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島後の海岸線では五箇のローソク島への往復で左図の黄色線から 海岸風景を眺めてきました。 夕刻の6時に福浦港を出発し、北方、代の海岸沿いにローソク島へ向かい、 ローソク島での落日を鑑賞したのち、再び、同じルートのやや外側を福浦港へ 戻ってきました。 往路で、時間を見計らいながら海岸風景を眺めて行きます。 隠岐の海岸は火山性の島だけに殆どが断崖絶壁で砂地などの浜は僅少です。 ローソク島の落日をローソクの灯の様にとらえるにはそのタイミングが 早くても、遅くても難しいです。船長さんは島に近づけたり離れたりと、常に船を 移動させ、綺麗に見える地点を探してくれます。時間的には数分でしょう。 揺れる船の上で、一番良いポイントを見つけてシャッターを切る瞬間は 力が入ります。 島後では海上から見る海岸風景はこの時だけで、後は陸から眺める 海岸風景でした。 |
重栖港福浦岸壁にある 乗客待合所です。 ここで観光船の乗船を待ちます。 グループごとに船長さんが来て 事前の案内をしてくれます。 |
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重栖港福浦岸壁です。 並んでいる船は観光船です。 どれも小型船ですが、落日を見るには このくらいの大きさでないと上手く操縦 出来ないようです。 |
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波静かな重栖港です。 | |
福浦洞門を過ぎてから、外海へ出ます。 岩山に植物が生えている光景が主です。 海岸は砂浜ではなく磯になっています。 |
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波に穿かれた岩の列です。 松は殆どが松くい虫にやられています。 |
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断崖が続きます。 複雑に穿かれた洞穴が続きます。 |
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屏風岩の如き断崖もあります。 | |
尾白鼻です。 崖の下部は代・海中公園になります。 |
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中央にローソク島が見えています。 左手のすこし白っぽい「馬背島」を回り、 隣の高射砲型の鉄砲岩を通り抜けて ローソク島の北側へ回り込みます。 この時にローソク島がローソクに火を ともした如くに見えます。 |
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上図の左端の小島です。 右手は「馬背島」です。 |
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馬背島の東側はこの様に洞窟が 抜けています。 洞窟の中央部には柱岩が残っています。 岩肌は火山石を思わせる柱状節理が 見られます。 |
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鉄砲岩と馬背島です。 鉄砲岩はまさに高射砲的様相です。 この鉄砲岩と馬背島の隙間から ローソク岩を眺められるのはほんの数秒で 写真の撮影は一瞬技となります。 |
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ローソク島に落ちる夕陽がまさに ローソクの光となっています。 この瞬間を撮るために、何枚もの 撮影をしています。船長さんは連写に すればよいと言いますが、 一枚撮りに賭けてみました。 とにかく、数分間のセレモニーです。 下段の三枚はこの一枚の為の 試行錯誤経過です。 |
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ローソク島ともお別れです。 重栖港へ向けて戻ります。 数分間の天体ショーは人力では コントロールできない風景です。 |
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