凱旋記念館 (市民文化ホール)
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建物の説明文によると「この建造物は第一次大戦に参戦し、武勲を立てたのを記念して、
旧海軍佐世保鎮守府管内(長崎、佐賀、福岡、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、香川、愛媛、徳島、
高知各県)の浄財を受け、旧海軍により建設され、大正12年5月13日に開館された(当時の建設費
86,000円)。その後、太平洋戦争の終結に伴い安保条約による提供施設となり、米軍佐世保基地の
劇場として使用されていたが、昭和52年日本国政府に返還されたのを契機に、昭和57年佐世保市が
譲与を受け、ここに「佐世保市民文化ホール」として活用するものである」昭和57年11月、佐世保市長・桟熊獅
とあります。
現在は市民文化ホールで、管理人の方が、我々二人のために、ホール内部を案内してくれました。
1階はホール、2階には会議室や凱旋記念館に関する展示施設もあります。
建物は1997年(平成9)に登録有形文化財となり、2016年(平成28)には日本遺産に認定されました。
2013年(平成25)から進駐軍に改変されていた内部の復旧と耐震工事が行われ、現在は昔の内装に戻っています。
「旧海軍凱旋記念館」です。
1923年の開館です。

現在は市民文化ホールとして利用
されています。
記念館の横からの眺めです。

上部の2か所のアーチの下には
記章が付いていたようですが、現在は
ありません。
なかなか趣のある建物です。
1階ホールです。

進駐軍が使用していた時には内装の
色彩などはもっとけばけばしい色を
遣っていたようですが、海軍時代の
内装に戻されています。
ホールの周囲は2階建てになっています。
大正モダンの頃の雰囲気を保って
います。
ホールの入口側の様子です。

2階は資料展示があります。
ステージ正面のレリーフ上部分には
「菊の御紋」が配されています。
二階の資料展示です。
戦艦「ゆきかぜ」の模型が
置かれています。
佐世保海軍工廠製です。
海軍凱旋記念館の歴史が展示
されています。
海軍関係の品が展示されています。
2階から眺めるホールの様子です。
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