百日紅が満開です。 正面の時計塔の有る建物は 「税関ビル(海関大楼)」です。 その隣にドーム型の屋根が見える 建物は旧上海市政府、現在は 「浦東発展銀行」のビルです。 |
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