道の駅 遣唐使のふるさと館
 元のページへ戻る
五島市三井楽町にある「道の駅・遣唐使ふるさと館」は長崎県では初の離島の道の駅です。
1999年(平成11)に「万葉の里」町作りの総仕上げとしてふるさと館が建設され、
2008年(平成18)に道の駅として認定され、長崎県では初の、九州では奄美大島に次いで2番目の
離島の道の駅となりました。
館内には三井楽に縁の深い遣唐使ー遣唐使の日本の最後の寄港地が三井楽でしたーの資料や、
万葉集に詠まれた三井楽の紹介などの展示がされています。
この日の昼食はここのレストランのバイキングでした。
「遣唐使ふるさと館」の前にある
太陽発電装置と風力発電設備です。

五島市ではエコ発電を奨励しており、
ふるさと館の前にも電気自動車の
充電スタンドがあります。

電気自動車を利用する人は
ここで無料で充電が可能だそうです。
ふるさと館内に展示されている
遣唐使船の模型です。

遣唐使の派遣後半期には
三井楽の港が最終寄港地と
なったそうです。
三井楽の港で遣唐使船が
出航する朝の様子を描いた
屏風です。


正・副史を激励する村の長老や、
別れを惜しむ恋人同士、見送る童子、
そして荷積みの状況が描かれて
いるとの説明があります。
2001年の鈴木靖将画伯作品です。
三井楽は過っては亡くなった人と
再会できる場所とされていたそうです。
そうした和歌が残されていて、
展示されています。

写真は散木奇歌集の源俊頼の
歌の説明文です。


道の駅らしい売店もあります。
ふるさと物産館と名付けられて
います。
店内に飾られている「ばらもん凧」
です。
五島の方言でバラモンとは、
「ばらか」に由来し、「荒々しく
向こう見ず」、「活発で元気がいい」
と言う意味に用いられている
ようです。

壱岐の鬼凧同様に、鬼が兜に
噛みついている図案です。

ただ、五島での説明は
鬼が真正面から兜をくわえこんだ
姿で敵に後姿を見せぬ勇者の
姿を表現している。との事で、
壱岐の鬼伝説とは少し異なります。

五島の凧にはクルスが描かれ
隠れキリシタンの島を表わして
いるそうです。
昼食は道の駅で土地の食材で
作られているバイキング料理と
なりました。

材料が土地の物で、料理法は
一般的な料理でした。
三井楽の婦人会のお母さんたちの
手になる料理だそうです。

ミックス野菜ジュースが美味でした。
ビールは生小にしておきました。
色々な形の巻き物が並んでました。
他に、旬の野菜のてんぷら、ピザや
焼そば、お好み焼きがありました。

右は五島名物の「五島うどん」です。
元のページへ戻る