日本一周の船旅    北米  中南米  トップページ

船旅には目的地への航海と船の中での生活を楽しむ航海の両様があります。
目的地への航海は高校の修学旅行で大分別府港から神戸港までの1泊2日と大学生の頃に神戸港から沖縄那覇港まで
2泊3日の船旅をしました。青函連絡船にも乗りました。
海外ではエジプトのナイル河と中国の長江でそれぞれ3泊4日のリバークルーズを経験しています。
目的地への航海は単に運んでもらうことになります。宿泊の必要な航海の場合は食事がついているケースもあります。
この場合の等級の差ははっきりしていて、沖縄航路の経験では特2等以上の食事はダイニングルームで船長と一緒にします。
それ以下は弁当になります。お風呂も特2等以上は利用できますが、それ以下はシャワールームのみ利用可能です。

リバークルーズの場合は船も小型船で船室はほぼ同級ないし一部特別室がある程度で、食事は全員が同じ場所で摂ります。
船内の催し物も全員が同じ条件で参加します。夜間は停泊地に留まっているケースが多いです。景色の見える時間帯に航行し
観光地で停泊下船します。船旅を楽しむと言うより川からの眺望と寄港地での観光が主目的となります。

こうした船旅とは別に大型客船によるオーシャンクルーズが有ります。殆どホテルが海に浮かんでいるが如き客船が利用されます。
最近は20万トンを超える船級のものもあります。このクルーズは船の内容により、カジュアル船、プレミアム船、ラグジュアリー船に
大別されています。これらの船は船会社によりランク付けされていて、同じ船会社の船はどの船も基本的に同じランクになるようです。
カジュアル船は1泊料金が100〜300ドルくらいの船で、ファミリー向けと言われています。プレミアム船は150〜500ドル/泊、
ラグジュアリー船は450〜1,000ドル/泊となるようです。ドレスコードなども各グレードで異なり、カジュアル船の場合は航海中は
殆ど自由な服装で過ごせます。プレミアム船、ラグジュアリー船の場合は毎日船内新聞でドレスコードが通知されるようです。
同じグレードの船で料金の差は船室の差になります。窓の有りなし、バルコニー付、スイートルームなどで料金の差が出ます。
料金の差は船室の違いのみで、船内でのサービスは全く同じです。日本郵船の人からは「船旅するならグレードの高い船の
安い部屋に入って少なくとも10日間以上は航海してください、そうすればクルーズの楽しさが判ります」と言われたことがあります。
確かに、船内では乗客に格差はなく、何をするにも船室のグレードとは関係なく、同条件となっています。その代わり、
船室にかかわりなく、1日当り何ドルと言うチップをツアー最終日に纏めて支払います。全乗務員へのサービス料となります。
特別室などで部屋付のサービス員が付く場合は勿論別途サービス料支払いが必要となります。
また、個別に何かを依頼した場合なども別途チップが必要となる場合もあります。
ただ、ルームサービスは原則チップ不要ですが、人によっては個別に出す人もあるようです。

食事は各種の無料のレストランがあり、コーヒーショップも無料で利用できます。ただ、アルコール飲料は別料金となります。
勿論、有料のレストランやバーなども設けられていますが、航海中は基本料金のみでも過ごせるようになっています。
有料レストランもレストランによっては基本的カバーチャージが決まっており、メニューは食べ放題になります。飲料は別料金です。
アラカルト専門の有料レストランもあり、この場合はメニュー単位での料金となります(すしなどがこれに該当します)。
24時間開いている無料レストランもあり、何時でも食事がとれるようになっています。プールサイドにもスナックがあり、
泳いで小腹の空いた人たちで賑わっています。

各船の設備は概ね大同小異でレストラン以外に劇場、プール、テニスコート、ゴルフ練習場、カジノ、スポーツジムなどの施設が
あります。大抵は船代にこまれていますが、一部(カジノなど)有料の施設もあります。毎日イベントが準備されており、
乗客が航海に飽きないように企画されています。

ただ、寄港地でのオプショナルツアーは色々ありますが基本的は有料となります。下船して港の近辺をうろつく分には
費用は掛かりません。食事も船内で出来ます。日本の旅行社の主宰するツアーの場合はこのオプショナルツアーの中で
適当なものを選びその費用も含めてツアー料金が設定されているようです。船会社や行く場所によっては船側がセットした
無料ツアーのあるクルーズもあるようです。
中には1泊2日のツアーで次の寄港地で本線に合流すると言うようなツアーもあるとの事です。

クルーズの期間は3泊4日くらいから3ヶ月くらいまで色々とあるようです。世界一周クルーズもあります。
船内での楽しみ方を如何に見つけるかで、クルーズが楽しいかつまらないかになると思います。
なんにでも手を出す、誰とでも話す、変な遠慮はしないを実行できれば多分大いにエンジョイできるのではないでしょうか。

今回のクルーズで感じたのは、カジュアル船ならさほど形苦しさもなく、欧米人はホテルライフを楽しむのと同じような感覚で
クルーズに参加しているのがよく判りました。寄港地の観光もさることながら船内でのレジャーを楽しむのが目的のようです。
フルに楽しんでいました。ただ、逆にあまりにフリーすぎてちょっと気取った船旅と言う訳にはいかず、プレミアム船の経験も
必要かなぁ等と思っています。
それと、ファミリーや若い二人連れの多さが目に付きます。子供たちだけのイベントも沢山催されていました。

食べることの好きな人はぜひクルーズを経験されることお勧めです。とにかく、朝から晩まで食べ放題で、
確実に肥って帰ることになるでしょう。

カリブ海クルーズ
2013年12月にカリブ海のクルージングに出かけました。今までにリバークルーズはエジプトのナイル河と中国の長江で
それぞれ3泊4日の経験がありますが、オーシャンクルーズは初めてです。

