ノイシュヴァンシュタイン城
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ディズーニーランドのお城のモデルにもなり、美しいドイツアルプスの森と湖に囲まれたノイシュヴァンシュタイン城は世界で1番有名な
お城と言えるでしょう。当時の国王であるルートヴィッヒ2世は、自分が敬愛する音楽家、ワーグナーのオペラに心酔し(特にローエングリン)、
ワーグナーの作品と同じように、中世伝説にあるロマンチックな美の世界の実現を夢見て1879年に建設を命じました。
但し、ルートヴィッヒ2世の趣味で作られており、実際の住居としての居住性はほとんど考慮されておらず、施設としての実用性は無視された
設計になっているので、居住にも政務にも、もちろん軍事施設としても不向きな城なのだそうです。
現地に有った案内板です。

左手にホーエンシュヴァインガウ城があり、
その横の広場がチケットセンターなどのある
ノイシュヴァンシュタイン城への出発点です。

ルートは徒歩(40分)、馬車(25分)、
バス(20分)で左図の徒歩路の場所まで
行き、残りは10分ほどの歩きです。

マリエン橋には徒歩でしか行けませんが、
バス利用の場合は近くにバスの終点が
あり、5〜6分で橋まで行けます。

マリエン橋からの城の眺めが最も佳いと
されています。

左手にはアルプ湖がみえ、奥には
フォルゲン湖が見られます。
バス停です。有料のシャトルバスが
運行されています。
マリエン橋はバスが最も便利です。
ベラート渓谷に架かる「マリエン橋」です。

この橋から眺めるお城が最も美しいと
言われています。

この橋は1866年10月に完成しています。

画面にポインターを置くと橋に付いている
記録版をご覧いただけます。
橋から眺めるノイシュヴァンシュタイン城の
全景です。
下にはベラート渓谷があります。
マリエン橋展望台からの
ホーエンシュヴァンガウ城周辺の眺望です。

中央がお城で、左の湖はアルプ湖、
右に見えるのはシュヴァン湖です。

展望台から北方向の眺望です。

左の湖はフォルゲン湖です。
右に見えるのはバンヴァルト湖です。

ドイツアルプスを背にした広々とした
平野の眺めです。
マリエン橋から城門への徒歩道から
眺めるお城の横顔です。
正面に比べるとほっそりした側面です。
入城門は工事中です。
城門の内側、城内への入口付近も
工事中です。

入城は時間制で人数制限されています。
各組5分毎の入場です。

画面にポインターを置くと
入城順番のボードをご覧頂けます。
入城門手前から眺める
城の内側の様子です。
城内は撮影禁止となっています。

以下の内部の写真は絵葉書と案内書の
写真からの転用です。

入ってすぐの部屋です。
壁画はジークフリート伝説が描かれています。
王座の間です。

白い石段はイタリア・カララ産の
白大理石製です。

壁画にはキリスト、マリア、ヨハネと
下の方に聖列に加えられた6人の王が
並んでいます。

階段両側には12使徒が描かれています。

王座には黄金・象牙製の王座が据え付け
られる予定だったのが、結局、間に合わ
なかったそうです。
王座から眺める広間部分です。

床はモザイクで飾られています。
上下二段の柱列はイスタンブールの
教会からの着想だそうです。

中央のシャンデリアはビザンチンの王冠に
模られており、重量は900kgあるそうです。
昇降可能になっています。

城のメインホールである「歌人の広間」
です。

正面は舞台になっており、両側には
中世ドイツの叙事詩「バルツィヴァル」
などの場面が描かれています。

書斎です。

ロマネスク様式で作られており、
壁画には歌劇タンホイザーの場面が
描かれているそうです。
寝室です。

樫木の彫り物で作られた部屋です。

部屋のスタイルは新ゴシックになっています。

この部屋の細工物の制作に14人の
木彫り師が4年半掛かりで作り上げた
物だそうです。

壁画はオペラ「トリスタンとイゾルデ」の
場面が描かれています。
城の傍で眺められる
ベラート渓谷の渓流と滝です。
山を降りた所にある「アルプ湖」です。

ドイツアルプスが見えています。
下り道から眺めるお城です。
城への発着場所となる、
チケットオフィスや観光案内所のある
広場です。
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