五能線の沿線風景
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 JR五能線は青森県五所川原市から秋田県能代市を
結ぶ鉄道です。
それぞれの市の一字を取って五能線となっています。
この区間を走る特急リゾートしらかみは3編成あります。
車体の色が(愛称:青池)、緑(ブナ)、黄(くまげら)に
塗り分けられています。座席は一列4席で一部車両は
ボックス席になっています。
いずれも青森駅〜秋田駅を結んでいます。
季節によって運行頻度が変わるようです。

五能線は能代から鯵ヶ沢までは殆ど海岸線に沿って走ります。

今回は8月6日の大雨の被害を受けたため、岩館〜深浦間が
不通となり、3編成の内1編成が青森〜深浦間を走り、2編成が
秋田〜岩館間を走るという変則運行でした。
深浦〜岩館間はバスでの振り替え輸送でした。8月30日には
補修が終わり、全線開通した由です。

運行時間の関係で、我々は鯵ヶ沢駅から深浦駅まで乗車しました。
バスで国道101号を深浦〜鯵ヶ沢まで走り、列車で鯵ヶ沢〜深浦を
走り、再びバスで深浦〜鯵ヶ沢を通りました。
従い、3回同じ所を通りましたが、車窓からの眺めは素晴らしくても、
写真の撮影には難しい条件でした。
今回は最初にバスで通った時の写真がほとんどとなりました。
列車からは良い写真は撮れませんでした。
青森〜深浦を走る「リゾートしらかみ」
です。
座席もゆったりしていて乗り心地の良い
特急列車でした。
この列車は青池と呼ばれますが、
8月6日の線路崩壊の折ににたまたま
青森寄りにいたため、その後の
青森〜深浦折り返し運転用に供されて
いました。

車両はHB−E300で2010年に
運行開始されました。
3特急の内最も新しい車両です。
列車の走行は鯵ヶ沢〜深浦ですが、
写真の順序はバスからの撮影が
主なので、深浦からとなっています。

深浦を出てすぐに見える大岩です。
徒歩で島に渡れ、島の上は展望台に
なっています。

展望台には大岩の左手の洞穴から
階段で上がれるようになっている
そうです。
暫くすると岩の上にお宮さんのある
景色に出会いました。
お宮さんの名前は判りません。
手前には鳥居も立っていました。
深浦〜広戸間の辺りでしょうか。
日本海らしい海岸線が見られます。
広戸を過ぎると追良瀬川を
渡ります。
この写真は列車から撮ったものです。
左手には深浦港が見えています。
岩磯ばかりではなく、このような
砂浜もあります。
海水浴場でしょう。

千畳敷の手前の海岸にある
ライオン岩です。
ライオンが口をあけているように
見えます。

ライオン岩のそばにある鷲岩です。
今にも鷲が飛び立とうとしている様に
見えます。

千畳敷です。
1972年(寛政4)の地震で隆起した
岩の棚です。
昔は藩主の避暑地で一般人は
入れなかったそうです。
千畳敷には太宰治の碑(右端)
が立っています。
左手は大仏岩です。
この写真は列車からの撮影です。
千畳敷を鯵ヶ沢方向に進むと
西洋甲冑のカブトに似た兜岩が
あります。
鯵ヶ沢から五所川原へ向かう途中で
「岩木山」が見えましたが、
頂上付近はガスではっきり見ることは
出来ませんでした。
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