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須坂、小布施は長野電鉄の沿線にある街で、長野駅から15分〜20分です。
須坂は明治以降製糸業で発達した街で、蔵造りの家が多く、蔵の町とも
言われています。江戸末期にこの地で藩のご用達として商売を始めた
田中本家はその後豪商として須坂藩をも上回る財力を持ちました。
その邸宅は現在「田中本家博物館」として一般公開されています。
写真に(*)があるものは画面にポインターを置くと別の写真がご覧いただけます。
小布施は長野駅から長野電鉄で20分。須坂からは6〜8分の所に
あります。街はこじんまりとしており、徒歩でほとんど回れますが、
急ぐ場合は駅前などにレンタサイクルがあり、これで回ると結構時間の
節約になります。日曜・祝祭日には市内バスが運行され、一日券は
300円です。ただ、一時間に一本程度なので、時間に余裕のある方には
便利かもしれません。
小さな街の割には美術館などの施設は多く、北斎に因んだ「北斎館」、
北斎の面倒を見た「高井鴻山記念館」、「中島千波館」、「栗の木美術館」
「現代中国美術館」などなどがあります。
また、小布施は小林一茶がしばしば訪れており、街のあちこちに一茶の句碑が
建っています。
我々は3時間の余裕しかないため、自転車を借りて回りましたが、
思ったほどは見学できませんでした。
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開創は1472年雁田城主常倫公、開山は不琢玄珪 禅師。ここの見ものは本堂天井に描かれた葛飾北斎の 手になる「八方睨み鳳凰図」です。 また、当地で亡くなった福島正則の霊廟があります。 |
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岩松院仁王門です。参道を上がると正面が本堂です。(*) | ||||
本堂の天井に描かれている葛飾北斎の手になる「八方睨み鳳凰図」です。 堂内撮影禁止で小布施観光ガイドからの転載です。 |
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本堂裏にある福島正則公の霊廟です。(*) | ||||
この池は「痩せがえる 負けるな一茶 ここにあり」の句で有名な、 蛙合戦の池だそうです。句碑も池の傍に立っています。 |
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浄光寺は岩松院の南、雁田山の麓にあります。 ここの薬師堂は国の指定文化財となっています。 |
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浄光寺山門です。参道は雁田石が無造作に置かれていますが、 石段は一直線に揃っています。(*) |
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重文の薬師堂は2007年に屋根の葺き替えが行われました。 | ||||
小布施の街は徒歩で10分程度の範囲に纏まっています。 その中に美術館、博物館、記念館が幾つもあります。 |
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北斎館です。館内撮影禁止です。 | ||||
北斎館から高井鴻山記念館へ抜ける「栗の小道」です。小道には びっしりと栗の木片が埋めてあります。 |
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「高井鴻山記念館」入口です。 記念館内部は 下をクリックしてください。 |
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小布施では一茶の句碑が多いですが、この梅松寺は一茶がたびたび句会 を開いた寺で、住職も一緒に作句したそうです。 この寺の句碑は「侍に蠅を追わせる御馬哉」 |
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小布施駅にも一茶の句碑がありました。「いがごてら 都へ出たり 丹波栗」 | ||||
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