京都大原・実光院
 元のページへ戻る
実光院は、寂源上人が声明を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。
その庭園は心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。
そこには約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾ります。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜
(ふだんざくら)は希少な桜で、秋には桜と紅葉を一緒に見られるそうです。鈴鹿市の不断桜は国の天然記念物に指定されています。
実光院は、元は向かいの大原陵にありましたが、現在地に有った僧坊の普賢院、理覚院が明治以降、無住となり、この二院と統合し、
現在地に移ったのだそうです。したがって、現在の庭園は普賢院の契心園、理覚院の庭をそのまま残しています。
「実光院」の表門です。
三千院同様、しっかりした石垣で
囲まれています。
「客殿」です。

1920年(大正10)に建てられています。

緋毛氈の所でお茶を頂きます。
客殿に入った所(左手)には
歴代の住職が集めたと言う、声明の
楽器が展示されています。

中央の間には三十六詩仙の絵が
掛っています。江戸時代中期に
狩野派の絵師により描かれたものだ
そうです。

奥の間は仏間でご本尊の地蔵菩薩座像
と脇持に不動明王像と毘沙門天像が
安置されています。

画面にポインターを置くと
ご本尊と脇持の像をご覧いただけます。
仏間の欄間に貼られている三十六詩仙
の内の半分十八詩仙です。

正面の庭は江戸時代後期作庭の
普賢院から引き継いだ池泉観賞式の
「契心園」です。
客殿から眺める「契心園」です。
客殿西向きに眺める庭園です。
南西方向の庭園の様子です。
客殿の西側に広がる回遊式庭園の
入り口部分です。
現在は客殿から直接庭園に
入りますので、この門は使われて
いません。
旧理覚院の庭園です。
回遊式になっています。
回遊式庭園の一部です。
宝篋印塔が置かれています。
庭園の池には菖蒲が咲いています。

季節夫々の花が咲くそうです。
茶室の「理覚庵」です。

1975年(昭和50)に建てられました。

資材は全て実光院寺領地の山林から
切り出したものだそうです。
水場の奥には銅製の仏像が
置かれています。
 元のページへ戻る