四国地方
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高知県
四国の南に位置する県です。律令制の土佐国にあたり、江戸時代には山之内一豊が土佐国を支配していました。
幕末には、郷士の中から坂本竜馬、武市半平太、中岡慎太郎などが志士として京都で活躍し、討幕の流れを作りました。
1871年の廃藩置県で土佐国は高知県となりました。
図でも判るように、高知県は四国の南側のほぼ全域を占めています。
足摺岬と室戸岬に挟まれた土佐湾は黒潮の流れる海であり、土佐のカツオで
有名なように、漁業の盛んな地域です。県の魚はカツオです。

陸地は四国山地と海に挟まれ、典型的な山国となっています。

人口は約73万人で、四国の県では最少です。
また、県庁所在地の人口でも高知市は約33万人で3番目ですが、
都市圏人口では四国四県で最少となっています。

四万十市を流れる四万十川は日本最後の清流と言われています。

2006年10月に高知県を2泊3日で廻りました。レンタカーを利用して高知市から
四万十まで行きましたが短時間ではとても見きれるものではありませんでした。
ホームページを始める前でもあり、風景としての写真はあまり残されていません。

高知県は既に有るページを改めて、作成したものです。
高知市
高知県の県庁所在地で人口約33万人、中核都市に指定されています。高知城城下町として発展しました。
1889年に高知市が誕生しています。温暖ですが、多雨で、県庁所在地の中では雨量が最多の街です。
坂本竜馬の出生地としても有名です。
高知と言えば「よさこい節」、歌詞にもある
はりまや橋です。
元は豪商の播磨屋と
高知城です。

土佐24万石を襲封した山内一豊によって
創建されて以来、約400年余りの歴史を有する
南海の名城です。

1727年の大火で追って門以外の構造物は
全て焼かれています。
1749年に天守が再建され、現在まで残って
います。

1871年(明治4)の廃城令により、天守など
本丸の建造物と追手門のみ残され、他は
すべて取り払われました。

昭和9年には国宝に指定されましたが、
昭和25年の文化財保護法の成立で
国指定の重要文化財となっています。

お城の写真で残っていたのはこれ以外には
1枚だけでした。
桂浜です。

坂本竜馬の銅像が建っていることで
有名です。
また、月の美しい浜とも言われています。
桂浜の端にある「竜王崎」です。

先端部には神社が有ります
桂浜に有る坂本竜馬の銅像です。

宿毛の彫塑家・本山白雲の作です。
1928年(昭和3)の完成です。
1983年(昭和58)に修復されています。
高知市内ではないですが、東側の香美市に
ある「龍河洞」です。国の天然記念物で史蹟に
指定されています。

残念ながら洞内の写真は残っていません。

四万十市
四万十市は元の中村市が2005年に幡多郡西土佐村が合併して生まれた市です。
人口は3万人強で、高知県では3番目に大きい市です。市の中央部を四万十川が流れています。
四万十川は日本で最後の清流と呼ばれています。
四万十川の悠然たる流れです。
奥の方に三里沈下橋が見えています。
三里沈下橋から見る四万十川の上流方面です。
遊覧船乗り場の傍に有る
佐田沈下橋です。

洪水でも流されないように欄干等は
一切なく、橋桁と橋のみです。
この上を車も通ります。
川下り用の屋形船です。
後ろは佐田の沈下橋です。

遊覧船には我々二人と出張中と言う
中年の男性の乗客のみでした。
遊覧船が三里沈下橋を通り抜けた所です。

屋形船では途中で投網を打って、
取れた魚やエビをその場で炭焼きにして
食べさせてくれます。

安並の水車です。

四万十市の中心にある安並(やすなみ)
地区は藩政時代、土佐藩家老野中兼山
が四万十川の支流から周辺の4つの村に
灌漑用の分水路を作りました。

この水路から田んぼに水をくみ上げる
ための水車が各地に設置され、明治の
初期には約50基がカッタンコットンと、
のどかに回っていました。

現在は観光用の水車が約13基ほど、
昔の姿を再現させています。
四万十市の隣町、土佐清水市にある
「足摺岬」です。

この岬は四国の最南端になります。

標示板の柱は足摺岬灯台を模しています。
その右奥にある後ろ向きの銅像は
ジョン・万次郎の銅像です。

画面にポインターを置くと
銅像をご覧いただけます。
足摺岬灯台です。
綺麗に撮ろうとして、頭の部分が欠けました。

右は資料から拝借した完全な姿の灯台です。

灯台の胴体部分に3枚のフィンが付いていて、
綺麗な曲線が出ています。
四万十市の東にある、中土佐町九礼の
九礼大正町市場はその日に水揚げされた
新鮮な魚が並んでいることで有名です。

特に九礼のカツオは有名です。
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