元のページへ戻る

中ノ島の三郎島を見た後は、西ノ島の北東部の海岸線を観光船で巡りました。 カルデラの内海とは異なり、火山噴火により出来たカルデラの外側の海岸は荒々しく、急峻な断崖と数多くの洞窟から形成されています。 西ノ島の冠島から北海岸を通り、外浜の湾の入り口で折り返して、菱浦港へと戻りました。

中ノ島の三郎岩をみて、冠島と星神島の間を抜けて、西ノ島の北部海岸へと 向かいます。西瀬崎から高崎鼻まで行き、そこでＵターンして、同じ航路を 菱浦港へと戻りました。 菱浦港から知夫里島へ向かう中ノ島、西ノ島の両岸の風景とは全く異なる 荒々しさと、日本海の波の力を実感する風景です。

	三郎岩を抜けて東へ向かうと 西ノ島の東端にある冠島を通ります。 西ノ島の岬と冠島の間に見えるのは 星神島です。
	西ノ島の北側に出ると、西瀬崎に でます。 ここからは西ノ島最高峰焼火山も 遠望できます。
	西瀬崎を西に向かうと途中で こんな島に出遭います。 右を見るとなんか亀が水を飲んでいる ようにも見えますし、左を見ると虎が うずくまって獲物を狙っているようにも 見えます。
	岩の上に人が立っているような岩も あります。 褶曲した地層が地殻の変動の 大きさを感じさせてくれます。
	地層の異なった場所に大きな 洞穴があります。 ここは船では入ることはできません。
	赤茶色の肌の多い地層の中で この様に白い地層もあります。
	入江があります。 ここは「耳浦キャンプ場」です。 北東部の海岸では唯一浜のある 場所です。
	耳浦を出てすぐに岩に穴が５個ある、 「龍天道」があります。 五つ洞門ども呼ばれているようです。 波に浸食された洞門が５個並んでいます。 背景の関係で大きな岩に見えませんが、 後ろの崖とは繋がっていません。
	正面の洞門の拡大画面です。
	正面から眺める龍天道です。
	奇岩が続きます。
	垂直に立った崖が続きます。 高さは「摩天崖』よりは低いそうですが、 山を包丁で切ったような崖に なっています。
	崖の一つに入りました。 幾つもの洞門があります。 見上げると首が痛くなるような 崖です。 画面にポインターを置くと 右手の崖の部分をご覧いただけます。
	洞窟の一つの入口に小さい島があり、 ウミウが遊んでいました。 洞窟の中にはウミツバメが生息 しており、船が警笛を鳴らすと 洞内から一斉に飛び立ってきます。
	幾つもの岬が頭を出していますが、 これらも全て上図のような断崖を 持っています。 ６枚屏風になっています。
	西ノ島の北海岸東部分は この高崎鼻で終わります。 観光船はここで折り返して 菱浦港へと戻ります。
	帰り道で「星神島」の傍を通ります。 船長さんが島を一回りしてくれます。 鳥居や水木しげるのキャラクター岩 などを見ることが出来ます。 この島は隠岐の雨乞いの神様に なっているそうです。
	元のページへ戻る