青岸渡寺 
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那智山青岸渡寺は、一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、988年(永延2)に御幸され、
西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされています。本尊の如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、
インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われています。
如意輪観世音を祀る本堂は、1590年(天正18)に豊臣秀吉が再建したものです。
青岸渡寺境内にある案内図です。

時間の関係で那智大社から本堂へ
出て、その前の広場から那智の滝を
眺めるのが精一杯です。

三重塔までは絶対行かないでくれとの
ガイドさんの要請です。
熊野那智三山を巡るには十分な時間を
準備すべきでしょう。
那智大社から抜けると
青岸渡寺の本堂へ出ます。

西国三十三ヶ所の第一番めの
札所です。

もともとは青岸渡寺と那智大社は
一つのものでしたが、明治の神仏分離令
により、那智大社とは切り離され、
廃仏毀釈に遭うべきところを、残って
独立したものです。
本堂正面です。

 
本堂の祭壇です。

奥に観音像が祀られています。
本堂内の飾り物で、左は「巡礼蟻の
熊野詣の図」です。

右は仏像が幾つも並んでいます。
右端には観音像が納められています。
青岸渡寺の如法堂(中央奥)へ向かう
途中にある「鐘楼」(樹木の向こう)です。
鐘楼の手前の建物は水子堂です。
後ろの建物は寺務所です。

鐘楼の階段横には宝篋印塔が
あります。国の重要文化財です。
 「西国第一番御詠歌」の碑です。

「補陀洛や 岸うつ浪は 三熊野の
     那智の御山に ひびく滝つせ」

那智山主 亮享の銘があります。
御詠歌の碑から眺める那智の滝と
三重塔です。

手前は青岸渡寺の「尊勝院」です。
宿坊になっています。

一番手前が「不開門」です。
階段の傍にある手水場です。

手水鉢は八角形の石組で囲まれた
蓮の花型の水鉢です。
ここの水は神水、浄水と称し、
那智の滝の水だそうです。

ペットボトルに頂いて帰りました。
手水所の横の階段を降りると
山門に出ます。

山門の左横の建物は信徒会館です。
この山門はもともとは大門坂の
登り切った所に立っていたもので、
この門をもって大門坂と称したのだ
そうです。
左右には仁王像が立っています。

画面にポインターを置くと山門の
反対側がご覧頂けます。

反対側には狛犬が鎮座しています。
神仏習合の象徴でしょう。
山門の仁王像です。
青岸渡寺・那智大社への参道にある
観世音菩薩堂と菩薩像です。

世界平和・人類和合を祈願する
観世音菩薩です。

画面にポインターを置くと
観世音菩薩像をご覧頂けます。
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