日本一周の船旅
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2019年5月24日から6月2日まで横浜港発着の旅客船「MSCスプレンディダ」で函館から秋田、金沢、韓国・プサン、
佐世保、徳島と周遊してきました。横浜港の大黒埠頭から出航し、大黒埠頭へ戻るジャパネット高田の募集型10日間
クルーズです。客船は2009年就航のパナマ船籍の船で、全長は333.3m、全幅37.92m、総トン数137,936トン、
乗客定員4,363人と結構大型船です。
運行会社MSC(Mは地中海の意)はイタリア系の会社だそうで、イタリア色が色々なところで出ます。
今回の乗客は約3,500人とのことで、レストランはディナーが時間・テーブル指定制、朝夕はフリーながら営業時間は短め、
ビュッフェは20時間フリーながら、食事時には常に満席状態で、テーブル確保が大変な状況。食事だけが難点でした。
函館、金沢、佐世保は何度か訪れた場所のためオプショナルツアーには参加せず、ジャパネットの手配している循環バスを
利用して自由行動しました。秋田、プサン、徳島は夫々今までに行きそびれている場所をツアー参加で観光しました。
ツアーは時間が限られゆっくりと回ることも出来ず、結果的には自由行動の方が満足度は高いと言う結果になりました。
以下、日程に順じて航程をご紹介します。
日程と航路です。

各地での行動では下船に30分以上かかり、
出港の30分前には帰船することが必要です。

1~2日目の横浜~函館と7~8日目の
佐世保~徳島は終日クルーズとなります。
この日は船内で色々な催しが予定されていて、
乗客を飽きさせないような工夫がされています。

カジノには今回入らず、ミニボーリングも余り
大したことがなく、1回だけ投げただけでした。
ボールが小さく、投げにくくガター連発です。
横浜港出港 
我々の乗船チェックイン時間は13:00~15:00と指定されています。
11時~13時、15時~17時の3グループに分けての乗船だったようです。
佐倉を昼前に出て、みなとみらい線元町・中華街駅で下車、山下公園へと向かいます。
みなとみらい線元町・中華街駅の
山下公園口出口です。
ここから左手奥に進むと山下公園です。
山下公園の「石のステージ」と
「水の階段」です。
公園の中にテント張りの受付が設けられています。

ここでパスポートと乗船券のチェックがあります。
持っていることの確認だけです。
大黒埠頭へのシャトルバス乗り場です。

ひっきりなしにバスが来ます。
横浜市営バスも駆り出されています。
山下公園から大黒埠頭へ向かう首都高湾岸線
ベイブリッジから見る大黒ふ頭に着岸している
「スプレンディダ」の姿です。
大黒埠頭です。

外国籍船になるので、船内は外国です。
ここで出国手続きが必要になります。
出国の税関チェックです。
通関が終わるとクルーズカードが渡されます。
これが船上での身分証明でもあり、キャッシュカード
でもあり、キャビンのカギにもなります。

緊急時の集合場所が「D」ポイントです。

11024はデッキ11の24号室の意味です。

夕食はデッキ5のレストラン「ラ・レッジャ」が
指定されています。卓番号は566番、席は自由で
時間が17:00からとなります。
(後の組の人は19:30からです)。

乗客はみなこのカードをホルダーに入れて
首からぶら下げています。下船した時も同じ船の
乗客であることが一目瞭然となります。
いよいよ乗船です。
タラップを上ると外国です。

入口ではカードが必ずチェックされます。
これはどこの港の上下船時でも必ず
行われます。
乗船すると船内での「クルーズ説明会」が
行われます。

乗船時間にあわせ1日に3回行われ、
翌日の午前にも行われます。

会場はデッキ6・7吹き抜けの劇場です。
その後にはキャビンに入るとすぐに
緊急避難訓練が行われます。
自室にあるライフジャケットをもって
カードに記されている集合場所へ行きます。

これに参加しなかった方は翌日呼び出されて
実施させられるそうです。
船上では日が暮れ始めています。
デッキ14にあるプールです。
この船ではデッキ14に2ヶ所あるプールのみで
他のデッキにはプールや休息できる甲板は
ありません。
最上階のデッキ18にはハイグレードのメンバー
専用プールがありますが、一般客は入れません。

また、プールサイドのお店は飲み物主体で
軽食などがありません。
ごく一部の軽食以外は基本的にデッキ14の
カフェテリアのブッフェのみです。

前回のクルーズ船には結構あちこちにブッフェ
があり、いつでも軽い食事ができたのですが…

プールの奥のステージとスクリーンは野外劇場で
ここで映画の上映やラジオ体操、ダンスレッスン
等が行われます。
暮れ行く横浜港ベイブリッジを後にして
本船は函館に向け出港します。
船内と食事
乗船すると落ち着いたところで夕食が始まり、食後は一休みの後、
劇場でのエンターテイメントが開催されます。その後も、夜遅くまで催物があります。
今回利用のキャビンです。
前回はバルコニー付きでしたが、バルコニーの
利用度も低く、船の場合は窓がなくても良いかもと
当初のバルコニー付きキャビンをキャンセルし、
内側のキャビンにしました。

日本郵船の知人がクルーズ船はその船の最も安い
キャビンで十分だと言ってたので、今回は
その説に従ったもの。確かに不便さは朝の夜明けが
実感できないことくらい。寝るだけには窓なしでも
まったく問題ありません。
夕食は決められたレストランの決められたテーブルで
決まった人たち(8名)でのディナーです。