今回はカジュアル船による7泊8日のオーシャンクルーズです。アメリカのマイアミからカリブ海を回るコースです。
アメリカからはキューバには入れないので、キューバをぐるりと一回りするようなコースになります。
船はノルウェイジャン・パール号で2006年の建造、総トン数は93,530トン全長は294m、全幅が32m、
航海速力23ノットです。最近建造の20万トンクラスに比べるとやや小型ですが、それでも乗客定員は2,384名、
乗員1、101名でデッキは15階です。まさにホテルがそのまま海に浮かんでいると言えましょう。
グレード的にはカジュアル船で航海中は全日服装は自由でした。
カジュアルと言うことで家族連れが非常に多く、子供たちのためのプログラムも沢山組まれていました。
日本人にとっては客船での船旅は結構贅沢な旅に思えますが、現地での費用を考えると家族旅行で旅館に泊まるのと
左程の差はなさそうです。が、1週間も休暇が取れるかどうかの差になるのでしょう。

マイアミから翌日バハマ諸島の船会社の占有プライベート
アイランド・グレートスタラップケイに入港、
その後キューバ島を2日がかりで一回りして
ジャマイカのオーチョリオスに入港、そして、
ケイマン諸島のジョージタウンに入港。
続いてメキシコのコズメルに入港し、船を乗り換えて
トゥルムにあるマヤ遺跡を観光し、本船に戻り、
更に2日がかりでマイアミに戻りました。
全日航海は乗船3日目と7日目です。
マイアミへ向かう飛行機の中から
眺めたシカゴの夕景です。
青い部分はミシガン湖です。
夕方の為写りが悪くなっています。

シカゴからマイアミまで3時間です。
マイアミ
成田空港を全日空便で夕刻出発し、シカゴでユナイテッド航空に乗り換え、マイアミに同日夜に到着します。
時差の関係で一日が非常に長いです(時差は14時間)。マイアミは南部アメリカでも大きなハブ空港となっていますが、
日本からのマイアミへの直行便はありませんので、必ずどこかで乗継となります。
マイアミはフロリダ州の主要都市ですが、グレーターマイアミには5市が含まれ、有名なマイアミビーチは
マイアミビーチ市に属しています。マイアミ市は大きなダウンタウンを持つ商工業都市でもあります。
キューバ難民の多いことや南米に近いことからマイアミには多くのヒスパニックが住んでおり、スペイン語の表示が多いです。
今回到着日の翌日に乗船前の時間を利用して簡単な市内観光が出来ました。
マイアミのホテルの玄関です。
12月と言うことでクリスマスの飾と
七面鳥が闊歩していました。

ただ、予想よりはクリスマスの飾りつけは
それほど派手ではありません。
空港に近いビジネスホテルと言うことも
あるのかもしれません。
ホテルの横を流れる川ですが、
12月と言う季節を感じません。
それもそのはず、気温は27℃あります。

色々な花も咲いていました。




マイアミビーチにある
1920年代のアールデコ様式の
建物の並んだオーシャンドライブ
通りです。



同じくオーシャンドライブ沿いの
町並です。
アールデコが並んでいます。
さすがマイアミビーチに沿った通り。
こんなスタイルでも街中を堂々と
闊歩できます。
12月でもこのスタイル。
青空のもと、大勢が日光浴を
楽しんでいるマイアミビーチです。
ヒスパニックの母娘です。
写真撮っても良い?と聞いたら
ポーズ取ってくれました。
景色も人も明るいです。
街中にはささやかなクリスマスの
飾りつけもありました。
アールデコと似合ってます。
マイアミビーチらしい風景でした。
スーパーマーケットのようでした。
いよいよ乗船のために
マイアミ港へ向かいました。
ノルウェイジャン・パール
今回7泊8日を過ごす船の名前です。
マイアミ港から乗船しました。
これ以降は日程を追って行きたいと思います。
マイアミ港
第一日目はマイアミでの乗船になります。朝に着いた船は10時ころまでに乗客を降ろし、次の乗客のための
準備に入ります。我々は11時に乗船待合室に入りました。グループ番号順に乗船が始まり、午後4時に出港と
なります。最初の目的地はバハマ諸島です。
港で乗船を待つファミリーです。
このような家族連れが結構
沢山乗っていました。
我々の乗る船の乗船受付所です。
契約書に基づき乗船が認められます。
乗船に当たっては受付でクレジットカードを提示し、
乗船カードを受け取ります。

乗船カードはこのようなもので、客室の鍵と
船内での全ての決済用に利用されます。
H6の表記は緊急時の集合場所を表わします。

乗船待合室です。
乗客がグループごとに番号を持ち
番号が呼ばれた順に
乗船します。
乗船用タラップから見える
乗船する船の前部です。
船の後部です。
救命艇の下がっている部分が
7階、8階デッキになります。
客室は4階からあります。
丸窓が4階、角窓が5階です。
我が船室は9階のバルコニー付に
しました。
乗船するとメキシカンスタイルの
男女乗組員が出迎えてくれます。
彼らはレストランに勤務していました。
こんな出迎えもあります。
手にしているのは楽器です。
7階のデッキはこのように
オープンで船を一周できるように
なっています。一周で約600mあります。

デッキには遊戯設備やデッキチェアなども
有ります。
フロントはまさにホテルのフロントと
同じです。
ここでは有料レストランの予約や
各種催しの案内をしています。
フロントロビーです。
正面の大画面スクリーンでは、
映画やビデオを常時放映しています。
このプログラムは毎日配られる
船内新聞に掲載されます。
左上は24時間営業のコーヒーショップで
右上は有料レストランです。
正面スクリーンの右にもジャワコーヒー
スタンドがあります。ここのコーヒーが
おいしいです。
我がステートルームの様子です。
ベッドは頼むとシングル2台に
分けてくれました。
手前にシャワールームとトイレが
有ります。
スペアベッドがあり定員は3名に
なっています。
広さはまあまでした。
少し遅めの昼食を12階デッキ後方にある
ビュッフェバー「Great Outdoors」で
摂りました。
出航前の海を見ながらの食事でした。

こんなランチです。
食事は食べ放題。
ソフトドリンクは飲み放題。
アルコールは有料になります。


汽笛とともに16時に離岸しました。

真横に一旦進み、それから前進します。
スクリューが360度回転するので
狭い場所でも接岸できるそうです。

右手は僚船のノルウェイジャン・スター
です。2001年建造の9万トン。
パールより少し小振りの船です。
マイアミ港〜バハマ
マイアミ港を出航した本船は少し東へ北上する形でバハマ諸島へ向かいます。
バハマへは翌朝8時の到着予定となっています。
マイアミ港近辺の地図です。
マイアミビーチ市には幾つかの島を繋ぐ橋を渡って行きます。

