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鬼越は市川市の一部で、鬼越1丁目、2丁目の 2ブロックのみのごく小さい地区です。 「鬼越(おにごえ)」は鬼が出没するので鬼子居(おにごい)と 呼ばれたのが、鬼越になったそうです。 また、1180年(治承4)源頼朝公が上総から下総国府に 向かう途中、従者の東胤頼が「小夜深く鬼のしこ草踏み越えて 行へ言問う真間の浦人」と詠んだと伝えられています。 この中の「鬼のしこ草踏み越えて」から鬼越となったとも 言われています。 隣が「鬼高」となっていますが、これは鬼越と高石神社の高を 採って名付けられています。高石神社は左図の右手にあります。 鬼高には高石神社の飛び地があった為、この名前になったようです。 鬼越から鬼高にかけて「真間川」が流れています。 鬼高にはニッケコルトンプラザと称するショッピングセンターがあり、 ダイエーやレストラン街があります。 その南側には県立の「現代産業科学館」があり、産業に関わる 色々な実験のできるブースもあります。子供連れで来ると、子供が 帰りたくないと駄々をこねる事も多いそうです。大人も子供も 楽しめる科学館です。 |
京成鬼越駅です。 ホーム奥の方が出入り口です。 普通電車しか止まりません。 |
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「神明社」です。 鬼越神明社は、1616年(元和2)に 伊勢の皇太神宮を勧請して創建され、 大正年間に村内にあった道祖神、天神社、 諏訪社、与力・与直社、浅間神社を 当地に遷座したといわれています。 |
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「神明社」の鳥居と拝殿です。 石柱には「村社神明社」と 彫られています。 鬼越村時代の名残でしょう。 |
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境内のご神木と拝殿です。 拝殿・本殿は明治時代の建物だ そうです。 ご神木はクロマツです。 祭神は天照大神です。 画面にポインターを置くと 本殿の側面をご覧いただけます。 |
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境内の奥には「浅間神社」が祀られ、 富士登山と同等のご利益が 得られるそうです。 石段傍には富士山の火山礫が 置かれています。 画面にポインターを置くと お社をご覧いただけます。 |
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境内社の「与力・与直社」です。 世の中を鎮める神様だそうです。 江戸時代の世直しとも関わりが あるのだそうです。 |
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神明社から南に向かうと 「鬼越山・神明寺」があります。 神明寺は、大銀杏と小栗判官伝説に まつわる、歴史ある寺院です。 判官伝説とは、鎌倉時代政争に敗れた 小栗判官が追手を逃れ、愛馬「鬼鹿毛」 に跨り、相模の国から下総の国葛飾へ 来たところ、底なし沼にはまり込みますが、 持っていた不動明王に祈りを奉げ、 窮地を脱することが出来ました。 そこで、近くの寺に立ち寄り、 この不動明王に毎日お経をあげる様に 寺に託し、常陸の国へ戻りました。 この時に、お経をあげたのが神明寺で 愛馬を繋いだ銀杏が神明寺の大銀杏 だったというものです。 |
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小栗判官が肌身離さず持っていた 不動明王を常陸の国へ戻る折に、 寺に預けたと伝わる神明寺の 「小栗判官厄除け出世不動明王像」が 安置されている本堂(奥)と その前の弘法大師像です。 神明寺は真言宗豊山派の寺院です。 |
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樹齢700年の小栗判官が馬をつないだ という銀杏の大木です。 幹からは大きな気根が出ています(左)。 大木の上部は鬱蒼としています(右)。 |
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国道14号線沿いに建つ古びた 床屋さんです。 木造建築の家屋が表通りにも 残っているのが鬼越の街です。 |
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同じく国道14号線沿いにある 「市川鬼越郵便局」です。 小さい町の小さい郵便局です。 |
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鬼越(右側)の街と鬼高(左側)の街を 分ける「真間川」です。 画面にポインターを置くと、 反対側の川の様子もご覧頂けます。 |
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真間川を渡り、JRの高架線をくぐると 「にっけコルトンプラザ」に出ます。 ショッピングセンターとレストラン街の ある建物です。 |
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ショッピングアーケードの南側には 「千葉県立・現代産業科学館」が あります。 65歳以上は入場無料です。 表の案内板には「産業・科学の ふしぎ探検に出発」と記されています。 現代産業の歴史、先端技術への招待、 創造の広場の三部で構成されており、 参加体験型の展示によって科学を学ぶ、 博物館です。 画面にポインターを置くと 科学館の入口をご覧いただけます。 |
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科学館の入口受付付近です。 正面奥には発電タービンの実物が 展示されています。 特別な企画展示会も行われています。 |
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2階にある「現代産業の歴史」展示室の 前にある、オブジェです。 右は電力(稲妻)、中央は石油工業(タンク) 左は製鉄(高炉)をイメージしています。 画面にポインターを置くと 夫々の千葉県内にある工場の写真を ご覧いただけます。 右は川鉄千葉(現JFE)と新日鉄君津 (現新日鉄住金)の工場、 中上は千葉火力発電所と袖ヶ浦火力 発電所、 左は京葉臨海石油コンビナートです。 時の蔵相一万田尚登が「ぺんぺん草を 生やして見せる」と言った、川崎製鉄 千葉製鉄所をはじめとする京葉臨海 工業地区の発展過程を展示しています。 |
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電力、石油、製鉄の発展過程の 展示室です。 手前に電力(電動機)その奥に 石油(ガソリン発動機)、 一番奥に製鉄(転炉)に関係する 展示品が並んでいます。 |
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ジーメンスが制作した世界最初の 電気機関車の模型です。 ミュンヘンに現存する実物を基に 制作されたものです。 後ろは客が座る客車です。 |
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石油工業の発展により、 内燃機関の技術が生まれ、 T型フォードが生まれています。 これは実物の展示です。 残念ながらここでカメラの電池切れで、 館内撮影はこれ以降出来ませんでした。 1階には各種実験場があり、 雷発生の実験室もあって、轟音の 稲光を見ることもできます。 おとなでも、結構飽きることなく、展示を 見たり、実験を楽しむことが出来る 博物館です。 |
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