朝食はどこででも好きな場所でできます。
前回は朝食もオーダー方式でしたが、
今回はメニューはありますが、ブッフェスタイルです。

下の写真はレストランの全景です。


夕食はイタリアン料理でフルコースになっています。
メニューから前菜、スープ、パスタ、主菜、デザートを
選びますが、何品選んでもかまいません。
とは言え、そんなに食べられるものではなく、
夫々一品づつで十分です。
飲み物は9ドル以上のものは有料になりますが、
それ以下のものはすべてフリーです。
アルコールも殆どがフリーになります。
飲める人には素晴らしいディナーになるでしょう。

ディナーの料理内容やキャビンの様子は
下記ボタンからお入り頂けます。

ディナー内容
夕食の後、この日は15デッキのバーで
食後のコーヒーです。
イタリアンにはカプチーノです。

プールサイドの舞台ではジャズボーカルの
演奏があります。
ここは普段日替わりで映画の上映をしています。
(雨天の場合は中止です)
別の劇場でも毎晩映画の上映をしています。
終日クルーズ
横浜港から函館港までの間はノンストップで36時間の航海です。
朝食から丸一日船の中で過ごします。
朝食はカフェテリアの「パゴパゴ」か「ボラボラ」で
摂ります。二つのカフェテリアは繋がっているので
どちらも同じような室内です。
食事の後は船内散策です。

ここは16デッキにあるスポーツアリーナです。
今回スポーツはミニボーリングを一回投げた
だけで球技やアスレチックジムは全く利用
しませんでした。年齢かなぁ~。
14デッキにあるプールです。
左手後ろにプールサイドバーがあり、
飲み物や、10時からはジェラードなどが
提供されます。
14デッキは海側に防風板が取り付けられており、
直に海を眺められるのは上段の15デッキのみです。

7デッキの外回りにはプロムナードデッキが
ありますが、救命ボートが並んでおり、
ゆっくり海を眺める雰囲気ではありません。
14デッキの舞台では色々なイベントが
行われます。
この時は、ダンスレッスンで毎日スタイルの
異なるダンスを教えてくれます。この日は
「バチャータ」です。

また、お天気の時は朝7時からここで毎日
ラジオ体操を行っています。
5デッキのレストランの傍には「図書室」が
設けられています。幾らかの書籍と毎日の
新聞のプリント版が置かれています。

数独のプリントも置いてあります。
ただし、係員は居ませんので勝手に利用
することになります。
お昼はレストラン「デ・レッジャ」のブッフェです。

色々な種類が並んでいますがこの程度に
抑えておきました。
飲み物はドラフトビール(生)にしました。
画面にポインターを置くとビールグラスもご覧
頂けます。

もう一つのメインレストラン「ヴィッラベルデ」は
朝昼はやっておらず、結局内部を見ずじまいでした。

この日は午後からはクラシックコンサートが
シアターで開催されます。夕食時間に合わせて
二回の入れ替え制です。

ピアニストと、ヴァイオリニストは普段は
ピアノバーで演奏している人達です。

コンサートの様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

クラシックコンサート
夕食の後は「フレンチ・フオリーズ」と
称するエンターテイメントがあります。

この日のドレスコードはセミフォーマルで
皆さんそれなりにおしゃれをしておられます。

エンターテイメントまでの時間を5デッキの
「スプレンディダ・バー」で過ごします。
ここはメインバーになります。

この日の出し物はコントあり、ダンスあり、
曲芸ありとフランス風サーカスでした。
ショーの様子は下記ボタンからお入り頂けます。

フレンチフォーリズ
函館入港
3日目の朝に函館港に入港します。函館は何度か訪れており、オプショナルツアーには参加せず、
フリータイムとしました。家内の意見で今まで訪れたことのない「香雪園」を訪れることにしました。
人も少なく、近隣の人との会話も楽しめ、結果良しの選択でした。
函館港で下船して自由行動する人たちが
循環バス乗り場で行列しています。
オプショナルツアーに参加した人たちは
別の場所から指定のバスに乗車しています。
循環バス車内では今日の予定を打合せする
人たちが沢山おられます。これも旅の楽しみ
なのでしょう。
我々は循環バスで函館港から函館駅に
出ました。

函館駅前のバス停から函館大学方面への
市内バスに乗車し、「香雪園」へと向かいます。
バスの時間に余裕があり、朝市を覗いて
みました。
9時25分発の82番滝沢町行きのバスに
乗車します。
香雪園までは50分の行程、バス代は270円です。
車内はがら空きで乗客は我々含めて5名だけ。
途中には函館競馬場があり、日曜日の
今日は開催日で競馬ファンが大勢来ています。
乗客のうち途中で乗車した男性2人は
ここで下車しました。

画面は競馬場の駐車場入り口です。
JRA函館競馬場北駐車場の標記があります。
函館大学へ向かう道道3号線と環状線の
交差点にある「湯倉神社」です。

湯倉神社は1453年頃に木こりが見つけた
温泉で病が癒え、お礼に薬師如来を刻み
これを祠に安置したのが湯倉神社の起源で
湯の川温泉の起源とも言われています。

松前藩主高広が幼少の折に重い病にかかり、
母の夢のお告げによってこの地の温泉に
入浴したところ快癒したという故事が伝わって
おり、湯倉神社にはこのお礼として奉納された
鰐口(わにくち)が今も残ってるそうです。