マイアミ港は一つの島になっています。この中に色々な施設も
作られています。

船は黄色い線を進んでゆきます。

Aは下の写真ダウンタウンを眺める方向です。
Bはスターアイランドの風景
Cはマイアミビーチを眺めています。
16:00の出航とともにプールサイドで
Sail Away Partyが行われます。
既にプールで泳ぐ人、ジャグジーに
つかる人などもいます。
バンドに合わせて踊る人たちが
中央に集まっています。
プールの奥にはビュッフェがあり、
BBQと軽食が供されています。
写真を撮っているデッキにもバーが
あり飲み物と軽食が自由に
摂れます。
マイアミのダウンタウンが遠望
出来ます。地図でA方向を眺めています。

この島はスターアイランドと呼ばれ
高名な俳優や有名人がここに
別荘を持っているそうです。
マイアミの最高級住宅地だそうです。
地図のBです。
マイアミビーチ市の眺めです。
白い砂浜が続いています。
高い建物の右手がアールデコ街
になっています。
地図のC方向です。

ポインターを画面に置くと
ビーチの様子がご覧いただけます。
マイアミのサンセットです。

ポインターを画面に置くと
望遠で見たマイアミのサンセットも
ご覧いただけます。
夕日が海面を染めて行きます。

まだマイアミの街並みが遠望
出来ます。
最初のディナーは
メインレストランの「サマーパレス」
で摂りました。
注文式のレストランで
ここは夕食時は一応シャツ・シューズの
ドレスコードがありました。
朝昼はフリースタイルです。
前菜からデザートまでのフルコース
の料理になります。もちろん無料です。
品数はいくつとってもいいのですが、
1品ごとに結構な量がありやはり
前菜、メインと1品づつが適量です。
ただ、アルコール飲料は有料で
ワインも揃えてありますが、結構な
値段ではあります。ビールは5ドル
程度です。
食事の時間は結構かかります。
6階と7階がぶち抜きになった
「Stardust]劇場があります。
毎晩エンターテイメントが演じられて
います。
最初の夜は漫談でしたが
司会者の言葉は何とか理解できた
ものの、漫談は全く理解できず、
隣の人がなぜ笑ってるかわからず、
随分孤独な気分になりました。
漫談以外にも前座のダンスや歌などが
あるので、それなりに楽しめます。

最初に司会者が観客にどこから来たか
国の名前を順番に呼ぶと、観客が
一斉に声と手を上げます。
やはり米国が一番多く、カナダ、南米の
国々の人がそれに次ぎ、スペイン、イタリア、
豪州に比べても日本はほんの僅かでした。
勿論声と手を上げましたが・・・。
お隣は米国籍の中国人と言ってましたが、
殆ど米国人の風貌でした。恐らく何代も
前に移民してきたのでしょう。

カナダから来ていた結婚61周年の
夫婦が記念にシャンパンを貰いました。
他にも結婚53年とか58年とかの人も
いましたが、最後に名乗り出たのは
61周年のご夫妻でした。観客の盛大な
拍手を受けていました。
幕間に本船の各部門のスタッフのトップが
紹介されました。
カジュアル船で船長招待パーティなどは
無いので、こうした方法でスタッフを
紹介するのでしょう。
カリブ海バハマ諸島の夜明けです。

正面の黒い盛り上がりは島ではなく、
停泊している大型客船です。

右の方に薄く延びているのが島です。
バハマ諸島
バハマは北大西洋に浮かぶ700からの島で形成されている国です。
立憲君主国で英連邦に属します。島への投資によりプライベートの島として認められ、
名前も付けることができるそうです。今回寄港したのは船会社が開発したプライベート
アイランドです。地図上でもどこにあるかはっきり確定できないので、大体の場所を示しています。

グレートスターラップケイ


バハマ諸島に浮かぶ小さい
プライベートアイランドです。
海の遊びのために作られた島で、
カヤックやジェットスキーなどの遊びも
可能です。
ただ、年寄りにはそれほど愉快な場所でもありません。

グレートスタラップケイでは直接
接岸できないので、小型船での
渡しとなります。
オプショナルツアーが何種類か組まれて
おり、其々のグループごとに順次
下船してゆきます。
パラセールをしている人がいました。
希望すれば可能のようです。
島の入り口の埠頭です。
上陸するとグレートスターラップケイの
標識がありました。
ここへ上陸するのは我々の船の
乗客のみで、食事もバーベキューが
用意されており、アルコールの飲み物
以外は無料で食べ放題になっています。
南国を思わせる佇まいですが、
海岸以外にはなにもなさそうです。
プライベートビーチです。
正面奥の方は別の島になっており、
別の船会社のプライベートアイランド
なのだそうです。
奥に泊まっている船はその島の
船会社のようです。
多国籍の乗客がボート乗り場に
集まっていました。
ちょっと太めのお二人はそのまま
海に入って行きました。
アジア系の親子でしょうか。
本当に楽しそうに泳いでいました。
ライフジャケットつけての水泳です。
子供たちが本当に楽しそうです。
我々を運んでいる客船です。
バハマの落日です。
船は既に出航しています。
バハマ〜ジャマイカ
バハマを出航するとキューバを半周する形でジャマイカへ向かいます。
この間は全日航海となり、船の中での生活を楽しむことになります。
バハマを2日目の17時に出航しました。
ジャマイカのオーチョリオスには4日目の8時に入港予定です。
3日目は全日船内での生活になります。
朝から晩まで色々なプログラムが組まれています。
その内容は毎日の船内新聞に掲載されます。これは英文となります。
希望者にはスペイン語もあるようですが、その2か国語のみとなります。
添乗員が毎日その船内新聞のポイントだけを日本語に訳して参加者に
配布しています。

船内新聞をご覧になりたい場合は下記からお入りください。
船内新聞
夕食後劇場で「ラスベガスショー」
なるイベントがありました。
19:30〜と21:30〜の2回上演
されます。

