野島崎公園
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房総半島最南端の一角に突出(約 500mにわたって太平洋に)している公園です。昔から房総の壮観と崇美を集め、
文人墨客が好んで来遊し、多くの詩歌や伝説が残されてきた名勝の地ですが、昔は海に浮かぶ一つの島でした。
1703年(元禄16)の大地震で陸続きとなり、現在の野島崎公園が形成されたと伝えられています。
駐車場から公園に入ると
先ずは、この三峰神社があります。

奥の岩場の中に小さな祠があります。
三峰神社から海沿いの散策路を
歩いてゆきます。
太平洋の広大な眺めを楽しめます。

浜は岩場が続きます。
途中でこのようなオブジェも
置かれています。

正面奥は「野島崎灯台」です。
房総半島最南端にある野島埼灯台は
1870年1月19日に点灯されました。
灯台の地上からの高さは29m、
水面からは38mあります。

右手の岩場の柵のある洞穴は
「伝説の岩屋」と称し、
源頼朝が隠れた岩穴と言われています。
洞内には蛸の彫り物があります。
波の荒さを感じさせる岩場です。
常に、白波が岩にはじけています。
「ラバーズ(Lover’s)ベンチ」と称する
恋人たちの為の展望椅子です。

「朝日と夕日が見える岬」です。

女性が一人で座っていました。

ベンチまで上がるには結構岩場を
這い上らねばなりません。
2人で助け合うには良い場所でしょう。
この女性は自転車で一人で来ていました。
ここへ座る人を探しているのでしょう。
「天皇・皇后両陛下御野立所跡」の碑
ですが、何時の天皇かは未確認です。
陸側からの入口です。

右手の青い通りは海岸へ
左手の階段は厳島神社への
それそれ入口となっています。
厳島神社の参道です。
右手の赤い鳥居は「稲荷神社」です。

正面が厳島神社本殿です。

後方に野島崎灯台が見えています。
灯台に登ると厳島神社の全景が
見られますが、今回は灯台には
登りませんでした。

この鳥居の右側に男女の性器を
模った飾り物があります。
画面にポインターを置くとご覧頂けます。
「稲荷神社」です。
鳥居の手前右に「矢鏃の石」が
あります。

この石は矢鏃(やじり)の石といわれる
丸石で、今は、石の風化のためよく
確認できませんが、「野・島・崎」と
三文字彫ってあります。伝承では、
頼朝が家来たちと社を訪れたとき、
矢鏃(やじり)にてその記念に彫った
とのことです。
厳島神社の拝殿・本殿です。
嚴島神社は、通称「野島辨財天」と
呼ばれており、地域の人々に親しまれ
ています。祭神は、市杵島姫命を
祀っています。

拝殿前には古い狛犬と新しい狛犬の
2対が並んでいます。

古い狛犬の表情は何とも言えぬ
顔つきをしています。

画面にポインターを置くと
古い狛犬の1基をご覧いただけます。
公園内には櫓が立てられていて、
夏祭りの準備が進められています。
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