画面にポインターを置くと神社の正面を
ご覧頂けます。いずれの画面も車中からで
鮮明度に欠けます。
湯倉神社を過ぎて間もなしに「函館大学」を
通ります。

函館大学は私立の商学部単科大学です。
函館大学から間もなしに「香雪園」バス停に
到着します。

バス停から徒歩1分で見晴公園・香雪園入口に
着きます。

広大な公園内にはゴルフ場(9H)と野球場が
造られています。
公園内の「香雪園」の碑です。

岩船氏の初代峰次郎は、新潟県岩船郡
(現・村上市)の出身で、その故をもって、
岩船を姓としたそうです。
初代峰次郎の長女ヤスは、文政元年、弁天町で
生まれ、父の死後、病身の母と幼い2人の弟妹を
扶養するため、少ない資本で木綿の行商をして、
一家の生計を支え、苦闘数年、小規模な太物商を
営みました。
ヤスの養子二代目峯次郎の子供が三代目を継ぎ、
岩船呉服店として函館随一の繁栄を見るにいたった
のだそうです。
この岩船家の別荘であった「香雪園」が現在
函館市の管理下で一般公開されています。

香雪園の内部は下記ボタンからお入り頂けます。

香雪園
香雪園から函館駅行きのバスは、
往路と異なり、混みあっていました。

バス停でお会いした現地の方がバスの
中でも色々説明してくれました。
バス車内からすれ違いう市電が見られます。

この電車は湯の川温泉から函館駅経由
函館山ふもとの谷地頭行きです。

画面にポインターを置くと
電車の後ろ側のほうもご覧頂けます。
バスは函館駅前に戻ってきました。
約50分の行程です。
函館駅ビル内で日本そばの昼を摂りました。

函館で日本そばでも無いのでしょうが、家内の
意見を取り入れた結果でした。
船内での夕食はドレスコードがイタリアンです。
赤、白、緑の何れかの色を着けていればOKです。
別項「船内と食事」に掲載しています。

食事の終わったころに乗員と乗客の踊りが
始まります。写真が少しボケました。
スプレンディダバーではギターの弾き語りを
やっています。ここで食後のカプチーノを
飲んでからシアターへと向かいます。
夜のシアターでのエンターテイメントは
「パール・オブ・ラブアン(Pearl of Labuan)」
という東洋の神秘をテーマにしたミユージカル
パホーマンスです。

パホーマンスの様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

パーホーマンス
秋田入港
秋田もあちこち行ってるので、取敢えず、行ったことのない「抱返り渓谷」へのツアーに
参加することにして、ツアーで立ち寄る田沢湖遊覧船乗船と昼に郷土料理を食べることにしました。
秋田港到着後ツアー参加者は
指定の場所に集合し、順次下船します。

秋田港の奥に見える塔はポートタワーの
「セリオン」です。

この港は秋田運河の出口に位置し
クルーズ船専用バースで、今年は
4~11月で17回クルーズ船が入港する
そうです。
地域活性化の助けになるようです。

港は秋田駅より北寄りの土崎駅の
傍にあり、工業地帯にもなっています。
港ではユルキャラやミニ竿灯を持った
お兄さんたちが出迎えてくれます。

画面にポインターを置くとユルキャラと
ミニ竿灯を持ったお兄さんをご覧いただけます。
秋田おばこの出迎えもあります。
ツアー用の観光バスが数十台
ずらりと並びます。
まさに市を挙げての対応でしょう。
秋田港から角館経由田沢湖へと
向かいます。

途中の田園では田植えが終わった
ばかりの田圃が続きます。
途中大仙市にある「道の駅協和」で
休憩しました。
この後、角館を通り抜け、田沢湖へと
向かいます。

田沢湖と遊覧船乗り場です。
停船中のこの船で湖上を一周します。

田沢湖の様子は下記ボタンから
お入り頂けます。



田沢湖遊覧



田沢湖遊覧後、田沢湖畔にある
「花心亭しらはま」で秋田の郷土料理
での昼食です。


昼食の料理です。

右上はデザートでその横、きりたんぽ鍋、
その右は「イワナの塩焼き」、
中左は香の物。その右上は茶碗蒸し、
その右はカツオ刺身、下左は山菜ごはん、
その右はエビとホウレンソウの和え物。

御飯はお代わり自由ですが、さすがに
1杯で十分でした。
きりたんぽ鍋の拡大です。
秋田名物「稲庭うどん」です。

山菜うどんになっています。
田沢湖を後にして抱返り渓谷へ
向かう道で玉川を横切ります。

この川の下流に抱返り渓谷があります。
刺巻駅です。
在来の田沢湖線の駅ですが、
この路線を秋田新幹線も走行します。
刺巻駅には新幹線は停まりません。

近くに「刺巻湿原」があり、
水芭蕉が群生しています。

前回桜の時期に角館へ来た折にも
この駅の前を通りました。
(東北・みちのく三大さくらの旅・
秋田県角館参照下さい)


田沢湖線神代駅から50号線で
少し南下すると玉川に出ます。
玉川を少し川上へ上るとこの石碑に
でます。

抱返り渓谷の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

時間の関係で思ったほどの景観には
出会えず、ツアー選択ミスでした。

抱返り渓谷
帰路も角館の郊外を通ります。

右手奥に角館の街並みがあります。

高速道路で秋田市内に戻り
ICから港へ向かう途中でこんな
風景に出会います。

秋田ではいまだに石油採掘が
おこなわれているようです。
採掘機とタンクが稼働しています。
バス車中から何か所も見られます。
「八橋油田」です。

画面にポインターを置くと
採油機の拡大画面もごらん
頂けます。
港に近づくとシンボルタワーが見えます。
登れるらしいですが、時間なくバス車窓から
眺めるだけでした。

画面にポインターを置くとタワーの
下にあるセリオンリスタもご覧
頂けます。
お見送りには秋田市警察音楽隊が
来てくれました。
指揮者は女性でした。
楽隊の左手はチアガールです。