ミュージックショーは判り易くて良いです。
幾つかのグループが出演の為
乗船しているようです。
寄港地で乗り降りしているのかどうか
よく判りませんが、1航海中は
ずっと乗っているようです。
部屋に戻るとかわいい犬が待っていました。
各部屋の担当者がタオルを利用して
色々な形に折っているようです。
イベントの一つとしてこの折り方の
ショーが有りました。
ワンちゃんの手の下にあるのが
毎晩配られる船内新聞です。
朝食は海を見ながらデッキで
摂りました。
屋内にもいくつか朝食をとれる
場所がありますが、なぜかここで
摂ることが多かったです。
航海中にキューバの島が見えます。
気温が高くなったのか、ガスぽっくて
綺麗には見えませんでした、
結構長い間見られます。
船内を探索しました。
ここは「スピンネイカー」という
ホール付きのラウンジです。
食事はできず、飲み物のみです。
ダンスレッスンなどのイベントも
ここで行われています。
何もやっていないときも出入り自由なので
ここで本を読んだり、休んだりしている
人がけっこいます。
日中はとても静かです。
操舵室です。
殆ど人がいません。
中には入れませんが、
後方の窓からいつでも覗けるように
なっています。

ポインターを画面に置くと
ひとりで操舵しているのが
ご覧いただけます。
フィットネスセンターです。
色々な器具が備えられています。

ここでも色々な健康に関する
イベントが行われています。

勿論、器具は無料で自由に使用
出来ます。
テニスコートも二面あります。
空いていれば無料で利用できます。
ラケット・ボールは乗船カードで
貸出してもらえます。
ボーリングも4レーンありました。
ここは有料で1ゲームが5ドルです。
プレーしましたが、ボールが時々
思わぬ方向へ曲がります。
僅かな揺れにボールが反応するので、
思うように投げるのが非常に難しく、
ガター続出で今までの最低スコアを
記録しました。
ゴルフの打ちっぱなしがあります。
ちょっと小さいケージですが、スイングは
出来ます。
これも乗船カードを預けるとボールを
貸してくれます。無料です。
クラブはアイアンしかありません。
デッキではこんな遊びもあります。
円盤を押し出して指定の場所に
入った点数で競うようです。
カーリングに似ていますが、相手の
円盤を動かすことはできそうに
有りませんでした。
図書館も備えられています。
少しですが、日本の書籍も
準備されていました。

数独のプリントをくれるのでここで
時間つぶしをする人も居ます。
カリブ海の落日です。
航海中水平線からの日の出や
落日はとうとう見られませんでした。
朝夕はどうしても雲がかかるようです。
この日は象さんが迎えてくれました。
朝方にはジャマイカが見えました。
オーチョリオス港です。
ここでは桟橋に直接接岸できました。
水上スクーターが出迎えに出てました。
ジャマイカ
ジャマイカは中米にあり英国連邦王国に属する立憲君主国です。
人口は270万人ほどで首都はキングストンです。
首都はキングストンですが、今回は北側にあるオーチョリオスに
寄港しました。
このオーチョリオスにはダンズリバーの滝登りと言う場所が
有ります。
滝のガイドに従い40分ほど海岸から川を上って行きます。

オーチョリオスの少し西寄りにディスカバリーベイと言う町があり、
ここはコロンブスがジャマイカを発見した時に錨を下した所です。

オーチョリオスにある
ダンズリバーフォール公園の
入り口です。

ダンズリバーが海へ注ぐ手前にある
滝を登れるようになっています。
ダンズリバーの滝です。
岩が丸くなっています。
滝登りのために靴を借ります。
サンダルでは足の指を痛める
可能性があるとの事で
やむなく7ドル払って靴を借りました。
7ドルも出せば買えそうな靴でした。
遊歩道にいたヒスパニックのお嬢さんです。
若いお嬢さんがタトーを入れているケースが
非常に多くて、びっくりです。
本当のタトー(刺青)か書いたものかは
判別できませんが、男女を問わず、
体中にタトーを入れている人が
大勢います。
ヒスパニックの多いためでしょうかね。
この手前には海岸があります。
左の人達のようにガイド(青い服)の
先導で皆さん手を繋いで登って
行きます。
結構段差の大きい滝ですが、
左の斜面を登って行きます。
ところどころの滝壺が遊び場にも
なっています。
段差の大きいところでは滝の下で
水浴びが出来ます。
滝を登りきると出口には
お土産屋さんがずらりと並んでいます。
公園の出入り口には
このような人たちが
楽器を奏でて恵みを求めています。
公園の近くにサメとイルカの居る
遊園地があります。
ここではイルカと遊んだり、サメの
ショーを見たり(ショーと言えるほどの
ものではなかったけど)園内の
動物を見たりします。
サメのショーです。
手前の水中に黒っぽく見えるのは
サメです。
三人がそれぞれサメと戯れる
ショーです。
奥に見える人たちはイルカと遊んでいます。
園内に専用のビーチもあります。
ここで泳ぐこともできます。
このビーチの手前側にバーべーキュー
の小屋があり、無料で食事ができます。
園内の遊歩道に遊んでいた
イグアナです。結構カラフルなイグアナ
でした。

ポインターを画面に置くと
頭部を拡大してご覧いただけます。
海べりの四阿でカリブっぽい音楽を
日がな一日演奏しています。
昔流行った「バナナボート」なども
やっていました。
ジャマイカの民族衣装を着た
従業員のお嬢さん(?)です。
カメラを向けるとしっかりポーズを
取ってくれます。
別のグループがイルカと遊んでいます。
我々のグループは次の寄港地で
イルカと遊ぶため、ここではスキップです。
子供たちの表情が半分切れたのが
残念…。
港の近くにあるショッピングセンターです。
なぜかインド風で名前もタージマハルに
なっていました。
ジャマイカでは宝石が有名だそうで、
ダイアをはじめ各種宝石店が
軒を並べています。
ここでもジャマイカの民族衣装で
恵みを求める踊りを踊っていました。
お尻に入っているパッドは
馬鹿でかいです。
派手な服装のおじさんがロバを連れて
花を売っていました。
街中にあったちょっと瀟洒な建物。
看板にはSPAとあり、壁にはPUBの
看板もかかっていました。
いずれにしても客扱いのお店なのでしょう。
湾を巡る道路です。
南国らしい雰囲気を持っています。
船に戻ると塗装をしていました。
ドックに入らず適宜このように
塗装しているようです。
17時に本船はジャマイカ・オーチョリオス
を出航しました。
次の目的地はグランドケイマン諸島の
ジョージタウンです。
有料レストランの一つで
アジアンフードがメインです。
中華風料理もありました。
蒙古式羊のしゃぶしゃぶも
あります。
15ドル/人のテーブルチャージを払うと
メニューの料理は幾ら注文しても
OKです。
と言って、そんなに食べられるものでは
ありませんが…

