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加計呂麻島の諸鈍(しょどん)にあるデイゴ並木は樹齢300年と言われるデイゴの木々が海岸沿いに立ち並んでいます。 デイゴの花は5月中旬から6月にかけて真っ赤な花を咲かせます。ただ、デイゴは沢山咲けば咲くほど、 その年は台風の発生が多いという言い伝えもあります。 デイゴは沖縄が生息の北限とされていますが、ここのデイゴはインドから持ち込まれたものだそうです。 ただ、琉球との貿易の際の港の目印にするため、琉球から移植されたとの説もあります。 いずれにせよ、デイゴはインドやマレー半島が原産とされています。 |
海岸沿いにずらっと並んだデイゴの並木です。 2月下旬と言う事で殆ど葉が落ちています。 樹齢は300年以上と言われ、幹には 大きな穴の開いているものもあります。 |
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海浜とデイゴの並木はちょっと見られない 風景です。 |
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デイゴの花が一か所だけ咲き始めて いました。4月頃には全ての木々に 花が付くそうです。 鮮やかな花が多ければ多いほど、 その年の台風来襲が多いとの事です。 |
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諸鈍にある旧林家の石垣です。 林家は島役人の家柄で、現在屋敷跡だけが 残っています。 奄美では稲作からサトウキビ専用耕作へ 変換したことで、小作の生活が成り立たず、 豪農に隷属する奴隷制が出来たようです。 これらの使用人は「ヤンチユ」と呼ばれ、 林家では100人以上のこうした奴隷を 使っていたそうです。 石垣は琉球築城法を採用して作られ、 今もなお、しっかりした石垣が残されています。 右端の石垣の途切れているところが 元の玄関口です。 画面にポインターを置くと屋敷の右側の 石垣をご覧いただけます。 |
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デイゴ並木の中には 樹齢の古い木が枝の途中で折れ、 あたかも龍の頭部のような形に なっている木もあります。 |
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村の家にはバナナが植えられていて、 バナナの花に目白(?)が来ていました。 |
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諸鈍の家は台風の関係で屋根は 殆どがトタン屋根になっています。 風で吹き飛ばされても、飛んだ部分のみ 修繕すればよいことから、使われて います。 屋根の高さも低めに作られています。 裏山ではまだ緋寒桜が咲いていました。 |
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諸鈍の長〜く続く砂浜です。 この浜では「男はつらいよ」最終回の ロケが行われています。 |
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