由良比女神社
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隠岐の国一宮に定められた名神大社で、海上守護神として島民の進行を集めているようです。
神社近くの浜には「イカ寄せ伝説」が遺されています。一次期まではイカが集まって来たようですが、最近はイガが
来なくなったようです。塞三国のイカ乱獲の影響でしょうか。
由良比女神社の入口の一の鳥居です。

左手手水舎、奥は随身門です。

随身門です。
他の神社の随身門とは異なり、
前面に欄干のあるスペースが
ついています。
拝殿です。

拝殿の欄間の彫刻には
神社のイカ伝説にちなみ、イカの彫り物が
施されています。

画面にポインターを置くと彫刻を
ご覧いただけます。

イカ伝説は後に説明しています。
拝殿の横側です。

左手に本殿へつながる廊下が
あります。
本殿です。
1889年(明治22)の造営です。

他の神社同様に本殿は「隠岐造り」に
なっています。「春日造り変態」とも
呼ばれているようです。

画面にポインターを置くと
本殿の拡大画面をご覧頂けます。
楽器庫です。
境内の別宮です。

拝殿西側にあり、左が出雲大社、
中央は恵比寿宮、右が龍蛇社です。

やはり、ここにも奉納相撲用の
土俵が造られています。
狛犬と手水舎です。
神社の前の海は「イカ寄せの浜」と
称され、以前はここにイカの大群が
押し寄せ、町民は手づかみでイカを
獲ったそうです。
地元では「イカを拾う」と言うそうです

由良比女神社の主神である
由良比女命(ゆらひめのみこと)が
海を渡り隠岐に近づくと、そこに現れた
大イカが由良比女命の指を噛んで
しまったとの事。
イカは大変恐縮し、それ以降、
お詫びの印として秋になるとイカが
浜に押し寄せるようになった…という
伝説が由良比女神社に残されています。

元は知夫里島の古海に鎮座していた
由良比女神社が浦郷に移されてから、
知夫里島にはイカが寄らなくなったと
伝えられています。

最近はこのイカ寄せの浜にもイカが
来なくなってしまったとの事です。
昔の様子を絵看板にして置いてあります。
この様にしてイカを獲っていたようです。

右手端に「番小屋」がありますが、
これは最近観光客用に設置された
小屋だそうです。
昔も、このような小屋でイカを監視
していたようです。
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