餃子に春巻き酢豚など定番料理を
注文しました。
今日はアカエイが出迎えです。
グランドケイマン諸島
英国領の島で、グランドケイマン、ケイマンブラック、リトルケイマンの
3島から形成されています。首都はジョージタウンです。
ケイマン諸島はジャマイカから
30km程度の所にある
サンゴ礁からなる島です。
3島には5万8千人ほど
住んでおり、公用語は英語です。
ケイマンの首都ジョージタウンです。
船は沖合に停泊するので、
このような小型船に乗り換えて
上陸します。
ケイマン諸島はカリブ海の中でも
観光客の多いところだそうで、
この日も5艘位の大型客船が
停泊していました。
桟橋を上がるとグランドケイマン島の
入り口があります。
壁面のマークはケイマンの国章です。
港を出るとツアー案内窓口や
客引きが色々あります。
幾つかの船が重なって
乗客で混雑していました。
自分たちのツアーの案内を待ち
このようなテントの中で待機します。
待っている家族連れの御嬢さんが
買ってもらったコプラの木彫りで
遊んでいます。
木に切り込みを入れて自由に動くように
作られています。
上陸後バスで北部にあるイルカ園へ
行きました。
ここではグループごとにイルカと遊ばせます。
ダンスをしたり、キスをしたりします。

手前に植込みが有ってそれより近くでは
カメラの使用が禁じられています。
専門のカメララマンがいてお客の写真を
撮影し、売店で販売しています。

日本人はあまり買いませんが、外人は
写真を大事にするのか結構買っています。
ここでも若いお嬢さんのタトウが
目に付きます。
小グループでも同じことをしています。
イルカとのダンスの様子です。
ここにもイグアナがいました。
オウムを扱う女性もいました。

オウムを肩に乗せたり頭に載せて
写真を撮ってくれます。
イルカ園からすぐの所に桟橋があります。

アカエイのいる浅瀬へ渡る船の乗り場です。
砂地が多いのか、サンゴ礁の所為か、
海の色が白っぽく透明です。

走ること15分くらいで浅瀬に着きます。
浅瀬は腰から胸くらいの深さです。
餌付されたアカエイが沢山居ます。
悠然と泳いでいるので、捕まえられそうで
なかなか捕まえられません。

画面中央青いシャツの人は係員で
浮きの上に載っている青い缶には
餌になるイカが入っています。
寄ってくるエイの口に餌を入れてやります。
1m以上のエイが多いです。
尻尾に毒はないそうですが、
後ろから捕まえないように言われています。
ただ、前からつかもうとすると直前で
スーッと左右に逃げられてしまいます。

とにかく水が澄んでいてきれいな海です。
下は砂地です。
係員が上手くエイを捕まえて
観光客に触れさせています。
抱えることもできます。

なんかゼラチンの塊のような感触です。
船の上からも透き通った水の中に
アカエイを見ることができます。
帰りの船では船員が捕まえてきた
巻貝の中身を取り出しています。
この貝は綺麗にしてショップで売られて
いました。

貝の肉は海に捨てています。
多分魚の餌になるのでしょう。
少し肉を貰って食べた家内の感想は
コリコリしているそうです。
ナツメヤシでしょうか。
実がなっていました。
赤く売れた実をつけた木もありました。
この日の劇場では開演前に
子供たちが風船を剣のように
作ったのを持って場内を行進
しました。
エンターテイメントはミュージカルショー
でした。
最初の頃は舞台も写真に撮ってましたが、
船内新聞を見たらエンターテイメントの
カメラ、ビデオ、録音機での記録は
しないでくださいと書いてあり、ヒア汗一杯。
日本人がマナーを守らないでカメラなど
使いおって!なんて思われてたんじゃ
ないかなぁ〜。
添乗員のペーパーにはそんなこと一言も
書いてなかった。
この日の夜はイルカの形で迎えて
くれました。
メキシコ・コズメル
6日目の朝11時にメキシコ・コズメルに到着しました。コズメルは
島になっているので、ここで小舟に乗り換えてメキシコ本土のトゥルムへ
遺跡を見に行きました。メキシコは1時間の時差がありますが、マイアミ
時間ですべて対応します。
コズメルからソリダリダドに渡り、
バスに乗り換え、トゥルムへ向かいます。
11時過ぎにコズメルを出て
午後6時半には船に戻らねばなりません。

結構あわただしいツアーとなり、
昼食は午後4時頃にトゥルムでタコスを
食べて船に戻りました。

船でも軽食を食べ、予定していた
ディナーはフランス料理をやめて
軽いビュッフェで済ましました。

夜明けになっても島影一つ見えません。
11時到着と言うことはまだ相当かかる
と言うことです。
時間があるので今日はメインダイニングで
朝食をとりました。
注文式なので時間はたっぷりかかります。
お味の方は特別変わるわけでもなく、
手っ取り早くて、好きなものを適量取れる
ビュッフェスタイルがやっぱり便利かな。
朝食後はダンスレッスンです。
ラインダンスと言うので、てっきり
ダンサーたちが足を上げて踊るのかと
思ったら、フォークダンスでした。
ジェンカのようなものもラインダンス
なんですね。
左端は先生です。
7階デッキのフロントロビーでは
子供たちに遊びを教えていました。
バトン回し、スカーフ取りなど楽しげに
学んでました。
ここで学んだことを最終日の劇場で
サーカスとして出演するんだとは
この日には全くわかりませんでした。
こんなかわいいバトントワラーもいます。
スカーフを高く飛ばす練習ですが、
これは最終日のサーカスの
練習でした。
メキシコ・コズメルに到着です。
向かいに一足早く僚船の
ノルウェイジャン・ダウンが着いていました。
同じ会社の船が旅先で同じ埠頭に並ぶのは
珍しいのだそうです。

一見しずかに見えますが、
ポインターを画面に置くと
埠頭の喧噪をご覧いただけます。
コズメルの様子です。
我々はトゥルムの遺跡見物に
行くため、桟橋から別の船に
乗り換えるので、コズメルの街には
結局一歩も踏み入れることは
出来ませんでした。
このような高速艇でソリダリダドへ
向います。45分くらいの乗船です。
結構揺れるので、船内で汚物入れを
配ります。
上陸すると水が買えないよと、船内の
おじさんが水を勧めます。
1本買いましたが、殆ど残りました。
ソリダリダドの海岸風景です。
リゾート地になっていて結構ホテルなども
沢山あるようです。
港を揚がってすぐにあるホテルです。
一見テラスハウスのように見えますが・・・
ソリダリダドの商店街です。
右にはタコスのお店も見えます。
茅葺の屋根。なんだと思いますか?

