犬の門蓋
いんのじょうふた
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犬の門蓋(いんのじょうふた)は
左の案内板の通り、
東シナ海の季節風と荒波によって
形成された断崖や奇岩の風景を
楽します。

名前の由来は看板に記載されています。
メガネ岩への遊歩道の途中からの
南方向の眺めです。

断崖の続く海岸線は波に洗われた
岩から形成されています。
きのこ岩が並んでいます。

満潮時には左手の砂浜になるのでしょう。
切り立った断崖は日本海の風景とも
少し異なった眺めです。
あたかも岩の上に岩板を置いたような
景観ですが、自然の造形です。

中央の隙間の部分がメガネ岩の一部
になっています。
上から見るのと、下から見るのとでは
形が全く異なります。

この地に新婚旅行で来た若いカップルの
奥さんが帽子を飛ばして、追いかけて行った
奥さんが断崖から転落し、助けようとした
ご主人も滑落して二人とも亡くなったそうです。
奥さんのお父さんが二人の供養として
慰霊のためにこの観音像を建立された
とのことです。

筆者も徳之島で帽子を飛ばし、崖に
引っかかっていましたが、取るのを
諦めました。落ちなくて良かった。
ここの名所、メガネ岩です。
先ほどの上から見た写真では
この状態が予想できません。
岩の大きさは右端の人と
比べてみてください。
隆起サンゴ礁が長年の浸食により
形成された景観です。

メガネ岩を外側から眺めています。
下の岩と上の岩の層がどのように
形成されたのか不思議です。
岩に波が押し寄せてきます。

岩の中央部が削られて、水たまりに
なり、その水が波が来るたびに
滝のように流れ落ちます。

見ていても飽きのこない風景です。
波と滝のコラボレーションです。
展望台から見る「犬の門蓋」の全景です。
遊歩道が赤い色をしています。

展望台から東シナ海を眺望しています。
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