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三石山観音寺は、君津市の三石山山頂にある真言宗智山派の寺院で、山号は三石山。 室町時代の1420年(応永16)に覚恵上人がこの山の霊気にいたく感動し、ご開山されたと伝えられており、 山頂に大きな三つの石があることから三石山と呼ばれるようになったと伝えられています。通称「三石観音」です。 観音堂の裏から岩の隙間を抜けた上にある奥の院には、縁結び祈願のために訪れた参拝者のハンカチが多数奉納されています。 |
三石山観音寺の入口です。 ここから参道が続きます。 ここで出会った参拝戻りの年配の ご夫婦は、おはようございますの挨拶後、 「疲れました」と一言付け加えられました。 結構登りになるのでしょう。 参拝中に出会った参拝客はこのご夫婦 だけでした。 |
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参道の途中にこのような寄進像が 立っています。 |
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鐘楼です。 「電気式なので撞かないでください」 との案内板がありました。 確かに、撞木の後ろ寄りにアンテナ風の 物が取り付けてありました。 |
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これも寄進された地蔵さんの一つです。 なかなか良い表情です。 |
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こちらは筆塚と母子観音像です。 他にも地蔵さんなどの石像があり、 それそれ寄進されたものでしょう。 |
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参道入り口に有る山門でしょう。 最初に有った門に比べるとすこし 質素な門です。 |
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参道は岩山を削り取って作られて いるようです。 元々はこの岩山を周って通った道が 残っています。 |
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最初に有るのは「護摩堂」です。 | |
護摩堂の手前左手には この様な記念碑?があります。 高橋尚子のチームの寄進した碑でしょう。 尚子の他、小出義男、深山文夫などの 名前も彫られています。 2000年シドニーオリンピックの時の 金メダル受賞記念でしょう。 上のドーム部分には尚子の履いた シューズ(ナイキ製)の石像も 付いています。 画面にポインターを置くと シューズをご覧いただけます。 |
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護摩堂から本堂へ向かう途中の 風景です。 岩の山が続きます。 |
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本堂の上に被さるように出ている 巨岩です。 左手が本堂です。 本堂の前のスペースが狭いため 本堂正面の姿は全部を写真には 収められません。 画面にポインターを置くと 本堂正面をご覧いただけます。 本堂は正面・側面とも3間で周りに 高欄をめぐらせて、屋根は入り母屋作りの 銅板葺です。 創建は1611年(慶長16)といわれて いますが、1937年(昭和12)に改修 されています。 |
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本堂左手のお地蔵さまの後ろに 奥の院への道があります。 |
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この様に細い道を通り抜けます。 画面にポインターを置くと 奥の院へ抜ける岩山の道を ご覧いただけます。 人一人がやっと通れる狭さです。 |
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参道を登りきると三石山頂上(282m) にある「奥の院」があります。 縁結びの神と云う事で、願いを込めた ハンカチが数多く結ばれています。 |
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奥の院の祠です。 画面にポインターを置くと 祠の中のご本尊をご覧いただけます。 |
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奥の院からの眺望です。 | |
本堂と護摩堂の間に有る 「えんむすび堂」と「権中僧正雄幢和尚 の像」です。 雄幢和尚が観音寺中興の祖として 寺門に心血を注いだことを顕彰して、 遺族が建立した銅像です。 |
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寺領内の鳥獣を供養するための塔です。 観音寺の入口の山に作られています。 |
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観音寺から東方向へ進むと 「三石山展望広場」があります。 道路から150段近い階段を上った 所に有る広場です。 季節によっては富士山も望めるようですが、 この日の眺望は下図の如くです。 |
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三石山展望広場から眺める 南房総の山並です。 |
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