下総地区の風景  千葉県の風景  日本の風景
銚子市は千葉県の最東端部にあり、茨城県と
利根川を挟んで隣り合っています。

銚子市は日本で最初に初日の出の見える場所として
有名です。

また、銚子漁港は日本有数の漁港として、その水揚げ量、
魚種の多さでもトップクラスにあります。
漁港の近くにはボートタワーがあり、その横には
「ウオッセ21」という魚類を扱うお見せの並んだ
場所もあります。

市内には2ヶ所の醤油工場があり、いずれの工場も
一般見学を受け入れています。

何度か訪れていますが、以下に2008年10月のタワー近辺と
ヤマサ醤油工場、2017年1月の外川地区南側海岸部の
写真を纏めています。

隣の旭市にある飯岡漁港は新鮮な岩ガキが
食べられる場所です。
屏風ヶ浦の一部として併せ掲載しています。
2008年当時の銚子ポートタワーです。
展望台からは銚子を360度眺める事が
できます。

1991年に完成し、高さは58mあります。
展望台部分は47mの高さです。

同じ敷地内には「ウオッセ21」と称する
水産物販売センターがあり、シーフード主体の
レストラン街も附設されています。

日本の漁港の内でも水揚げ量のトップクラスの
銚子港で上がった魚類をこのセンターで
購入することが出来ます。
ポートタワーの傍に有る銚子第三漁港と
魚市場です。
卸売市場と一般即売所もあります。
タワーから眺める銚子市街です。

左手の緑の丘は川口神社、その右手
合同庁舎になります。

川は利根川で奥に薄らと銚子大橋が
眺められます。

川の対岸は茨城県になります。
利根川と銚子大橋です。

銚子駅の近くにある「ヤマサ醤油」の
工場です。

1645年創業の老舗で、一般参観も
受け付けてくれます。帰りにはお土産も
頂けます。

ヤマサより少し北寄りにあるヒゲタ醤油も
一般参観を受け入れています。

画面にポインターを置くと
醤油生産に使われた大樽がご覧頂けます。
ヤマサの工場内に展示されている、
日本最古のディーゼル機関車です。

大正末期にドイツから輸入され、
1964年(昭和39)まで構内運送用に
稼働していたそうです。
ポートタワーの近くにある
「銚子電信局発祥の地」の碑です。

1908年(明治41)にこの地に日本初の
無線電信局が開設されました。
同年5月27日に太平洋を航行中の丹後丸と
無線通信が成功し、この日は日本で初めて
無線電報を取り扱った日となっているそうです。

現在の電信局は同じ銚子市内に
移設されています。
ポートタワーとウオッセ21の間にある
夫婦鼻公園内に建つ
「女男ヶ鼻御来光拝礼の碑」です。

不二道孝心会なる名前がありますが、
如何なる由来の石碑かは不明です。
2017年正月の犬吠埼と犬吠灯台です。

中央の建物は犬吠碕ホテルです。

此の辺りでは日本で最も早い初日を
見られることでも有名です。

地球の丸く見える丘展望館からの眺望です。

下図は灯台の右手方向の太平洋の
眺めです。
こちらは銚子マリーナから眺める
屏風ヶ浦と下総台地の眺望です。

台地のため、海からの風が強く、
風力発電の風車が林立しています。

屏風のように断崖がずっと続いています。
左端は旭市飯岡の刑部岬になります。

下総台地の様子です。
屏風ヶ浦遊歩道からの眺めです。


画面にポインターを置くと
断崖の一部の拡大をご覧いただけます。

陸上部にありますが、波で浸蝕された
形跡を留めています。
銚子マリーナ海水浴場です。

砂浜が弓状に続きます。
遠浅の海のようです。

奥には椰子の木が見られ、千葉県の
海とは思えない風景になっています。
銚子マリーナの南寄りの名洗港の近くに
犬に似た岩「犬岩」があります。

この岩は千葉県で最も古い「愛宕山層」の
一部に含まれます。愛宕山層群は、
海洋プレートに乗ってはるか遠洋底から
運ばれてきた黒生(くろはえ)チャートや、
大陸起源の硬砂岩・泥岩が複雑に
入り組んで産出する「付加体堆積物」と
よばれる地質体です。

犬岩の近くの岩礁群です。

太平洋の波に浸蝕され、奇岩群を
形成しています。

右手海上に立つ塔は海上風力発電所です。

画面にポインターを置くと風車の様子を
ご覧いただけます。
海上にある風車の下には発電機が
備えられ、陸上へ送電されています。
銚子市の西端にある「常灯寺」です。
「常世田(とこよだ)薬師」とも言われています。

無住職の寺となって長年経過していますが、
近辺の住民の手によって維持されている寺だ
そうです。

江戸時代から明治時代までは東総の
三薬師として隆盛をきわめたこの寺院は
大和国の薬師寺で修行をした行基が
開祖と伝えられています。

写真は参道の石段と山門です。
山門には仁王像も安置されています。

下の本堂は1673年(寛文13)の建造で、
県内の密教系仏堂の典型と言われて
います。屋根は元草ぶきでしたが、平成26年の
修復で銅板葺に変りました。

左は本堂です。県指定の有形文化財です。
画面にポインターを置くと本堂の掲額(瑠璃殿)
をご覧いただけます。

下図は国の重文に指定されている
木彫りの薬師如来像で毎年1月8日に
御開帳されます。写真は資料からの拝借です。
鐘楼は少し高い場所にあり、
梵鐘はありません。
鐘楼の下には洞穴があり、
何に使われた物か不明ですが、
燈明の跡があります。
旭市と銚子市の隣接部にある飯岡は講談で有名な飯岡助五郎(侠客)が住んだ場所で、九十九里浜の最東端になります。
飯岡には刑部岬があり、廻船の目印にもなっていたようです。
飯岡漁港は岩ガキが有名で、季節には港近くの民宿などでランチで味わうことが出来ます。
刑部岬にある
「飯岡刑部岬展望台」です。

展望台の左側には飯岡灯台が
あります。
画面にポインターを置くと灯台を
ご覧いただけます。
展望台から眺める飯岡漁港です。

下図は飯岡の街と下総台地の
眺望です。
奥に九十九里浜が続いています。
銚子マリーナから眺める
刑部岬と展望台です。
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