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スペイン南部の都市グラナダは1492年までイベリア半島最後のイスラム王朝
ナスル朝グラナダ王国の都でした。
この都に作られたイスラム文化の傑作といわれる「アルハンブラ宮殿」が残されて
います。世界遺産に登録されています。
標高738mの小高い丘に広がる宮殿はフランシスコ・タレガのギター曲「アルハンブラの想い出」
が奏でるメロディーをつい口ずさんでしまうほどに美しい宮殿でした。
その宮殿の傍にはこれも世界遺産のへネラリーフェ庭園が広がっています。
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へネラリーフェとはムハンマド3世(1302〜1309)の夏の別荘として 建てられました。保存状態の良いイスラム式の庭園が広がっています。 |
糸杉と噴水と水の流れが庭を造り出しています。糸杉は色んな形にきりだされています。 | |
水路の両側の歩道は白や黒の小石で敷き詰めたモザイク模様になっています。 | |
アセキアの中庭です。正面は夏の離宮です。 | |
糸杉を刈り込んで作られた迷路のような樹木の壁とトンネルです。歩道は勿論モザイクです。 | |
へネラリーフェから眺めた朝のアルハンブラ宮殿(左寄り)とアルバイシン地区です。 | |
離宮部分は入り組んだ通路でつながっています。歩きながら宮殿が眺められます。 | |
アルハンブラ宮殿の入口の標識です。 宮殿の前庭に続く糸杉の林です。 |
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アルハンブラ宮殿はイスラム王国のナスル朝(1238〜1492年)に その規模を大きく広げました。宮廷でもあり、要塞でもあります。 イスラム時代に作られた部分のほかに、カルロス1世の時代に一部 改築が行われ、カルロス5世の宮殿(未完成)やカルロス5世の噴水 などが増築されています。 それでも多くのアラビックな建築物やアラベスクがたくさん残っています。 |
宮殿への入口に架かる石橋です。 | 石橋の全景です。 | |
入口から前庭へのパルタルの庭です。 右は城壁に沿って植えられているアーモンドの花が咲いていました。 | ||
植え込みに変化をもたせています。 | 右手にモスクを改装した教会に出会います。 | |
ぶどう酒の門の向こうは軍隊の所轄だったそうです。 | 碧い空に教会の塔、でも壁面はアラビック模様です。 | |
カルロス5世宮殿です。この部分はアルハンブラ宮殿には含まれません。未完成の宮殿です。 | ||
宮殿内部です。 | 柱の部分の拡大です。 | |
宮殿から眺めたアルバイン地区です。ここは貴族の住んでいた場所です。上の写真の丘の中腹には 往時の城壁がそのまま残されています。 |
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アラブ時代には無かった泉水 | カルロス5世宮殿の一角 | |
メスアール宮の内装の数々です。 | ||
コマレス宮アラヤネスの中庭です。池に映ったコマレスの塔の窓が鍵穴になり手前噴水の鍵型の先が 丁度その鍵穴に入るように見えます。 もう少し前から撮れば塔の全体が池に映ったかも・・・・・ |
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コマレス宮の南側の出入り口です。 | ||
内部の装飾です。画面にポインターを置くと画像の一部が拡大出来ます。 | ||
同じくコマレス宮の内装部分です。 | ||
ライオン宮の中庭です。現在修理中です。今回スペイン各地で観光地の修理中に遭遇しました。これは春に 観光客が増える前に、冬場に修理するためだそうです。ここ、ライオンの噴水ももろ修理中でした。 人にもまれて美しい姿を見るか、少々見た目は悪くてもゆっくりと観賞するか。費用対効果の考えどころです。 |
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上の4枚は全てライオン宮の内装で、特に三枚は二姉妹の間の鍾乳石状の天蓋と壁面の装飾で見飽きません。 ムカルナスと呼ばれる形式だそうです。タイルの組合せで蜘蛛の巣状のモチーフが作られています。 拡大写真のごとく、夫々の穴ぼこにも全て模様が入っています。 |
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パルタルの貴婦人の塔と庭園です。 | ||
アルハンブラ宮殿からみたへネラリーフェです。 | ||
グラナダでの夕食は野菜の炒め物に豚肉のソテーでした。柔らかい肉でした。 | ||
グラナダから更に南へ150km下りますとコスタ・デル・ソル(太陽海岸)へ出ます。地中海に臨むリゾート地です。 | ||
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ミハスはアンダルシア地方に属するコスタ・デル・ソル にある街です。ここはヨーロッパ各地の金持ちの 別荘地で、中でも英国人が多いそうです。 人口3,000人のうち大半が外来人だそうです。 夏の暑さを避けるために家は皆白く塗られており、 白い村ミハスと呼ばれているようです。 |
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上の写真3枚でほぼミハスの村がカバーされています。どの家にもプールがあり、マンションも立派です。 | ||
街中に可愛い教会が有ります。白い壁がまぶしいです。 | ||
街の中央部に小さな闘牛場が有りました。スペイン最小の闘牛場で、外周は円形ではなく四角になっています。 3ユーロで中に入れてくれました。赤い塀と白い街がマッチします。スペインの闘牛は3月以降で2月には どこも闘牛のショーはやっていませんでした。 |
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街の中をうろついてみました。2月とは思えない陽差しが一杯でした。 右の2枚は憲法広場です。 |
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洞窟の教会です。海の見える丘にありました。右はその内部礼拝堂です。 | ||
通りにはモザイク画が有ったり、壁一面の土産物屋さんが有ったり、タクシー代わりのロバの列が有ったり、 アーモンドの実を溶かした砂糖でまぶしたお菓子を売っている屋台が有ったり、楽しい街です。 スペインのポストはみんな黄色でした。 |
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