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高井鴻山は1806年生れ、15歳から京都や江戸に約15年間遊学し
父の死後高井家の当主として小布施に戻り、家業を継ぐ傍ら、
学問思想に情熱を注ぎ、佐久間象山らの思想家、文人との交流を深め、
巨万の財を幕末の変革に惜しみなく使ったそうです。
また、葛飾北斎などを小布施に招き、当地を文化の香り高い地に育み
飢饉には困窮者の救済に当たるなど慈善家の家風も引き継いだようです。
高井家は豪農商として飯山藩や京都・九条家のご用達を務めて
いたようです。
現在、高井家は記念館として一般公開されています。