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恐山菩提寺は青森県下北半島にある霊場で、比叡山、高野山とあわせ日本三大霊場の一つです。 |
恐山菩提寺へ近づくにつれ、 溶岩を流したような地形が 現れてきます。 |
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恐山菩提寺です。 正面は総門です。 奥に見えるのは地蔵山です。 |
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総門の左手には六大地蔵が 並んでいます。 衆生の苦しみを救うという六種の 地蔵菩薩です。 地獄道を救う檀陀(だんだ), 餓鬼道を救う宝珠,畜生道を救う 宝 印,修羅道を救う持地, 人道を救う除蓋障,天道を救う日光の 六地蔵です。 夫々手にしているものが異なります。 |
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総門から見る山門です。 ここからは地場の専門のガイドが 案内してくれました。 色々と説明してもらいましたが、 余りメモが出来ず、詳細な内容は 記録できませんでした。 面白いガイドさんでしたが… |
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山門です。 | |
山門の手前左側にある 本堂です。 |
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山門から眺める地蔵堂です。 ご本尊の地蔵菩薩が祀られて います。 ご本尊は慈覚大師の手になる 延命地蔵菩薩です。 右手に伸びる建物は宿坊です。 後ろの山は地蔵山(331m)です。 |
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山の上には延命地蔵尊が立って います。荒涼とした火山岩の山が 広がっています。 周辺はいろいろな地獄が並んで います。 |
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大師堂です。 積まれた石は幼くして亡くなった 子供たちが積む石を、少しでも 高くなるようにと参拝者が 積んでゆきます。 風車は幼い子供たちへのお供え です。 ガイドさんの話では、最近石を積む 人が少なくなり、石積の山が どんどん少なくなっているそうです。 |
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賽の河原で積まれた石です。 死んだ子供が行く所といわれる 冥途の三途の川の河原で、子供は 父母の供養のために小石を積み上げて 塔を作ろうとするのですが、絶えず 鬼にくずされます。 そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救う と言われています。 「ひとつ積んでは父のため、二つ 積んでは母のため」と唱えながら 石を積んでは鬼に壊されると 言うことです。 そのため、子供のために一個でも 高くなるように来た人が積んで 行きます。 |
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みたま石です。 | |
地獄谷から宇曽利湖を眺めて います。 宇曽利湖の湖畔は極楽になります。 |
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ここも賽の河原です。 昔はもっとたくさんの石積が 有ったそうです。 ガイドが地獄も寂しくなったと 嘆いていました。 |
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地蔵尊です。 | |
宇曽利湖の東側には 釜臥山(878m)が見えます。 手前には屏風山(628m)が あります。 |
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八角堂です。 八角円堂は死者が降りてくる場所と いわれ、堂内には死者がいつ来ても よいように家族を失った遺族の方が 納めた一揃えの服が納められています。 最近は亡くなった人の好物を 納めるお堂となり、色々なものが 持ち込まれるそうです。 時間の関係でそばまでは行けません でした。 |
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湖畔に近い賽の河原では この様に草を結んである個所が 結構ありました。 鬼が足を引っ掛けて進めないように などと言うことではなく、故人との 縁を結ぶためのものだとはガイドの 説明でした。 |
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宇曽利湖を取り囲む山々です。 右から大尽山(828m)、小尽山 (513m)、障子山(863m)、 北国山(844m)などが見られます。 |
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恐山菩提寺の入り口にある 太鼓橋と三途の川です。 人が死ねば必ず渡る橋と川 だそうです。 |
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太鼓橋から宇曽利湖を眺めます。 車窓からで少しボケていますが、 この橋は誰でも渡れます。 |
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橋のたもとにある石像です。 「奪衣婆(左)と懸衣翁」です。 奪衣婆(だつえば)とは地獄の入り口で 死者の衣服を奪い取る鬼女です。 懸衣翁(けんえおう)も同じく死者の 衣服をはぎ取ります。 死者が三途の川を渡る前に この二人にはぎ取られた衣服が 木の枝に掛けられて生前の罪の軽重が 量られると言われています。 |
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手ぶれしましたが、ハマナスベイライン 大湊線を走る列車です。 野辺地〜大湊(むつ市)を結んでいます。 盛岡から青森までの過っての 東北本線は現在第三セクターの 青い森鉄道になっていますが、 この大湊線はJR線です。 めったに走ってないので、列車に 遭遇するのは珍しいとバスガイドが 言ってました。 |
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