船上から見た港の風景です。

白い天井の建物は秋田港クルーズ
ターミナルビルです。

中央のタンクは住友大阪セメント
秋田サービスステーションです。

左手のタンク群はJXTGエネルギー(株)
秋田油槽所です。

画面にポインターを置くと
音楽隊の演奏とチアガールの踊りの
様子をご覧いただけます。
船から眺める秋田港と秋田市方面です。

正面の搭はポートタワー・セリオン、
その下の建物はセリオンリスタです。
この日のスプレンディダバーでは
別のピアニストと男性歌手が演奏
していました。

シアターでのイベントは
「美木良介・ロングブレス講演会」と
言うことで、美木良介が健康のための
呼吸法や運動法を教えてくれました。
館内での撮影は禁止でした。

小生は美木良介なる人物を知りません
でしたが、家内は知っており、かなり
有名人のようです。

この後も数日間助手が残り、毎日
ロングブレスのレッスン会が行われ
ました。
金沢港入港
4日目は金沢港へ入港します。金沢も自由行動にしました。金沢駅まで循環バスで出て、
駅からは市内バスを利用して「ひがし茶屋街」「兼六園」「金沢城公園」を回り、
最後は近江市場に出て、軽く昼食後、循環バスで本船に戻りました。
金沢港に入港です。

遠く飛騨山脈も見えています。
パイロット船が入港を誘導します。
今日は出発が自由なので、
ゆっくり目の朝食です。
ビュッフェも空いています。

画面にポインターを置くと
ビュッフェからの外の眺めも
ご覧頂けます。
金沢港への入口付近の景観です。

バースは3ヶ所あり今回大浜埠頭に
着岸します。

大浜埠頭です。

出迎えの人の中になぜか和服で
電子ピアノを演奏している方が
おられました。
ミス加賀友禅や加賀友禅大使の
女性たちが 出迎えてくれます。

画面にポインターを置くと
やはり出迎えのユルキャラも
ご覧頂けます。
港からの循環バスで金沢駅に
出ました。

バスは港から金沢駅~近江市場を
頻繁に循環しているので、ツアーに
参加しないでも楽に移動できます。

金沢駅の巨大なガラス屋根のドームと、
能楽の加賀宝生で使う鼓をイメージした
アーチ(鼓門)が駅の象徴です。

画面にポインターを置くと
鼓型のアーチの拡大が面を
ご覧頂けます。
鼓門は2005年に完成しています。
金沢駅から左回り市内バスで
橋場町へ出て、浅野川に出ました。
浅野川に架かる「浅野川大橋」です。
浅野川沿いに東へ向かうと
古い木造の橋に出ます。
「うめのはし」です。
1899年(明治43)に架けられたのが
初代の橋ですが、1953年(昭和28)に
大水で流され、1978年(昭和53)に
再建されています。

画面にポインターを置くと
橋の登り口をご覧頂けます。
「徳田秋声記念館」です。

時間の関係でお手洗いだけ拝借し
内部は失礼しました。
観光地らしく、気持ちよく貸して
頂けました。
秋声記念館からひがし茶屋街に
抜ける途中の街並みです。

「旧御歩町」の石碑があります。
藩政期は歩士(かち)と呼ばれた
武士達の組地であったとされています。
それらしき建物が残っています。
木造の建物に挟まれた路地が
続きます。
趣のある通りです。

ひがし茶屋街です。
昔の茶屋町の風情を残した
建物が並びます。

茶屋街の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

ひがし茶屋街
茶屋街から再び市内バスで
兼六園前に出ます。

兼六園への入口近くにある
モニュメントです。

奥の通りを右に上がると兼六園、
手前方向に向かうと金沢城公園に
でます。

兼六園と言えばこの灯篭。
「ことじ灯篭」と庭園です。

兼六園の様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

 兼六園

兼六園から元の道を戻り、左手に
向かうと「金沢城公園」にでます。

金沢城は1881年の火災で二の丸
以下焼失し、1949年に金沢大学が
開校され、1978年まで大学の構内
でした。
石川門・三十間長屋が重文に指定
されたのを機に大学が移転し、
石川県が1999年から公園として
整備に入り、城郭の復元などを
進めています。

金沢城の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

金沢公城公園
金沢城の黒門を抜けたところに
この様な街並みがあります。

この辺りは初代藩主・前田利家の
四女である豪姫が暮らしていたと
言われています。

右手は「黒門前緑地」と称する公園で
元は検事正官舎です。

黒門前緑地内にある
旧検事正官舎です。
自由に参観できますが、
建物が有料で貸し出しされるので、
時には貸し切りで内部参観が
出来ないようです。

我々も入った後、婚前撮影に来た
グループが貸し切ったようで、
30分遅ければ内部は見られない
所でした。

緑地の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

 黒門前緑地
黒門前緑地から数分で
「近江市場」に出ます。

金沢では有名な市場です。

ここで簡単な昼食を摂りました。
市場の様子や昼食の内容は
下記ボタンからお入り頂けます。

近江市場
今回のクルーズでは初めての
夕陽です。何とか雲間から落日が
眺められました。

今夜のエンターテイメントは
歌劇「カルメン」です。

お馴染みのカルメンのストーリーを
演じてくれるので、これは判り易かった
です。

歌劇の模様は下記ボタンから
お入り頂けます。


 L'Amur(カルメン)
今夜のドレスコードは「白」です。

皆さん白っぽい衣装で参加されて
います。

夕食からのドレスコードで夕食後の
ダンスパーティでもスタッフ含め
白の集団です。

画面にポインターを置くと
歌劇メンバーが踊りに参加
しているところをご覧いただけます。
韓国・プサン(釜山)入港
前日16時に金沢港を出港した本船は13時に韓国・釜山港に到着しました。
釜山広域市は、大韓民国南東部に位置する広域市。韓国第2の都市です。
プサンは対馬海峡に面し、古くから日本と朝鮮半島とを結ぶ交通の要衝として栄えてきた港湾都市です。
首都ソウルに次ぐ韓国第二の都市として、政治・経済・文化の面で重要な役割を担っています。
プサンは初めての訪問でもあり、オプショナルツアーで回ることにし、午後半日のスケジュールなので、食事などは省き、
観光地一か所を訪れることにしました。何か所かのプランのうち、海東龍宮寺へ行く事にしました。帰りに市場見学もついて
いますが、これは軽く流すことにしました。
午後の釜山到着なので、朝食は
レストランでゆっくり摂りました。
料理はブッフェスタイルですが、
飲み物はオーダーできます。

