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クルカ国立公園はクルカ川がカルスト台地を侵食してできた滝を中心に 流域144キロ平方メートルの公園です。 中でもスクラデンの街に近いスクラディンスキ・ブクの景観が最も美しいと 言われており、オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ一世が1875年に この地を訪れ、この景観に見惚れたと伝えられています。 クルカ川はクロアチアのダルマチア地方を流れる長さ73kmの川で、 ディナルアルプスの麓から流れ出しています。 クロアチアの中ほど、シベニクの近くにあるクルカ国立公園は 左の地図のような形態になっています。 クルカ川の下流域カルスト台地に広がる公園です。 クルカ川はスクラディンからアドリア海の入り江に入り、シベニクで アドリア海に注いでいます。 |
スクラディンスキ・ブク(上図の 囲いの中)の概観図です。 速い流れと滝の数々が 美しい景観を作り出しています。 黄色い道を左回りに歩きます。 |
公園の入り口です。 |
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入り口を入ると歩行者用の案内板が 有りました。 |
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クルカ川沿いを歩いてゆくと 木道の入り口に出ます。 |
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結構水量もあり、流れも速く、 水はきれいです。 |
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水車小屋がありました。 内部も見学できます。 画面にポインターを置くと 水車小屋の中がご覧いただけます。 |
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ヨーゼフ一世が見るために造られた 展望台からの眺望です。 17段の滝になっています。 |
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ちょっと見は中国の九寨溝の感じです。 |
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侵食された石灰岩の川底は あちこちに穴ができていて、 水の色が千変万化するようです |
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滝が続きます。 プリトゥヴィツェの湖沼群とは 少し感じは異なります。 |
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水力発電所です。1895年に世界で 二番目に完成した水力発電所です。 一番はアメリカですが、実際の送電は こちらの方が早かったそうです。 |
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少し下流に新しい水力発電所が 作られています。 現在も発電を行いシベニクに送電 されています。 画面にポインターを置くと 発電所の拡大画面がご覧いただけます。 |
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数多くの滝の合間に 水の淀みがあります。 ここは水遊びが認められているようです。 |
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女の子が水遊びをしていました。 日本人はまだ長袖、ジャンパー姿ですが・・・・ |
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ファミリーでしょうか数人の人達が 水着姿で遊んでいました。 |
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滝のみならず、遊歩道には数々の花が 咲いています。 この花は名前がわかりませんが、 ちょっと変わった花でした。 |
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滝のスタイルにもいろいろあります。 侵食されやすい石灰岩の位置と量で 形が変わるのでしょう。 |
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来た道を上から望んでいます。 | |
上の段の川は流れも穏やかです。 |
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流れの上に次々と木道が現れます。 | |
一番高いか所で一休みする人もいます。 クルカ川の下流方向を眺めています。 |
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この公園に棲んでいたり、植わっている動植物の案内板がありました。この公園には221種の鳥がおり、魚は20種類、8種のカエル、 46種の哺乳動が生息し、三相(常緑の樫がメイン、東洋のシデ類がメイン、ヨーロッパのシデ類がメインの三相)の森があります。 |
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