バスストップです。バス待ちの人用の
小屋でだそうです。
トゥルム遺跡への途中で立ち寄った
ショッピングセンターです。
なんとなく眺めが良いので・・・・
トゥルム遺跡の駐車場にある
土産物屋さんです。
掛かっているのはメキシコ特産の
生地で名前忘れた。
メキシコに入ったら看板は全てスペイン語。
英語の添え書きの有るのが珍しいくらいで、
チンプンカンプン。
バスの駐車場から遺跡の入り口まで
結構あるのでこんなトレインが走ってる。
帰りはこれに乗りました。1ドルらしいけど
誰も取りに来ないので、タダ乗りして
しまいました。ごめんなさい。
遺跡への入り口、チケット売り場です。
ここは入り口。人の集まっているところに
遺跡の説明版があります。
この石組みがマヤ時代のもので
現在の遺跡への入り口になっています。
石組みを入るとこんな景観に出会います。
遺跡は整備され、公園のように綺麗に
なっています。
これは神殿跡で正面の石の坂を
荷車に貢物を乗せ、車ごと奉納
したそうです。
フレスコ画の神殿で正面に四本の
柱が建っています。
崩壊の危険を避けるため鋼鉄の
サポートがはめられていました。
中には入れません。

説明版ではマヤ文化の影響を受けて
いるようです。

画面にポインターを置くと
側面がご覧いただけます。
カステーヨ(城砦)と右手は神殿です。

画面にポインターを置くと拡大した
城砦がご覧いただけます。
ハラック・ウイニックの家です。

画面にポインターを置くと裏側が
ご覧いただけます。
泉の上に建つ神殿です。
この砂浜には海亀が産卵に
來るそうです。
北の入り江からの城砦の眺めです。
城砦の後ろはカリブ海です。
城砦の後ろの海は遠浅で
海水浴の人達もいました。
カステーヨの左手にある
降臨する神の神殿です。
西の出口です。
ここも城壁の址です。
遅い昼食はメキシコらしくタコスでした。
左手にあるのはスープではなく、
タコスの垂れです。辛かった。
港に戻った時には日が暮れていました。
本船の外から見る夜景は初めてです。
なかなか綺麗なものです。
コズメルの夜景です。
19時に離岸しました。
いよいよ帰航地マイアミへ向かいます。

画面にポインターを置くと飛鳥Uが
寄港した印がご覧いただけます。
飛鳥Uは2011年にこの埠頭に
寄港したようです。
船内ではチョコホリック・ビュッフェと
銘打って、すべてがチョコレートケーキ
によるパーティが午後10時から開かれ
ました。

入り口では本船の事務方が並んで
歌と拍手で乗客を出迎えました。

チョコ好きの欧米人は夜遅いと言えど
子供も含めチョコケーキを色々頬張って
いました。太るわなぁ〜。
チョコで作られた楽器です。
見るだけで食べられません。

下の写真は並んだ並んだチョコレート。
どれもこれもチョコです。
顔に彩色をした子供が参加していました。
欧米ではチョコレートパーティはよく
あるらしいのですが、こうした習慣も
あるのかどうかよく判りません。
この夜はおさるが出迎えてくれました。
コズメル〜マイアミ
今回のクルーズでの最終航海となります。乗船7日目は全日航海となります。
コズメルを19時に出発した本船はメキシコ湾を北上し、マイアミへ
向かいます。マイアミには翌々日の8時に到着します。
7日目は丸丸船内での生活となります。

今まで利用したことのない場所を利用してみようと思ったものの、
プールやジャグジーにはあまり興味をそそられず、船内をうろうろするか、
自室で過ごす時間が結構多かったのですが、それでも船側が企画する
イベントの幾つかに参加しました。
タオルの折り方の講習会、クルーのタレントショー、サーカス(前述の子供の
おさらい会でしたが)ショーなどなど。
昼はビールフェスタで愛用の12階デッキのGreatoutdoorでビールと
子豚の丸焼きなどのおつまみで済ませました。
最後のディナーは日本からの参加者の有志が一緒に食事をしました。
ちょっとおめかしをと、ジャケットにネクタイをして行きました。
少しプレミアムな気分でした。
西カリブ海の日の出です。
水平線上には少し雲があり、
とうとう水平線からの日の出は
見られませんでした。
お気に入りのデッキで朝食です。
見える海はもうメキシコ湾でしょうか。
ご夫婦でしょうか?恋人同士でしょうか?
何を思い海を見ているのでしょう。
ピアノバーはまだ開店前で
お客もいませんでした。
お昼からワイン飲む人いないのかな。
夜は歌手が歌っています。
Java Coffee Shopも
開店前でした。
ここはキッズ専用の食堂です。
昼はビールフェスタで
ビール飲みながらの昼食と
なりました。
子豚の丸焼きがビールのあてに
出されています。
パンもビールに合いそうなものが
何種類か揃えられていました。
シアターでは乗組員による
ショーが行われていました。
この人たちはみんな乗組員で
でも、結構役者でした。
コメディショーでした。
サーカスと名付けられたキッズの
船内での色々な遊びの復習会。
多分親は大喜びだったでしょう。
ホールではシーツでの色々な
動物を折る説明会(講習会?)が
行われていました。
下の方に見えるのが実物、
正面はスクリーンにそれを映し出し
大勢が見えるようにしていました。

何となく判ったような判らないような・・・

そんなこんなで一日が終わります。
マイアミ帰航
8日目の朝8時にマイアミ港に到着です。これで7泊8日のクルーズが終わりました。
下船後はマイアミ市内をバスで回り、更に二階建てバスでマイアミビーチを回りました。
お昼はこの時期限定のストーンクラブを食べました。美味しかったです。
マイアミ港へ入港時は日の出前でした。
船から見る最後のマイアミの風景です。
下船する時には乗員が見送ってくれます。
皆さんなかなか愛嬌があります。

