元のページへ戻る

世界的な高級ホテルチェーンが乱立する上海において、ひときわ存在感を放つホテルがあります。それは、外灘エリアにある 「和平飯店（フェアモントピースホテル上海）」です。毎晩オールドメンジャズバンドの生演奏が行われていることでも 有名ですが、今回は昼間に行ったので、ジャズは聞けずじまいでした。１９２９年創業で今年は９０周年を迎え、上海を 代表する華やかな社交場として、たくさんの人々に愛されてきたホテルです。チャーリー・チャップリンなども宿泊したそうです。  １９６７年３月に初めて上海を訪れた時に宿泊したホテルがこの和平飯店でした。その頃は、外国人が宿泊できたのは 和平飯店だけでした。現在の上海から見れば想像もつかないことでしょう。

	和平飯店の外観です。 左は南楼（元パレスホテル）、 中央が北楼（元サッスーンホテル）です。 右端のビルは１９３７年に建てられ、 １９４６年より中国銀行として使われています。 いずれも外灘を代表する歴史的建造物です。
	北楼玄関ロビーです。 アールデコ様式のドーム型フロアーです。
	東側入り口から入ったロビーです。 アールデコ様式の典型的天井です。
	和平飯店内にあるベーカーリーショップ・ Victorに立ち寄って、一休みしました。 入口にはパンやケーキが並び、 テイクアウトも勿論OKです。
	店内はさほど大きくありませんが 落ち着いた内装で、居心地の良いルームです。 一人だと知って、店員さんが「新聞どうぞ」と 地元紙を持ってきてくれました。 上海人に間違われたのかな？？ 飲み物はバニラチーズシェークです。 こってりしていますが、美味しかったです。 流石ホテルだけあって税サ込みで１０１元 （約１６００円）でした。
	窓外には向かいにある南楼 （旧パレスホテル）が眺められます。 １９０６年建造の建物です。
	元のページへ戻る