|
元のページへ |
承應3年(1654)に四代将軍家綱の弟松平綱重が将軍家鷹狩場に甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建て、
綱重の子綱豊(家宣)が六代目将軍となったのを契機にこの屋敷は将軍家の別邸となり、
「浜御殿」と呼ばれるようになりました。以来、歴代将軍により何度か改修され、十一代家斉の時にほ
ぼ現在の姿の庭園になったようです。
1945年(昭和20)に東京都に下賜され、1952年(昭和27)11月に国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。
大手門橋から大手門を望んでいます。 | |
大手門入口です | |
入ってすぐにある三百年の松です。 300年前に家宣が植えた松が そのまま残っています。 |
|
内堀の一角です。 堀の向こう側はお花畑やボタン園 があります。 画面にポインターを置くと 内堀の左方向がご覧いただけます。 |
|
芳梅亭です。 一般に開放され、お茶会や集会に 利用できるようです。 |
|
可美真手命(うましまでのみこと)の 像です。 明治天皇の銀婚式を記念して陸軍省 が行った懸賞募集に当選した作品だ そうです。 |
|
松の茶屋跡です。 家斉の時代に作られ、内部の障子 などに谷文晁の松の絵が描かれて いたことから、あるいは周囲に松が 多いことから松の茶屋と呼ばれた とも言われています。 画面にポインターを置くと 茶屋の1923年(大正12)頃の写真が ご覧になれます。 |
|
芝浦のビル群に囲まれた 中島のお茶屋です。 1707年(宝永4)に造られて以来、 将軍家の休憩所として利用されて 来ました。 現在の建物は1983年(昭和58)に 復元されたものです。 両側に延びているのはお伝い橋で、 総ヒノキ造りの橋です。 現在の橋は1997年(平成9)に 掛け替えられています。 画面にポインターを置くと 現在のお伝い橋をご覧いただけます。 |
|
馬場跡の前の丘から小の字島 (木の向こう)を眺めています。 島の両側にお伝い橋が掛かり、 画面の右に中島の茶屋があります。 近代建築と古式の庭がなんとなく マッチして違和感がありません。 正面の池は潮入りの池で庭園の 中心です。 |
|
左に中島橋、右に中島の茶屋を 眺めています。 ビル群のない眺めは 庭が浮き立つようです。 |
|
横堀です。 正面右手から海水を引きいれ 潮入りの池へと流し込んでいきます。 左手奥には康申堂鴨場が 有ります。 画面にポインターを置くと 中の橋をご覧いただけます。 ここの橋の左が潮入りの池になります。 |
|
東京湾沿いにある小山でここからの 湾内の眺望が一番です。 画面にポインターを置くと この手前にある海水を取り込む 水門をご覧頂けます。 |
|
左の小山が樋の口山、 その手前に水門が見えます。 画面にポインターを置くと 石垣の中ほどに見える 将軍が乗り降りする場所を ご覧いただけます。 1949年(昭和24)の台風で 崩れています。 |
|
築地川です。 一番奥に大手門が有ります。 手前には船着場があり、 水上バスの発着所になっています。 画面にポインターを置くと 反対側から見た築地川を ご覧いただけます。 |
|
元のページへ |