ツアーグループの集合が13時と
言うことでビュッフェレストランで
軽めの昼食を摂り出かけました。
下船までの午前中は14デッキの
プールサイドのバー(アクアパーク)で
飲み物を飲みながら釜山近辺の
海・港の様子を眺めていました。

画面にポインターを置くと飲み物の
フルーツシェークもご覧頂けます。
こうした飲み物は飲み放題です。
ジェラードも10時からは食べられます。
昼には釜山港入口に到着です。

オプショナルツアーで海東龍宮寺と
機張邑(村)のある機張市場を訪れました。

釜山港から釜山駅を通り、広安大橋を通り
東寄りの海岸に出ると、海東龍宮寺です。

龍宮寺から少し北上したところに機張邑が
あり、ここに市場があります。

市場を見た後は再び、釜山港に戻ります。

釜山の街並みは思っていた以上に立派で
高層ビルも数多く建てられています。
韓国第二の都市であることを実感できます。
 
釜山港北側の眺めです。
コンテナーヤードが広がります。

釜山港の様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

釜山港
釜山港の着岸バースです。
正面奥に見える建物が国際ターミナルです。
その建物の奥に釜山駅があります。

入管手続きは右手前のドームの建物で
行われます。
釜山駅の西側の山の手に広がる
街並みです。結構カラフルです。
車窓から眺める街並みです。
看板や標識はすべてハングルで
全く読めません。
高速道路から眺める釜山の山
「萇山(ちょうざん)」です。
高さは634mあります。

手前は海雲台区の高層建物群です。
同じく高速道路から眺めるマンション群です。

この屋上に色の付いているマンションは
釜山で最初に造られたマンションで、
結構ハイクラスの人が居住していたそうです。
「広安大橋」に連なる高速道路です。
川の上を通っています。
 
上の高速道路のトンネルを抜けると
海東龍宮寺へでます。
龍宮寺への入口です。
 
龍宮寺は海の傍にある寺院です。

寺院の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

海東龍宮寺

龍宮寺から更に北へ向かうと機張邑へ
でます。
ここにある市場を訪れました。
海鮮類、蔬菜類、果物、衣類、雑貨と
各種の商品が商われています。

市場の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

機張市場
市場からの戻りに見える「機張駅」です。
鉄道が通じています。
高速道路に上がると、こんな観光用バスにも
出会います。
海雲台のビル群です。
手前はヨットハーバーになっています。

水営湾に延びる突堤です。
右の山は「長子山」です。
国際ターミナルです。
釜山港へ戻ってきました。
沿岸旅客ターミナルに停泊中の
「MSCスプレンディダ」です。
恰もビルの様相です。
帰船が遅くなり、ディナーの時間には
間に合わないので、ビュッフェで食事を
しました。
味噌汁、ごはん、蕎麦もあります。
夕暮れの「北港大橋」です。
夕食をしながらの眺めです。

この日のエンターテイメントは
「VIENTO DELALMA」と題する
アンダルシアのフラメンコショーです。

内容は下記ボタンからご覧頂けます。

フラメンコ
船上から眺める釜山港の夜景です。

画面にポインターを置くと出港後に
眺められる「蓬莱山」の夜景もご覧
頂けます。
佐世保港入港
佐世保市は長崎県北部の中心都市で、長崎県では長崎市に次いで2番目、
九州では9番目に多い人口を擁しており、県庁所在地ではない「非県都」としては比較的
大きな規模を持つ都市であり、国から中核市及び保健所政令市の指定を受けています。
佐世保はツアーには入らず、自由行動に
したので、朝はゆっくり朝食を摂りました。

毎日ブッフェの食事でだんだん量も少なく
なってきます。この日はこれ以外に果物を
しっかり食べました。
佐世保港への入港です。

展海峯も見えています。
右手には海自の基地もあります。
佐世保港です。着岸前です。
左手にはシーサイドパークも
見えています。

佐世保港の正面にはJR佐世保駅が
あり、その奥に三浦カトリック教会が
見えています。
今日の訪問予定の一つです。
上陸前の朝のデッキでは
「ストレッチ」のコーチが
行われています。
航海日に比べると参加者は
ぐんと減ります。
佐世保国際ターミナルビルです。

釜山からの入国なので、ここで通関を
行います。
港湾内にある小島です。

安全標識灯でしょうか、通信塔でしょうか、
白い塔が立っています。
佐世保市中心市街図です。

停泊地から徒歩で佐世保駅、三浦町教会、
戸尾市場街、京町公園からアーケード街を抜け、
佐世保橋を渡り、海自資料館、凱旋記念館を
回り、循環バスに松浦公園から乗車して、
本船停泊地まで戻りました。