下船するのも人数が多いので
グループごとに下船します。
荷物を自分で運ぶ人は一番早く
下船できます。
荷物を預ける場合はタグが何種類か
色分けされていて、その色により
下船時間が決まります。
マイアミ港の風景です、
バスで市内を回りました。
この辺りはダウンタウンの北西地区で
貧しい層が多いそうです。
並んでいる人たちはホームレスだと
ガイドが説明していました。
この地区には入らないほうが良いとの
アドバイスもありました。
北西地区でも小奇麗な家もありました。
南西地区はビル街で、高級アパートが
並んでいます。日本人などもこの地区に
住んでいる人が多いそうです。

マイアミは@観光、A金融、B柑橘類の
3つがその代表的な収入源です。
マイアミがニューヨークに次ぐ金融都市とは
來るまで知りませんでした。

マイアミのコンベンションセンターです。

マイアミにはヤシの木が多いですが、
もともとはココナッツを採るために
植えたものだそうですが、事業は失敗。
ヤシの木だけが残ったそうです。
市内電車のような形の市バスが
走っています。
ビルの形態も種々あります。

サウスウエストにはリトルハバナが
有りますが、1950年のキューバ革命後
キューバ人が大量にマイアミに入植し、
まさにラテンアメリカに変貌したそうです。
大きなクリスマスツリーのある公園でした。
バスでの通りすがりに見たもので、
詳しい事情は分かりませんでしたが、
なかなか立派な公園でした。
自由時間にはこのバスに乗り
マイアミビーチシティを巡りました。
バスはビーチ巡りとダウンタウン巡りの
2ルートがあり、1日乗車券が39ドルです。
時間があれば2ルート回れます。
途中で何か所かで止まるので乗降は
自由です。

このビッグバスのほかにも
別のバス会社のルートもあります。
マイアミ港の前にあるフリーダムタワー
です。77.77mの高さです。
1925年の建造で当初は新聞社の
社屋でした。
1950年代からはキューバからの
入植者の受け入れ機関が置かれ、
医療機関としても利用されていたそうです。
バスの上から見たアールデコ街です。
同じく1号線オーシャンドライブ沿いの
眺望です。
マイアミビーチのサウス地区で
途中下車してストーンクラブ(石蟹)で
有名な「ジョーズ」へ行きました。
レストランは日曜日で休みですが、
テイクアウトの店が開いており、
店内でも食べることができます。

ストーンクラブは10月〜5月の間の
限定で爪だけが食べられます。
蟹を保護するため、片側の爪だけを採り、
そのまま蟹は放すそうです。そうすると
何年か後に再び爪が生えるそうです。

だから爪しか売っていません。
店内です。バーカウンターもあります。
ショーケースに並んだストーンクラブです。
ストーンと言うだけに非常に硬い甲羅で、
恐らくハンマーか何かで叩き割って
いるのでしょう。食べ易くなっています。

お値段は結構します。
左端のやや大きめの爪が5個で57.95ドル、
その右は8個で47.25ドル。
ケースの一番右にあった特大は4個で70ドル
以上していました。


ストーンクラブ8個とロブスター半身の
サラダを求めて二人の昼食にしました。
パンは無料になっています。
ビールで蟹は旨かったです。
最近はどの国でも携帯を扱う
人が多いようです。
犬との散歩の途中でメールか?
ウェブサイト閲覧か?

ストーンクラブの店の前の風景です。
マイアミビーチ市内を流れる
インディアンクリークです。
この川沿いの住宅は高級住宅街だ
そうです。
マイアミの「ホロコースト・メモリアル」
記念像です。
ユダヤの大量虐殺の慰霊碑として
建てられたものだそうです。
車窓からのみで中には入りませんでした。
市内にはいろいろとカラフルな建物も
並んでいます。
マイアミの郵便局です。
こうした絵の描かれた建物も
結構ありました。
この絵の横にHerakutと書かれて
いますが、これはドイツ出身の2人組の
ストリートアーティストで彼らの
作品の一つだと思います。
マイアミ港に近いところに
ベイサイドマーケットプレイスという
大きなショッピングマーケットが
有り、その前の公園です。
銅像が幾つも立っています。
マーケットプレイスの海側からの
出入り口です。
この左手から市内観光のバスが
出ています。
マーケットプレイスの建物を通り抜けた
ところで正面の建物は上の写真の反対側に
なります。建物を出たところは公園で
これもベイサイドの一部分です。
右側にはお店が並んでいます。
この店は上の公園の写真の奥に
並んでいるお店になります。
公園の奥にはまたフードコートや
土産物屋があり、
左手の屋根の下は舞台になっており、
ミュージシャンが音楽をやっています。

観客はこの音楽に合わせて踊ったり
身体をゆすったりしています。
(画面にポインターを置くとその様子を
ご覧いただけます)。
マーケットプレイスの建物の中は
こんな感じで2階はフードコートや
美容室など(画面にポインターを置くと
ご覧いただけます)が並んでいます。
1階は土産物屋やブティックなどが
並んでいます。
パイナップルやバナナを置いてますが、
果物売り場ではなく、これらを絞って
生ジュースにしてくれます。
お店の中にはこのような工芸品を
制作販売しているところもありました。
アーティスト通りになっていて、絵画なども
売っていました。
エバーグレイズ国立公園
1979年に世界遺産に登録された公園で、61万ヘクタールと言う広大な
湿原地帯です。今回この公園の外側でエアーボートと言う扇風機で走る
船に乗って湿原を回りました。
メキシコの世界遺産ソチミルコのツアーではではがっかりでしたが、
正直今回はそれ以上にがっかりのツアーでした。
湿地帯は左地図の緑の線で囲んだ部分です。基本的には自然保護区になっています。
ただ、国立公園はこの南部地区の一部(6105平方キロ)のようです。
湿地帯のほとんどがソーグラス(のこぎり草)で蔽われています。
そこに色々な動物が生息しているそうです。
のこぎり草は触ると手が切れるので、ボートに乗っても絶対草には触るなとの
アドバイスがありました。

