ニッカウヰスキー工場
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余市駅に近いニッカウヰスキー工場は
見学路に従って自由見学ができます。

受付で申し込んでガイド付の案内も
可能です。

我々はツアーの為、自由見学でしたので
一部現場には入れない個所が有ります。
左図の上に駐車場が有り、ニッカ会館で
試飲の後、見学路にそって歩きました。

正門から外に出たかったのですが、再入場
可能かどうか不明で、内側から見るだけと
しました。

工場の建屋もなかなかエキゾチックで
公園の中を散策しているような雰囲気です。

昨年からNHKの朝ドラ「まっさん」の評判で
見学者が激増したようです。

1964年夏以来、二度目の訪問ですが、
内部の記憶は全くありませんでした。
駐車場から入場すると、ニッカ会館に出ます。

ここは一階がレストランで、二階が試飲場に
なっています。
ソフトドリンクの試飲もあります。

建物の周囲は工場と言うより公園です。
蒸留器が置かれてるのが工場を思わせる
程度です。
白樺の並木の傍に建物などが設けられています。
自然の環境を考慮したレイアウトになっています。
見える建物はウヰスキー博物館の後ろ側です。
こちらの地区は進入禁止になっています。
入口からの眺めだけです。

第一貯蔵庫の奥にある貯蔵庫で手前から
多分第二、第三、第四貯蔵庫だと思われます。
第一貯蔵庫です。
登録文化財に指定されています。

内部には原酒の樽が並べられています。

画面にポインターを置くと
樽の貯蔵状態をご覧いただけます。
竹鶴政孝私邸です。
国指定の登録有形文化財です。

元は余市町の郊外山田町にあった住居を
2002年(平成14)12月に工場内に移築し
復元したものです。
玄関ホールと庭園を一般公開しています。

画面にポインターを置くと住居部分と庭を
ご覧いただけます。
玄関ホールです。高い天井と洋風の造りに
和風の建具が特徴です。
欄間にはステンドグラスが嵌められています。
家の間取りが模型で展示されていました。

一般公開されているのは右側の玄関部分
のみです。
左の母屋部分は入ることができません。

ホールの奥が上の左の写真、ホールから
玄関方向を見たのが右の写真です。

内装は和洋折衷になっています。
竹鶴政孝翁の胸像が飾られています。
リタハウスです。

この建物は1934年(昭和9)から
1984年(昭和59)まで研究所として
使われてきた建物です。

登録有形文化財に指定されています。
リタハウスから正門の方向へ向かいます。

左手に見える赤い屋根は粉砕・糖化棟です。
右手は混和棟とその奥に蒸留棟です。

赤い屋根が印象的です。
旧事務所です。

大日本果汁株式会社創設時の事務所です。

画面にポインターを置くと
内部の様子もご覧いただけます。
工場の正門です。
国指定の登録有形文化財です。

右手は見学者受付になっています。
ここで申し込むとガイド付の見学が
可能になります。

門を出て右手が余市駅になります。
正門の傍に有るモニュメントです。
乾燥棟です。
国指定の登録有形文化財です。

乾燥棟の内部は大きな釜戸(かまど)のような
構造で、ピート(草炭)で大麦をいぶしながら
乾燥させ、発芽を止めて、大麦麦芽(モルト)が
つくられます。
左手は見学者の待合室になっています。
ガイド付案内は30分ごとに行われて
いるようですが、我々は自由見学で
待合室には入りませんでした。

右手は蒸留棟になります。
この建物も国指定の登録有形文化財です。
蒸留棟の内部です。
単式蒸溜器(ポットスチル)が並んでいます。
余市では、昔ながらの石炭による「石炭直火蒸溜」
が行われています。
世界中でもここだけの方式です。
蒸留器は創業以来の物も1基残されています。
(一番奥から3番目の小さい蒸留器)

NHKの朝ドラでもよく見られた風景です。
工場見学中に唯一、働いている人を見掛け
ました。
石炭直火蒸留は温度管理が難しいそうで、
大変な作業らしいです。

ここ以外ではガイドや試飲場のサービスレディ
くらいしか働いている人を見掛けません。

多分、人の働いている場所はガイド付でないと
入れないようになっているのでしょう。
粉砕・糖化棟です。

大麦麦芽は粉砕された後、マッシュ・タン
(糖化槽)で約60℃の温水を加えて攪拌され、
麦芽に含まれる糖化酵素のはたらきで甘い麦汁
(糖化液)に変化します。

画面にポインターを置くと
左手に見える設備がご覧いただけます。
胸像のある付近の景観です。
ここから奥も進入禁止になっています。
右手正面に見えるのが第三号貯蔵庫です。
ウヰスキー博物館の内部です。

ウヰスキー館ではウヰスキー製造にかかわる
道具や、資料が展示されています。
写真はウヰスキー館のエントランスです。

ニッカ館では竹鶴夫妻の遺品や余市蒸留所の
歴史が展示されています。
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