させぼ五番街やシーサイドパークあたりも
回りたかったのですが、さすがにその力は
残っていません。

帰船後はミニボーリングなどでゆっくり
過ごしました。
国際ターミナルビルの入口です。
バースの対岸にある
「佐世保シーサイドパーク」です。

右手の茶色い建物は「鯨瀬ターミナル」
です。この奥が公園になっています。
歩き疲れて立ち寄れませんでした。
港内にある「白鷺像」です。

中国の厦門(アモイ市)との友好都市
提携25周年を記念して2008年
(平成20)にアモイ市人民政府から
寄贈されたものです。

手前の石碑には「厦門園」と記されて
います。

画面にポインターを置くと
拡大した白鷺像をご覧頂けます。
JR佐世保駅です。

バースから徒歩で5分ほどのところに
あります。



佐世保駅から数分の場所にある
「三浦町カトリック教会」です。

戦時中は外装を真っ黒に塗り、
ここだけが焼け残ったそうです。
諸説ありますが、十字架の搭のお陰で
爆撃を逃れたとの説もあります。

教会の詳細は下記ボタンから
お入り頂けます。

三浦町教会 
教会から更に北へ進むと
「させぼ四ヶ町」のアーケード街に
でます。

今回はここを後回しにして、右手にある
「とんねる横丁」と「戸尾市場街」へと
向かいます。
「とんねる横丁」です。

とんねる横丁は、戦時中の防空壕を
そのまま生かして作られた市場で、
看板のある所が屋上で、その下の
とんねる通りに市場が並んでいます。
こちらはとんねる横丁の隣にある
「戸尾市場街」です。

大正時代から佐世保の台所として市民に
親しまれてきた市場だそうです。
この市場の中にある「本田蒲鉾店」の
蒲鉾が美味しいと、駅の観光案内所で
聞いたので、お昼用に蒲鉾(てんぷら)を
何種類か買い求めました。
確かに美味しかったです。
再び、四ヶ町のアーケード街に
戻ります。

入口に京町公園があり、
「五足の靴文学碑」と「青春の泉」像が
立っています。

画面にポインターを置くと青春の泉像の
拡大画面がご覧頂けます。
「さるくシティ4〇3アーケード」です。

4〇3とは、四ヶ町商店街の4、
佐世保玉屋の〇、三ヶ町商店街の3の
総称で、さるくとは「 散歩する」や「歩き回る」
といった意味の佐世保の方言だそうです。
四ヶ町から三ヶ町にかけて7つの町をまたぐ
全長約1キロのアーケードで一直線の
アーケードとしては日本一だそうです。
商店街の中で枇杷を売っている店があり、
ばら売りもしてくれると言うことで、二人で
食べられる程度の量を買い求めました。

画面にポインターを置くと
びわの様子もご覧頂けます。
商店街通りの中ほどに
少年非行防止の搭が立っています。
三ヶ町に入るとアーケードの様子も
変わります。

四ヶ町のアーケード街は所々に
椅子テーブルが設けられており、
休むことができましたが、三ヶ町は
休憩できる場所がありません。
アーケード街を通り抜け、
広い通りを西に向かうと佐世保川に出ます。

向かいの橋は「アルパカーキ橋」で、
右手の茂みは佐世保公園です。

橋を渡った所に古い建物があります。
現在は「市民文化ホール」として利用されて
いるようですが、元は「佐世保海軍凱旋
記念館」で第一次世界大戦に参戦し
武勲を立てた記念に1923年(大正12)に
旧海軍により建てられたものです。

管理人さんが親切に館内を案内
してくれました。

館内の様子は下記ボタンからお入り
頂けます。

 凱旋記念館
凱旋記念館の向かい側にある
「教法寺」です。

この境内には1897年(明治30)に
佐世保鎮守府所属の海防艦「海門」が
台湾へ出動した際、荒天のため上陸艇が
転覆し、8名の戦士が落命したそうです。
その慰霊のために建てられた石碑が
あります。
日本遺産の一部になっているようです。


画面にポインターを置くと
石碑をご覧いただけます。
 
「海上自衛隊佐世保資料館」です。

高い建物(所為るタワー)が資料館です。
その左手の建物が入口になります。

資料館の様子は下記ボタンからお入り
頂けます。

海自資料館
佐世保橋の旧親柱(右寄り)と高欄(左)です。

佐世保橋は過っては「海軍橋」と呼ばれて
いたそうです。
明治19年に創建され、明治39年には日本で
2番目の鉄筋コンクリート橋になっています。
昭和60年に現在の橋に架け替えられた際、
現橋の完成記念に建てられた記念碑です。
現在の佐世保橋です。

この橋の手前右後ろに上図の記念碑が
立っています。
周辺は「浜田公園」になっています。
佐世保港にある佐世保5番街の奥に見える
将冠岳(445m)です。

この左手手前に但馬岳(385m)と
さらに左に弓張岳(364m)があります。
二つの山は公園などがあるで、市民の
ハイキングコースになっているようです。
佐世保港国際ターミナルに停泊中の
「MSCスプレンディダ」です。
帰船時間が少し早めだったので、
船内の「スポーツバー」にある
ミニボーリング(有料:1G=9ドル)を
しました。ボールが小さく、方向性が
難しいので、ガターだらけで、家内にも
負けました。

スポーツバーでは午後4時から
ハンバーガーやホットドッグのサービスが
あり、早い時間にはほとんどお客さんは
居ません。

18時の出航に合わせて、近隣の
小中学生がお見送りに来てくれます。

歌ったり、踊ったりと彼らもそれなりに
楽しんでいるようです。

詳細は下記ボタンからお入り頂けます。

 見送り風景
お見送りを眺めるデッキからの佐世保の
風景です。
流石、元軍港だけに、海自の戦艦が
あちこちで見られます。

画面にポインターを置くと
右手手前に停泊中の輸送艦「くにさき」を
ご覧いただけます。
この日のエンターテイメントは
「イタリアモーレ」と称する
イタリアの歌と踊りでした。
出演者総出のフィナーレです。
佐世保から徳島へ(航海日) 佐世保出航18時で徳島入港は
翌々日の7時です。
約38時間の航海です。
朝食は御飯とみそ汁、イカの塩辛、
明太子、佃煮とうで卵、梅干しなど
日本食でまとめてみました。

