玉仏寺
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玉仏寺は臨済宗の禅寺です。正式には玉佛禅寺となります。
慧根(浙江省普陀山の高僧)がインドよりの帰路、ビルマ(現ミヤンマー)で
2体の玉佛を入手し、これを上海に持ち帰り建立したのが玉仏寺です。当初は江湾にありました。
1882年のことで割に新しいお寺です。
1911年辛亥革命の折に最初の寺が壊され、玉仏は一時逃避し1918年〜1929年に
現在の玉仏寺が建設されここに安置されました。
玉仏は坐像と涅槃像でいずれも撮影は禁止されています。昔、40年前ころは
像の前まで行って眺められたし、写真も撮れましたが、人が多くなっては無理なのでしょう。
坐像の高さは1.9m、約1トンあります。涅槃像は長さ1mあります。
寺院内は大雄宝殿、天王殿、玉仏楼、臥仏堂、弥陀堂で構成されています。

玉仏寺の門前です。
通りからそのまま境内に
入ります。
入るとすぐに
大雄寶殿が有ります。
中国のお寺としては
小さめの大雄寶殿です。
四天王が飾られています。
左手に玉佛楼、
右手に臥仏堂が
あります。
いずれも写真の撮影は
禁止されています。
回廊から下を眺めて
います。
中庭になります。
回廊に並んでいる
寺宝です。
一階の中庭です。
左手に売店と臥仏の
模造品が有ります。
売店横に祀られている
臥仏(涅槃像)です。
レプリカです。
サイズは全く同じです。
大雄寶殿の裏側です。
一般に中国のお寺は
正面に阿弥陀仏、裏側に
観世音菩薩を置いて
います。
左は玉佛です。この写真は
昔の絵ハガキからスキャン
したものです。
本物もいつ見ても穏やかな
お顔で癒される感じです。

右は玉仏寺記です。
慧根上人が玉佛をビルマ
から持ち帰り、江湾に
お寺を建てたと記されて
います。
多分これは新しいものだろうと
思います。
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