亀戸天神の藤の花
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亀戸天神の花は2月の梅、4月〜5月の藤、10月〜11月の菊に代表されています。
菅原道真公は、特に梅の花を好まれ、多くの和歌を詠まれており、毎年2月〜3月上旬に梅まつりが行われます。
そのため境内に300本を越す梅が植えられています。

藤は東京の花の名所として名高く、江戸時代から「亀戸の五尺藤」「亀戸の藤浪」として広く親しまれています。
藤まつりは毎年4月下旬から5月初めにかけて行われ、多くの人を集めています。15棚100株の藤の盛りの華麗な美しさが、
朱の太鼓橋と心字池の水面とのコントラストによって一段と際立ち、その見事さを誇っています。

菊は菅公が梅と共に好まれた花として、毎年10月〜11月に菊まつりが行われています。神殿の前を取り囲むように
菊が展示されます。

ここでは2017年5月4日の藤まつりの模様を掲載しました。藤まつりの期間はゴールデンウィークとも重なり相当な人出と
なっています。
亀戸天満宮正門の鳥居です。

参道は五月連休でこのありさま。
歩くのも一苦労です。
鳥居の傍にある石碑には「亀戸天神」と
表記されています。
鳥居の掲額は「亀戸天満宮」と
書かれています。

石碑には新東京八名勝と記されています。

つつじが満開です。
この日の太鼓橋(男橋)は人の波で
前に進むのも大変な状況で、立ち止まって
写真の撮影などは論外の状態です。

藤の花はほぼ満開を過ぎ、少し水気が
少なくなっている様子です。
太鼓橋右手の棚の藤も散り始めており、
下の池は紫の花筏が形成されています。

画面にポインターを置くと
同じ場面の少し上からの眺めを
ご覧いただけます。
太鼓橋左手の藤棚の藤の花です。

花房が少し長目ですが、長いと言う感じでは
ありません。

太鼓橋から眺める本殿とスカイツリーです。

参道は人で埋まっています。
藤の花と人の群れが好一対です。
太鼓橋を降りた所の藤棚です。

中池を中心に周りが藤棚で囲われています。
この藤棚とこの少し先の藤棚の花房が
境内では最長の物のようです。
この藤棚の花房は立派な長さです。

画面にポインターを置くと別角度からの
同じ棚の藤をご覧いただけます。
二つの太鼓橋(男橋・女橋)の間に建つ
「弁天社」です。

心字池の傍に立っています。
この心字池を上野不忍の池に見立てて、
池の傍のお社を弁天堂とか弁財天堂と
呼ばれたため「弁天社」になったとの事です。
弁天社の傍の池には亀が日向ぼっこを
しています。

心字池には幾多の亀が甲羅干しを
しています。まさに亀戸天神です。
本殿です。
普段の日はそれ程参拝者も居ないのですが、
さすがこの期間は人で溢れています。

長蛇の列も、お賽銭箱を白い布で広げ、
拝殿の幅いっぱいにお参りできるように
されている為、思ったより早く神前まで
進めました。その代り、鈴を鳴らせる人は
限られています。
本殿を降りると、スカイツリーが正面に
高々と聳え立っています。

此の辺りはさすがに人もまばらになります。
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