北海道古平の祭
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古平町のお祭りは明和神社と琴平神社のお祭りで、海上操業の安全と
大漁を祈願するお祭りだそうです。7月8日〜10日の3日間にわたり、
海上渡御、神輿・山車の練り歩きが行われました。
(多分7月の第二金、土、日曜日が例祭日になっているのでしょう)
我々は偶々10日の夕刻に古平町に到着しました。浜町から港町を
通り抜ける際には交通規制で迂回させられました。そのお陰で明るいうちに
神輿、山車の巡行も一部見ることが出来ました。
9日は浜町を中心に、10日は港町を中心に練り歩くそうです。
我々の宿が港町に有ったので、祭のど真ん中に入りこんだことになります。
小さな街の割には結構内容のある豪勢なお祭りと言う感じがしました。
なお、夕刻以降の写真はカメラの性能上写りがわくる(フラッシュを使うと
照射距離が短く画像が暗く、、フラッシュなしだと明るくは撮れますが
シャッター時間が長くなり、画像が流れてしまいます)、
見難い画像が多いかと思いますが、ご容赦ください。

浜町から港町へつながる
道路の交叉点で
神輿が揺すり上げて
いました。
この神輿は琴平神社の
神輿です。
赤い法被姿の神輿は
明和神社の神輿です。
前日はこの神輿が先導
したそうです。
親も子供も祭一色です。
この祭りの主役は
天狗(猿田彦)です。
毎年町内から天狗役が
選ばれるそうです。

天狗役を出した家は
毎年家の前にお神酒台を
出して、天狗をはじめ
神輿、山車に振る舞う
のだそうです。

その分、その家の前で
より長くお礼の舞などを
やるようです。
祭の先頭集団が
宿の前まで来ました。
各町内の代表者が
歩くそうです。
天狗を出した家の一つです。
神主かと思ったら
そうではなく、その家の
主人がこの衣装で祭の
集団を迎えるのだ
そうです。
こうした家が街道筋に
何軒かあります。
従い、祭りの行列は
中々先に進みません。
天狗と記念撮影も
出来るようです。
小生のカメラにも
ポーズを取ってくれたのに
結果はこのざま。
なんと〜

下は歩き疲れた天狗の
一休み。
奴たちはお神酒や
金一封を出した家の前で
お礼の舞をひとしきり
舞います。
すっかり暮れた街中を
手引きの山車が行きます。
他の町内の山車は
トラックに積まれて
巡行します。

下の写真も
夫々意匠を凝らした
各町内の山車です。
すべてトラックに乗って
います。
祭の役員さんたち。
左が町長さん、
中が商工会長さん
右が実行委員長さん
この祭りのフィナーレは
火祭りです。
琴平神社の近くにある
公園が舞台になります。
まだ、行列が街中を
練り歩いている時から
大勢の人が公園で
待機していました。
天狗がスタンバイすると
大量の鉋屑に火がつけ
られます。
火の傍に天狗が来ました。
炎の中へ天狗が
進みます。
炎の中を天狗が通り抜けて
来ました。
観衆からは大きな拍手が
湧きます。

三度ほど通り抜けを
行いました。

天狗の後は神輿も
炎の中を通り抜けます。
折り返して再び火の中へ
進んで行きます。
翌朝6時には既に
若者たちが神輿の
納めに来ていました。
御神輿庫には
先代の神輿(右側)も
並べてありました。