今回の訪問地は国立公園ではなく保護区の一部でアリゲーターを見せる
エアボートに乗っての観光のみでした。ちょっとがっかり。
場所はルート41号沿いでした。

帰途に紅花で鉄板焼きの夕食がついてツアー料金2万円/人はちょっとね・・・・。
ただ、現地アレンジのツアーでも似たような値段になってたので、
余り文句も言えないかも。

マイアミ空港近くからルート41号を
30分ほどでゲーターパークに着きます。

ここはエバーグレーズ湿地帯を
エアボートで巡る起点になっています。

国立公園の傍ですが、園内ではない
そうです。
ガイドさんから名前を聞いたのですが・・・・
黒いのが雄、茶色はメスだそうです。

湿地帯は水深が30cm程度しかなく、
スクリュー船では動けないし、環境保護
からも船の推進は風力を利用します。
馬鹿でかい扇風機を回して進みます。
草の上でも動けます。
最初はこのような水路から湿原へ
向います。
見渡す限りソーグラスの原っぱです。
そんな中を船は進んでゆきます。
船長さんです。
扇風機の音が大きいので、
最初に耳栓を配ってくれます。

利用しなくても大丈夫な程度の
音でした。
ハスのような草のかげに
アメリカアリゲーターの子供がいました。
子供のいるところには必ず母親がいる
との事で、子ワニの傍までは
寄れませんでした。
望遠撮影で少しボケていますが
左に1匹、真ん中に1匹、右に1匹の
3匹います。

画面にポインターを置くと
泳いでいる子ワニもご覧いただけます。
川べりに大きなアリゲーターもいました。
観光客用に飼育されているワニの
様な気もしました。
ゲーターパーク内に飼われている
アメリカアリゲーターです。
このおじさんがワニについての
色々説明をしてくれます。
帰りは既に日暮れです。
湿原地帯に夕闇が迫ります。
マイアミ市内に着く前に
日没となりました。
この川は湿地帯から流れ出す川と言うか
池と言うか、です。
この日の夕食をとる紅花です。
東京日本橋の紅花のチェーン店の
ようです。
コックさんはナイフでのパーフォーマンスを
しっかりやりました。
エビと肉と野菜でしたが、肉は残念ながら
硬くてあまりうまい肉とは言えませんでした。
やっぱり肉は大和牛に限りますねぇ。
紅花の前の通りはサウスウエスト22番
通りとなっています。
クリスマスのイルミネーションが
通りを飾っていました。
少し西寄りに旧市庁舎があります。
傍に大きなクリスマスツリーが
飾られていました。

建物の前に見える銅像は
ジョージ・メリックだそうです。
彼は1920年代に地中海地方を
モチーフとしてマイアミ市街の
建設を進めた人だそうです。
マイアミ〜ニューヨーク
マイアミからの帰途はニューヨーク経由となりました。マイアミを早朝に
出発し、ニューヨークで全日空便に乗継ぎます。
乗継に少し時間があるので、空港移動間に観光が入りました。
ところが、マンハッタンでカメラの電池切れ、予備のカメラはトランクの中と
全くお話にならない事態でした。拙ず〜。
マイアミ空港近くの日の出です。
この日も気温は既に20℃以上。
今回の旅行ではお天気に恵まれ、
傘、合羽の世話にならずに済みました。
マイアミ空港からニュージャージーの
ニューアーク空港までは約3時間
アメリカの広さを実感します。

写真はニュージャージー近辺の
上空です。すっかり雪景色です。
住宅街が唐草のような模様になって
いました。

前日、前々日と吹雪いたそうです。
ニューヨーク近辺の地図です。
ニューヨークの街は初めてです。
カナダへ行く際にJFK空港には
降りましたが乗継だけでした。
今回左端のニューアーク空港に着陸し、
1号ハイウェイでオランダトンネルを
抜けてマンハッタンに出ました。
先ずダウンタウンの貿易センタービルの
跡地を経由し、バッテリ―公園で下車、
そのあとコリアンタウンを通ってミッドタウンに
出てロックフェラーセンターで大きなXmas
ツリーを眺め、ちょっと5番街も覗き、
バスからタイムズスクェアのカウント
ダウン階段を眺め、ブロードウェイの
傍を通り、そのままJFK空港へ向かいました。

カメラの電池切れは大変悔しい思いを
しましたが、逆に街をしっかり眺めることが
出来ました。(やや負け惜しみ)
ニューアーク(Newark)空港です。
ニュージャージ州ニューアーク市に
有ります。
ニューヨークにある3空港の中でも
市街中心に最も近い空港です。

市街に入るにはハドソン川をトンネルで
ぬけて行きますが、このトンネルが
結構渋滞するそうです。
高速1号線から旧道1号線を
眺めています。
川はパッサイク(Passaic)川です。
旧道の橋は昇降式になっているようです。
ハドソン川をくぐるオランダトンネルを
抜けてマンハッタンに入ったところです。

左手に見える高い建物は
ワールドトレードセンターの跡地に
建てられている
ワンワールドトレードセンタービルです。
米国で最も高いビル(541.3m)に
なります。完成は2014年の予定です。
このビルの側面に外階段が
付けられていますが、昔の
建築基準で義務付けられていた
そうです。
従い、この階段のあるビルは
ほぼ100年前の建物だそうです。

結構、外階段付のビルが多いです。
ハドソン川です。
ハドソン川の対岸はジャージー市
です。
ダウンタウンのビル街の間から
レトロなビルが望遠出来ました。
ビルの名前はチョットわかりません。
ワールドトレードセンターの跡地です。
(木の植わっている部分)
その向こうの建物はフォウワールド
トレードセンターで日本人の設計による
ビルです。
バッテリー公園から見た自由の女神像
です。
自由の女神はハドソン川の小島
リバティアイランドに建っています。
肉眼ではごく小さくしか見えません。
カメラはここまででまさかの電池切れとなりました。この後、ロックフェラーセンターで大きなクリスマスツリーをながめ、
五番街をちょっとのぞき、あとは車窓からタイムズスクエアやブロードウェイ地区を眺めながらJFK空港へと向かいました。
電池の予備も持っていましたが、帰国まで大丈夫だろうと充電せず、予備のカメラはトランクに入れ、まさか、まさかの結果となりました。
油断大敵。
                        日本一周の船旅     北米   中南米      トップページ