ゆっくり目の朝なので行列も
然程ではなく、こうした食材も
楽に摂れます。他に飲み物や
果物も適当に食べられます。
九州の大隅半島の横を航行します。

航海中に本土が見えるのは初めて
です。
のんびりと海を見ながら
好きな飲み物を飲むのも
得難い時間です。
朝からビールで乾杯する人たちも
います。極楽でしょう。
志布志湾の沖合を航行しています。
コーヒーラウンジやバーなども
大勢の人が来ています。
皆さんやる事がなくて暇なんでしょう。
バーの傍にあるショップはお客さんで
賑わっています。
昼食はラ・レッジャレストランで
摂りました。

メニューはありますが、注文ではなく、
ブッフェカウンターで自分で選んで
取ってきます。
飲み物はオーダーできます。

この日の午後は津軽三味線の
吉田兄弟の演奏会です。
写真撮影はできません。
今回2回目のセミフォーマルでの
夕食は何時ものレストランで
摂った後は、恒例のスプレンディダ
バーで一休み、皆さんスーツ姿です。
その後、シアターでエンターテイメントを
鑑賞します。





この日は「ネイチャー」と称する
アクロバティクなダンスショーです。

一寸ピント外れですが、
鳥か蝶の雰囲気です。

エンターテイメントもこの日が最後、
エンターテイナーたちとも今回で
お別れです。
自然界の活動をショー化した
ものでしょう。
所々でアクロバティックな
踊りが出ます。
華やかなラストです。
今夜は最後の舞台なので、
出演した人も控えの人も全員
舞台に上がります。
ほぼ8日間毎日お疲れさんでした。
中央の4人がメインキャラクター
なのでしょう。
徳島港入港
今回の旅程では、いよいよ最後の寄港地・徳島です。
徳島・小松島港は徳島市より南にあります。小松島赤石港への入港です。
徳島ではオプショナルツアーで「かずら橋」へと出かけました。
徳島県へは久しぶりの訪問になります。徳島市内へ出ることも考えましたが、今まで「かずら橋」には行けてないので、
大歩危・小歩危は素通りして祖谷渓へと向かうことにしました。うず潮観光もありましたが、行き難そうな場所にしました。
小松島港から祖谷渓へ
朝7時の集合で、早めのスタートとなりました。
距離的に、バスの乗車時間の長いトリップになります。
殆どが車窓からの観光です
朝4時51分の日の出を見ようと
デッキに上がりましたが、
残念ながら水平線から昇る太陽は
観られませんでした。
6時ころには雲の上に朝陽が
顔を見せました。
もう徳島・小松島港へ入港を
始めています。
デッキには結構多くの人が
朝日を見に出ていました。
7時過ぎには下船開始です。

オプショナルツアーで出発する人は
概ね、早い時間から下船開始です。

入港受け入れ側の準備がギリギリ
間に合ったという感じでしょうか。
それでも、ユルキャラが出迎えに
来てくれています。
太鼓での出迎えはまだ準備中です。
高校生が自分の描いた絵で迎えて
くれます。
港を出ると大通りからも
本船の姿が見えます。
港から徳島市内の高速入口への
通り道にある田園風景です。
川は「田野川」です。
小松島警察署です。
国道55号線から眺める
「眉山(280m)」です。

どの方向から眺めても眉の姿に
見えることからその名がついたと
いわれています。
徳島市のシンボル的山です。
登にはロープウェイもあるようです。
新町川の傍に建つ右手の建物は
「徳島県庁」です。
逆光で少し見難いですが。
吉野川を渡ります。
奥に見える橋は「阿波しらさぎ大橋」です。

渡っている橋は国道11号線の
「吉野川大橋」です。
川上にある橋は「吉野川橋」です。
国道11号から高速道路(徳島
高速道)へと入ります。
最初のPA「上板(かみいた)」で
休憩です。

画面にポインターを置くと
阿波踊りの絵のあるタワーも
ご覧頂けます。
パーキングにある展望台からの
上板町と奥に讃岐山脈、更に
その奥に四国山脈の眺望です。
三好市の一部の風景です。

高速道路から北方向の眺めです。
高校野球の池田高校で有名になった
三好市池田町の箸蔵山に、中腹にある
箸蔵寺へのロープウエイが
設置されています。
山腹に点々とある鉄塔がロープウェイ
です。

画面にポインターを置くと
少しボケましたが、寺院の様子も
ご覧頂けます。
 
高速道路を井川池田でおります。
三好市の地域です。
祖谷も三好市の一部です。
高速道路を降りて一般道を
土讃線に沿って南下します。

途中で潜り抜ける橋は
徳島高速道路の「へそっこ大橋」
です。コンクリートのアーチ橋としては
日本で最も長く705mあります。

吉野川の上を通ります。
土讃線の阿波川口駅です。
徳島県の最西端の駅になります。

大歩危駅を過ぎてすぐの橋を
渡って祖谷方向へと向かいます。

祖谷の駐車場の前には
「かずら橋夢舞台」という
レストハウスがあります。(左下
黄色い屋根の建物)

