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 西湖蝙蝠穴   トップページ

山梨県は武田節で代表される武田信玄を軸として
現在まで来ていると言ってもいいのではないでしょうか。
到る所で武田家の名残を見ることができます。
もう一つは富士山を共有していることでしょう。

甲州市はかっての塩山市と勝沼町、大和村が合併して出来た
市です。甲州葡萄のメッカです。多くのブドウ園とワイン工場が
あります。マンズワイン、メルシャンワイン、シャトレ−ゼなどです。
工場は見学もできます。又、武田家の墓所も甲州市にあります。

写真説明で→があるのはポインターを画面に置くと別画面がご覧いただけます。

 甲府市と言えば武田家の菩提寺でもある「恵林寺(えりんじ)」でしょう。
 夢窓国師の手になる妙心寺派の古刹でもあります。
乾徳山恵林寺の標石と右は上の門(黒門)を入った参道です。
国の重文に指定されている四脚門(赤門)です。信長に焼かれたあと
徳川家康によって再建されました。
赤門の先にある三門です。門脚の聯には「安禅不必須山水 
滅却心頭火自涼」と言う快川和尚の遺偈が掛けられています。
1582年信長が快川和尚はじめ多くの僧侶を三門に閉じ込めこれを
焼き放った際、和尚が残したと言われる一句です。
で拡大画面がご覧いただけます。 
本堂西寄りの入口である開かずの門です。
三門を入ると正面に開山堂があります。夢窓国師、快川和尚、末宗和尚
の三像が安置されています。奥にみえる屋根は本堂の大屋根です。
武田信玄公訓言の石碑です。恵林寺住職の書です。すべからく半分の
出来が最上で、十分は驕慢を生み出し次に失敗するから注意せよとの
教えです。
本堂西側にある武田不動尊です。正面上の不動尊は信玄の生前に
彫らせた等身大の不動明王です。で不動明王を拡大できます。
本堂裏手にある武田信玄公の墓所です。
恵林寺には徳川綱吉の側近柳沢吉保夫妻の墓があります。吉保は信玄の
法要を行うほか、寺の修復なども行っています。息子の代に永慶寺より
恵林寺に改葬されたものです。で吉保の像がご覧頂けます。
恵林寺の庭園は京都西芳寺・天竜寺の庭とともに夢窓国師の手になる
もので国指定の名勝となっています。で反対側がご覧になれます。
三門の左にある快川和尚の墓です。三門で焼死した他の僧も埋葬
されています。
戦後に建てられた仏舎利塔です。仏舎利塔としては変わった形です。
恵林寺から眺めた富士山です。 富士を背に 恵林寺の庭 春浅し
でした。
秋の恵林寺は沿道の紅葉がすばらしいです。右が境内になります。
富士河口湖町 富士五湖の中で二番目に大きい河口湖があります。
五湖の中では最も北で且つ最も低い位置にありますが、
湖岸線は五湖の中で最も長いです。
湖畔にはいろんな施設が並んでします。
西湖の傍にある蝙蝠穴は右のボタンからお入り頂けます。 西湖蝙蝠穴

 河口湖から眺める富士山はまさに秀麗と言えます。
湖畔に久保田一竹の美術館があります。久保田一竹は「江戸辻が花」に
魅せられ今風辻が花の制作に生涯を投じた人物です。現在和装は
特殊な場所でしか利用されませんが、着物の美しさは日本人の心に響く
何かを持っていると思います。一着に20万個と言われる絞りを使った
手染友禅の着物は素晴らしいの一言です。作品は撮影禁止のため
ご紹介できないのが残念です。案内書の着物を別に転載しています。 
インドの古い城で使われていた門を利用した入口です。
で裏側が見えます。
美術館への前庭です。 で入口方向がご覧になれます。
美術館新館の入口です。この建物はすべて沖縄の珊瑚で作られて
います。内部は一竹が集めた世界の蜻蛉玉の展示室になっています。
本館の前庭です。
館内の喫茶室に一竹が集めたアフリカの木のベッドや装飾品が
展示されています。
園内に富士の溶岩で作った普賢菩薩像が安置されています。
案内書の写真の転載ですが、すべて絞りを使っています。
染料は化学合成染料を利用しています。江戸辻が花は天然染料です
ので色落ちしませんが、この作品の色ははたして100年後でもその
鮮やかさが残せるかどうか・・・・・ 
湖畔にあるオルゴールの森美術館です。中世のヨーロッパスタイルです。
エントランスホールです。ダンスオルガンが設置されています。
正面、側面にある人形たちが演奏に合わせて動くようになっています。
ベースはパイプオルガンです。結構な音量で演奏されます。
 小型のストリートオルガンも並んでいます。
中世以降の各種のオルゴールが並んでいます。時間によって実際に
演奏を楽しむことができます。
庭内は洋風建物と水を取り合わせた回遊式になっています。
 別風景です。
時を告げるカリヨンは定時になると音楽とともに水が噴出されます。
笛吹市とは又夢のある名前ですが、笛吹川からとったものでしょう。
何といっても石和温泉がこの地区の中心となっています。
果樹園の中から突然湧き出した温泉は今や関東では熱海に次ぐ
第二の温泉街に変貌しています。
石和温泉にある和菓子屋さん桔梗屋にはお菓子の美術館があります。
これは江戸時代から続く桔梗屋が菓子芸術として毎年の菓子博覧会に
出品したものを展示しています。
以下はその作品群です。なお、桔梗屋では工場見学も可能。
特に、敷地内にアウトレットの販売所があり、ここでは通常の半値で
(ただし消費期限に制約があります)お菓子を販売しています。
 美術館の展示室です。ちょっと眼にはお菓子とは思えません。
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