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八街市は千葉県北部(下総)に
位置しています。千葉市、佐倉市、
冨里市、山武市、東金市と接し、
人口は約7.7万人。
八街市と言えば落花生。
生産量は日本一です。
落花生のみならず、観光農園が
沢山あり、種まきから収穫まで
色々な作物を作ることができます。
畑の間には結構歴史的な遺物も
多く、思いのほか?楽しめる
街です。
市の北部にある
妙立山新蔵寺は
寛永年間に
土井利勝が榎戸
新田村を開拓
した折に開山
された日蓮宗の
お寺です。
本堂には
土井利勝の位牌
が安置されて
います。
山門は創建当時
のままで、
梁間には彫刻が
残されています。
ポインターを画面
に置くと、彫刻が
ご覧頂けます。
新蔵寺の本堂
です。
本堂の入口の
上にも彫刻が
されています。
新蔵寺より更に
北へ向かうと
大宮神社が
あります。
1661年の創建。
この神社の
獅子舞は市の
無形文化財に
指定されています。
大宮神社の本殿
です。
本殿の周りには
古木が沢山残され
静謐を保って
います。
大宮神社の更に
北、佐倉市との
市境にある
北向き道祖神です。
北を向くのは珍しい
ようで、この道祖神
はへそ曲がりの神様
といわれ、願掛けの
あと満願まで参拝の
姿を人に見られては
いけないと言われて
いるそうです。
願掛けの際、堂内の
石を持ち帰り、願いが
かなえば石を倍に
して返すそうです。
市の中程西よりに
岡田の神社集落が
あります。

木の根が自然の
階段を作る山肌に
八社の神社が祀られ
ています。
神仏分離令の際
この場に集められた
そうです。
一番上に熊野神社が
祀られています。
岡田馬頭観音堂への
参道です。
1264年に日蓮が
この地で死んだ白馬
の祟りを治めるため
観音像を安置し、
白馬の冥福を祈った
と言われています。
馬頭観音堂の内部
には色々な馬の絵馬
が奉納されています。
中でも中央の絵馬は
江戸時代佐倉七牧の
一つ柳沢牧で行われ
ていた野馬捕りの
様子を用草村の絵師
猪野秀司が描いたと
いわれ、有形民俗
文化財に指定されて
います。
ポインターを置くと
絵馬が拡大されます。
市の中部西の端、
佐倉市との市境に
ある法宣寺の山門と
本堂です。
この寺は1457年の
開基で根古屋城主が
息子の病気を治して
くれた日蓮宗の僧へ
のお礼に創建した
ものだそうです。
寺宝の「生御影」は
日蓮の像で、御利益
大との噂で幕末から
明治初期までは
門前が大変賑わった
と言われています。
法宣寺境内の
枝垂れ桜がほぼ
満開になって
いました。
根古屋城址に建てら
れた天神社です。
この一帯は小高い
丘になっており、
西側と北側は崖で
自然の要塞に
なっています。
1452年ころに
千葉氏の家臣
円城寺氏の城として
築城されています。
1590年北条氏の
滅亡とともに城も
無くなったようです。
根古屋城跡から
法宣寺方面を
眺めると
お釈迦様が横に
なっているような
形になります。
地元では「寝釈迦」
と呼ばれています。
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