田沢湖遊覧 
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秋田県仙北市にある田沢湖は、日本で一番深い言われている湖です。。直径6キロメートル、周囲21キロメートル、
面積25.88平方キロメートル、形はほぼ円形です。水深は423.4mあります。
湖には辰子伝説があり、湖畔には辰子像も立っています。
田沢湖は国策の名のもと、玉川温泉からの強酸性水が導入され、固有種の魚がいなくなったそうですが、地元民の努力で
現在は徐々に魚類も戻ってきているそうです。田沢湖のクニマスが有名ですが、一旦絶滅し、西湖に種が残されていたそうです。
それが縁で2011年に西湖と田沢湖が姉妹湖提携をしました。
田沢湖は遊覧船で周遊できます。

田沢湖の概観図です。

国道341号から湖の方向へ入ると
駐車場があり、その前が遊覧船の
発着所になっています。

高速遊覧船「TZAWA号」で周遊します。
田沢湖畔の遊覧船乗り場です。

手前の道路は田沢湖周回道路です。
田沢湖の水の色は青さが素晴らしいです。
奥には秋田駒ヶ岳が遠望できます。
湖の北側には「御座石神社」が
あります。

神社は知る人ぞ知る美のパワースポット
だそうです。美貌成就・縁結びなどにご
利益があるとされていて、御祭神は辰子姫。
1650年(慶安3)に秋田藩主佐竹義隆公が
田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだ
ことからこの名がつけられたそうです。

鳥居は湖畔に立っていますが、本殿は
少し奥まっています。奥に見える赤い屋根が
本殿です。
鳥居の赤と湖の青と裏山の緑のコントラストが
得も言われぬ風景を醸し出しています。
湖の北西の眺めです。
自然の森林に囲まれた静かな佇まいです。

色の濃い樹木は植林された杉林です。
湖の北側から南方向を眺めています。
奥には秋田駒ヶ岳が眺められます。
逆光で少し色が出にくくなっています。
西南の場所に「辰子像」が立っています。

陸側に向いて立っているので、湖面からは
斜め後ろからの眺めとなります。

辰子伝説とは、美しい娘辰子が観音参りの
満願の夜に「北の泉の水を飲めば願いが叶う」と
告げられ、探し当てた泉の水を飲み始めると
どんどん飲み続け、泉が枯れる程飲みました。
その結果、辰子は龍となり田沢湖の主と
なったというものです。
永遠の若さと美貌を願い、湖神となったと
伝えられる、伝説の美少女たつこ姫の
ブロンズ像は舟越保武氏の作品で1968年
(昭和43)に除幕されています。
「漢槎宮(かんさぐう)」別名浮木神社は
辰子像の横にある小さな神社です。

辰子姫伝説で八郎太郎が川伝いに潟尻川から
来て、田沢湖へ入った場所に立てられています。
1769年(明和6)に俳人・漢学者の益田滄洲
により「漢槎宮」の名が付けられました。
魚がほとんどいなくなったと言われる
田沢湖にも魚が帰ってきています。

魚種は不明ですが、砂地に沢山の魚が
泳いでいます。
遊覧船発着所に戻ってきました。

右手に見える船が高速遊覧船「TAZAWA」です。
乗員・乗客112名乗りの高速船で、船内83名、
デッキ27名が定員です。
写真撮影には後尾のデッキに出ました。
デッキには座席はありません。
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