井持浦教会
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大村藩からの移住キリシタンが潜伏してきた時に、五島藩が塩造りの竈場で働せたという地区です。
当初は木造の教会が1897年にレンガ造教会として誕生しました。が1987年の台風で倒壊し、翌年にコンクリート造の
現教会が建てられました。
五島列島司牧の責任者ペルー神父は、1891年、バチカンにルルドの洞窟が再現されたと聞き、五島の信徒に
呼びかけて各地の石を集め、1899年日本で最初のルルドを作りました。
他の教会同様、聖堂内部の写真撮影は禁止されていました。
天主堂への道です。
天主堂の全景です。

ルルドは左側にあります。

天主堂内部の写真撮影は
禁止されています。

この日は日曜日でミサが行われ
地元の信者さんが多数参加
されていました。
天主堂の側面です。
当初の煉瓦造りをイメージした
鉄筋コンクリート製の天主堂です。
ルルドです。

1895年(明治28)に当時の司教
アルベルト・ペルー神父の提唱で
日本で初めてのルルドが2年後に
完成しています。

ルルドとはピレネー山麓にある
フランスの街の名前で、1858年に
薪拾いに出かけた少女ベルナデッド
が、近くの洞窟で聖母マリアに出会い、
聖泉を示されたという故事に由来する
カトリックの聖地で、その聖泉を飲んだり
浴びたりした者の病が癒されるという
奇跡が現れると言われています。

井持浦のルルドは五島各地から
選ばれた岩石で築造され、聖地ルルド
の聖水が傍らの井戸に混入され、
以降、この地は第二のルルドとされて
います。
ルルドの全景です。

右手には聖水の出る蛇口が
設けられており、信者はここで
聖水を頂いて帰ります。

信者以外でも誰でも聖水を
飲用したり、持ち帰ったりできます。
日曜日でミサに参加した地元の
信者さんが、ミサのあとルルド前で
聖歌を唄い祈りをささげていました。
ミサの後、信者さんとシスターが
懇談していました。
教会附設の「水の聖母堂」で
キリスト教関連の品物や
お土産的なものを販売していました。
教会の前にある玉之浦カントリー
パークです。

レジャーランドと言うか、
自然運動園と言うか、
日曜日でもこの日は殆どお客が
いないようです。
韓国人や中国人の観光客が
多いのでしょうか、ここでも案内板
には英語、韓国語、中国語が併記
されています。

ガイドさんの話では韓国の直行便が
ないために、対馬ほどではないとの
事でした。
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