大瀬埼
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大瀬埼は「九州本土で最後に夕陽が沈むところ」として、九州本土最西端に位置し、東シナ海の荒海に面しています。
灯台や展望台があり、展望台も東シナ海に面する大瀬埼の断崖を眺望するところと、玉之浦湾のリアス式海岸を眺める
二か所あります。
大瀬埼の断崖に立つ
「大瀬埼灯台」です。

大瀬埼の断崖は砂岩と泥岩の層で
出来た地層が波の浸蝕で出来た
ものです。

灯台の高さは水面より80m、傾いた
地形を平坦にして建てられています。
平坦にするのに3年かかったそうです。

最初の灯台は1879年(明治12)12月
に竣工、1971年(昭和46)に建直し
されています。

光度は200万カンデラで50km先まで
光が届く日本最大級の灯台です。

灯台まで行くことが出来ますが、崖を
行きは20分、帰りは40分歩くことに
なるとの事で、とてもじゃないけど
行けませんでした。
崖を平坦に削っているのが良く
判ります。

灯台の足元の丸く積まれている石は、
明治時代に建てられた灯台の痕跡です。

昭和に建てられた灯台は一回り
細身になっています。
東シナ海に面した大瀬埼の
断崖です。リアス式海岸で
数多くの岬が入り組んでいます。

下図は展望台からのパノラマで見た
眺望です。
左に見える水面も海です。

沖合に男女群島が薄らと見えました。
写真には写りませんでした。

男女群島の女島灯台は日本で最後の
有人灯台でしたが、2006年自動化
され、現在は無人で日本の灯台全て
無人となっています。
映画「喜びも悲しみも幾年月」の
ロケ場所にもなっています。

別の展望台から眺める
玉之浦湾の眺望です。

玉は真珠のことで、ここでは
真珠の養殖もおこなわれている
そうです。
バスの車窓から眺められる
断崖の風景です。

変化に富んで見飽きることが
ありません。
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