ここがかずら橋への拠点となります。
祖谷渓
吉野川支流の祖谷川にあり、全長は10kmにも及ぶ渓谷です。高さの高低差もさることながら、
降水量も多いために樹木が生い茂り、隔絶された深山幽谷の景観を呈しています。
また一帯は平家の隠れ里としても名高く、山麓にへばりつくように住宅が点在しています。
祖谷のかずら橋入口です。

右の橋は「祖谷渓大橋」です。
歩行者専用の橋です。
自転車含め車輛は左の橋を
渡ります。
祖谷渓大橋を渡った先に
この様な石碑があります。

祖谷の粉ひき節の歌碑です。


祖谷渓大橋を渡って右へ行くと
かずら橋の渡口に出ます。
祖谷渓に架かるかずら橋が見えて
きます。

かずら橋は一方通行になっています。
橋の様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

かずら橋

かずら橋を渡り、左手に行くと
「琵琶の滝」に出ます。
「琵琶の滝」です。

「源平の戦いに敗れた平国盛が
安徳天皇を奉じて祖谷に潜入し、
この地に土着したことは事実として
平家伝説の一つに数えられています。
その落人たちが、昔日の古都の生活
をしのびながら滝の下で琵琶を奏で
つれづれを慰めあったと伝えれれて
います」(説明板より)
道の傍に模様のある葉っぱが
ありました。
駐車場への戻り道には
こうしたお店が並んでいます。
軽い食事もできるようです。

「あめご(あまご)」や
「でこまわし」と言う串に刺した
おでん的なものがあります。

画面にポインターを置くと
串焼きの状況をご覧頂けます。

昼の食事にこれらが出ました。
桑の花だと教えてくれた人が
いましたが、調べたら桑ではなく
はしどい(丁香花)のようです。

白く可憐な花です。
 
「かずら橋夢舞台」の店内です。

お店の中に今回寄れなかった
祖谷渓のしょんべん小僧の
写真がありました。

三好市観光協会によると、
この小便小僧は1968年に徳島県
出身の彫刻家・河崎良行氏によって
制作されたものとのことです。
かつての子どもたちはここに立ち、
度胸試しをしたという逸話にちなんで
作られたそうですが、一寸行って
みたくなりますね。
駐車場から眺める「祖谷渓」の
一部です。
こちらも「祖谷渓」の様子です。

昼食は祖谷のホテルで摂りました。
食事とホテルの様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

 祖谷の昼食
ホテルの傍にある
「天神さんの御敷水」です。

888年に菅原道真が大干ばつに
困窮していた農民のために、雨乞い
祈願として神代踊りを行い、天神さんの
山体からこの水が湧き出たそうです。

神代踊りは現在も国・県指定の
無形文化財として、毎年旧暦6月に
天満宮(天神さん)に奉納されて
いるそうです。
昼食ご、小松島港へと向かいます。

祖谷の村ともお別れです。
祖谷から小松島へ
祖谷で昼食の後は、小松島港へ一直線です。最終乗船時間が
15時ですので、それまでに港へ戻らなければなりません。途中では
往路と同様、上板PAで小休止はありました。
祖谷地区を下りてくると大歩危橋に
でます。
橋から土讃線の「大歩危駅」が
見えます。

駅と吉野川の距離感は
画面にポインターを置くと
ご覧頂ける写真でお分かり
頂けます。
大歩危橋の上から眺める
「大歩危」です。
ガイドさんの話では5月までの
行事だった鯉幟の吹き流しが
残っています。
恐らく、5月にはもっと多くの鯉幟が
架けられていたのでしょう。
大歩危から小歩危へと戻ります。
「小歩危」の様子です。
徳島市に近づくと吉野川も
渓流から大河へと変身します。
 

15時30分の出航に合わせて
阿波踊りでのお見送りです。

朝で迎えてくれた高校生も絵をもって
参加しています。

どの港でもその地の特徴のある
見送りをしてくれます。

踊りの様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

阿波踊り
クルーズ最後の夕食は
何時ものレストランで摂りました。
特別変わったことはなく、
別の場所でフェアウェルパーティーが
行われます。

食事の後でデッキから出航後の
四国の山並みと夕焼けを見ました。
残念ながら落日には出会えません。

今回のクルーズでも水平線の日の出、
日の入りが見られませんでした。
食事の後、日暮れの海を見ながらの
コーヒータイムです。

最後のカプチーノは葉っぱの模様に
なっていました。

画面にポインターを置くと
カプチーノの模様をご覧頂けます。
21時45分からアフト・ラウンジで
フェアウェルパーティがあります。
服装はカジュアルです。
ダンスレッスンを混ぜながらの
パーティで皆さんそれなりに
踊りを楽しまれているようです。
年寄り夫婦は早々に失礼しました。
横浜港下船
十日間の船旅も最終日。いよいよ下船です。デッキの階数や部屋の偶数奇数で
下船時間が決まります。朝食を済ませて、下船順の集合場所で待機します。
荷物は前日の零時までに部屋の前に出しておくと税関の前まで運んでくれます。
本船は三浦半島の沖合を
航行しています。

海の銀座と言われる東京湾の
入口で、いろんな船と行き交います。

コンテナー船ってこんなに詰めるんです。
三浦半島の左端は観音崎灯台、
その右の塔は海上保安本部の
交通センターです。
右手の丘には防衛大学も見えます。
大黒ふ頭に近づきます。
いよいよ下船準備です。
左側舷側からは「横浜ベイブリッジ」が
見えます。
MSCスプレンディダとも
いよいよお別れです。
大黒埠頭に着岸です。
下船後は横浜中華街に出て、
昼食はこの店の小籠包を食べて、
土産に肉まんを買って、今回の旅を
終わりました。
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